はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

炭鉱の島を訪ねて その3:商店街の中の駅

2006年10月28日 23時55分16秒 | たびろぐ九州。

念願の佐世保バーガーを堪能し、白十字パーラーを後にしたわたしたち。
アーケードへ出て、ふと上を見上げると、こんな看板が目に入ってきました。

「佐世保中央駅」。

アーケードのすぐそばに、なんと駅があるのです。
国鉄松浦線から第三セクターへと転換された「松浦鉄道」の駅。
有田から北松浦半島をグルーッと佐世保までを結んでいる、単線の鉄道です。
この、有田-佐世保間って、JR佐世保線だとそう遠くない距離ですが、
こちらの松浦鉄道(通称「MR」)だとグルーッと回る分、
乗り応えのある路線で知られています。(路線図
佐世保バーガーとケーキでおなかもいっぱいのことだし、
いったいどんな駅なのか、ちょっと探検(笑)してみることにしました。


案内のとおりに細い路地へと進んでいくと、
お洒落な琺瑯看板で飾られた、ちょっとレトロなお店(居酒屋?)の奥に、
白っぽい建物が見えます。


その白っぽい建物が、まさしく「佐世保中央」駅の駅舎。
お世辞にも「中央」らしからぬ、ずいぶんと簡素な駅舎にビックリ!(笑)
いかにも地方の三セクといった感じの、こじんまりとしたかわいらしい駅舎なのです。


ホームへと上がってみました。
上がってみました、ということで、この辺りは高架なんですよ、松浦鉄道って。
国道を走ってると、道路の上を高架橋が横切ってるのが見れるんです。
本数少ないのでね、列車が通過してるところになかなか会えないですけど。
ということで、あのアーチ型に見える場所が、


ここ。

ちょうど「サン・クリニック」の辺りが線路なんですよ~!ビックリ!
列車が通過するとき、あそこにシルエットが映るんでしょうね~。
おそるべし、松浦鉄道(笑)。

あ、ポルトカステラの看板!!

この佐世保中央駅、旧国鉄松浦線の時代にはなく、
松浦鉄道になってから新設された駅なんですね。
そのせいか、お隣の中佐世保駅とはわずか200mしか離れてないので、
日本一駅間の距離が短い区間、としても知られているのです。
そういわれると、確かにちょっと取って付けたような駅だもんなぁ(失礼)。
せっかくなので、ひと駅だけど、ここから佐世保まで戻る?って話も出たけど、
今回はめずらしく、見るだけに止めておきました。
どうせ乗るなら、有田-佐世保間を通しで乗りたいしね(何時間かかるかな?)。
というわけで、次回(いつ?)までおあずけ~(笑)。


佐世保の街の散策を終えて、佐世保駅へと戻ってくると、
松浦鉄道のホームには、かわいらしい緑色のレトロな車両がいました。
1両編成の伊万里行き、その名も「レトロン号」。
けっこうたくさんのお客さんが乗り込んでましたよ~。
最近では、朝のラッシュ時に「通勤快速」を走らせたりと、
いろいろ工夫してがんばっているみたいです。
途中、有形文化財に指定された橋梁もあったりと、かなり魅力的な松浦鉄道。
行ってきたばかりなのに、次回佐世保行きが今から楽しみになりました(笑)。

炭鉱の島を訪ねて その2:佐世保名物

2006年10月27日 22時43分58秒 | たびろぐ九州。

JR佐世保駅から佐世保市営バスに乗り、
佐世保の中心街「四ヶ町(よんかちょう)アーケード」へやってきました。
ここでのお目当てはもちろん、

佐世保バーガー 

他にも、「ビーフシチュー」とか「入港ぜんざい」とかいろいろあれど、
佐世保へ行ったらこれを食べなきゃ始まらない、なんて勝手に決め付けて早ウン年。
といってもですね、実はまったくリサーチして行かなかったんです。
いや、名前くらいは頭に入ってたんだけど、地図とかなんにも持ってなかったの。
これで、佐世保バーガーのハシゴをしようとしてたんだから、無謀極まりないです(笑)。
きっと歩いてれば見つかるだろう、くらいに思ってたんですよ。
現に、バスの中から1軒見かけまして。帰りに寄るぞ、とロックオン。
さて、どこで食べよう?と見回していると、「佐世保バーガー」ののぼりを発見!
(↑ちいちゃく右はじに見えません?)


それがこちらの、「白十字パーラー」さん。
パーラー、ってくらいだから、甘いモノ屋さんなんですね。
ここの2階がレストラン(喫茶店?)になっていまして、
佐世保バーガーとか、長崎名物トルコライスなんかがいただけるようです。
早速2階へ。


とりあえず、メニューを見る必要もなく、こちらの佐世バーガーを注文。
これ、なんで「保」の字だけ赤いんでしょうか??(笑)


これから作りますので、少しお時間がかかります、
って言われたんですが、10分ほどで出てまいりました。佐世保バーガー♪
念願の初対面でございます。やーうれしい。
かなりの大きさのバンズに、100%ビーフハンバーグと目玉焼き、
トマト、ベーコン、レタスが挟まっております。
しっかりと手に持ち、デカイ口を開けてアツアツのバーガーをガブリ!

ウマい。

いやぁ、ウマかったなぁ。マッ○のハンバーガーとはやっぱり違う。
お肉もジューシーだし、同居人とふたり、無言で完食(笑)。
どうやらここの白十字パーラーさんは、佐世保バーガーに関しては後発のようで、
老舗の佐世保バーガーと比べると、若干ボリュームが少なめのようです。
でも、初佐世保バーガーとしては、十分楽しめましたよ~。
さあ、次はさっきロックオンした店だっ!ふー。(←鼻息)


と、ここでやめておけばいいのに、こちらの「105円ケーキ」に惹かれてついつい(笑)。
いわゆる「100円ケーキ」って、いかにもチープな感じがするもんだけど、
さすが甘いモノ屋さんだけあって、ここのは105円らしからぬ味。
種類も豊富で、なんだか得した気分になれました。ごちそうさま。


階下では、やはりこちらも佐世保名物のお菓子「ぽると」が売られておりました。
いったいどんなお菓子なのか気になっていたので、
「ポルトカステラ」とともに、おみやげとして購入~♪


こちらが南蛮菓子「ぽると」。クッキー生地に柚子風味のようかんが挟まってます。
クッキーにようかん??なんかすごい組み合わせのお菓子だなぁ~。
で、このクッキー、かたいのかと思いきや、やわらかいのです。
そして、挟まってるようかんも、あのよくある重たいようかんではなく、
餡子を気持ちかたくしたような不思議食感。和と洋の融合といったお菓子です。
もうひとつの「ポルトカステラ」も、卵たっぷりでおいしかった~。
大満足のおみやげでした♪



さて…、案の定、店を出た時点でかなり満腹…。
しまった~!佐世保バーガーのハシゴしようとしてたのに~!
まんまと罠にハマったわたしたち(笑)。お腹空くかな??

炭鉱の島を訪ねて その1:大村線の旅

2006年10月26日 23時05分29秒 | たびろぐ九州。

さて、帰ってきてから早いもので、もう1週間が経ってしまいました。
少しずつ、先日の長崎の旅の記録を書いていこうと思います。

今回の長崎の旅は、ANAの「いっしょにマイル割」を使って、
2泊3日で行ってきました。が、
実は、飛行機のチケットを予約したときに、ミスをしてしまいました。

なんと!行きも帰りも同じ日で予約しちゃったよ!キャー!


おいおい、これじゃ日帰りじゃん!!と、決済する前に気付いてよかったです。
気付かずに決済してたら…、
当然、いったん取ったチケットは往復キャンセルしなきゃいけないわ、
もう1回新たに取り直さなきゃいけないわ、
間違って使った10000マイルは戻ってこないわで、散々な目に合うところでした。
で、気付いたその時点で乗りたかった便は当然満席、
一時は長崎行きを諦めたんですが、
何日かしたら空きが出たのでね、無事に決行の運びとなりました。
いやいや、慌てるとロクなことがないですね。気をつけないと…。

で、羽田から、わたしは2度目、同居人にとっては初のSNAで長崎入り。
長崎空港から長崎県営バスに乗って、長崎駅方面ではなく、大村駅へと向かいます。
そういや長崎の公営バスって「県営」なんです。確か「県営」は日本でここだけ。
あ、「都営」ってのもありますけどね。なかなかめずらしい存在です。


空港からわずか15分ほどで、JR大村線、大村駅に到着。
木造の駅舎がとっても立派なこの駅は、国鉄以前からの歴史ある駅で、
現在の長崎本線のルートができる前は、こちらの大村線が本線として使われていました。
歴史を感じさせる駅舎は、大村線の沿線で多く見ることができます。


程なくして、ホームに滑り込んできた快速「シーサイドライナー」に乗り込みます。
もともとは筑豊で活躍していたこの快速型の気動車車両も、いまではここだけ。
貴重な存在ですね。

海沿いを走る大村線は、とっても眺めのいい路線。
そして、大村線といえば、あの「ハウステンボス」を通るのです。
ここ、水曜どうでしょう好きには、かなり気になる場所(笑)。
駅が近付くにつれ、ワクワクしてきます。


ああっ、見えてきました!!あの駅前の広場辺りでサイコロ振ったのね~♪
さあ、今回の目的地は、このハウステンボス!!

…なわけがありません。車内から見るだけ。
もちろん、停車時間もないのでホームに降りることも厳しい状況(苦笑)。


あっという間にハウステンボスが遠ざかっていきます。さよなら~。
どうでしょう班は、それでも駅の外に出たのにね。そんな夢も叶わず(笑)。
でも…、実のところ、あんまり興味はないんだよね(^^;;
あ、駅前の様子は見てみたいんですけどね(どうでしょう好きとしてはね)。


早岐からJR佐世保線に入り、終点佐世保駅に到着。
ここ佐世保でのお目当ては、ずっと恋焦がれてたおいしいもの♪
ワクワクしながら、街へと繰り出します!

長崎から帰ってきました。

2006年10月20日 22時20分19秒 | たびろぐ九州。

昨夜遅くに、長崎から無事帰ってきました。
路面電車の走る街って、いいですよね。長崎は大好きな街のひとつです。
そんな、久々の長崎の旅の目的は、
以前からずっと見てみたかった「過去に栄えた島々」。
といってもね、
旅先から投稿したに関しては上陸したわけではなく、ただ見てきただけ。
でも、それでも十分に圧倒されてしまいました。
そのほかに、実際にこの目で見て、この足で歩いてきた島も含め、
間近で見られた感動と、現況に対する複雑な想いとのギャップで、
どうやってまとめていいのやら、混沌としている状況…。
ちょっとずつ頭の中を整理して、レポートしていきたいと思ってますので、
そのときは、どうか読んでやってくださいませ。

そしてもちろん、わたしの旅には欠かせない「ご当地ウマいもの」、
たくさん食べてきましたよ~(笑)。
長崎っておいしいもの王国だけに、目移りしちゃって大変(笑)。
あ、行きに立ち寄った佐世保のウマいものもご紹介していきますので、お楽しみに♪

と、その前に…。

旅に出る前にちょっと予告しておいた、
先日の2周年クイズの「旅のおみやげセット」の内容などを、
先にお届けしたいと思っております~。
長崎レポはその後にお送りしますので、もうちょっとお待ちくださいね。

日帰り超割スペシャルその4:最終区間

2006年10月16日 23時20分40秒 | たびろぐあちこち。

セントレアの駐機場で迎えてくれたのが、こちら。
以前、逆区間でお世話になったエアーセントラル運航のFOKKER50
これに乗って、3区間目の成田へと向かいます。
セントレアから羽田って飛んでないので、ここからは成田へ帰るしかないのよね。

実は予約のときに、羽田-宮崎宮崎-名古屋はすんなり取れたんですが、
この、名古屋-成田線だけ、空席待ち扱いになってしまったんです。
50人乗りの機材だし、成田到着が17時半頃と時間帯もいいのか、
意外にすぐ埋まっちゃったみたいで。
でも…、
ここが取れなきゃ日帰りでは帰れないし、新幹線に乗ったら割高になっちゃう。
1区間7700円の旅をしようというのに、割高になっちゃ意味ないもんね。
ダメなら予定は取り消し、前2便はキャンセルだなぁ、と思っていたら、
後日、予約が入ったとのメールを受信。無事にこの日の旅が成立した瞬間でした。


この日の機材は前回と違って、中日本エアライン時代から飛んでる?革張り仕様。
ちょっと古いけど、こっちに乗ってみたかったのでラッキー♪
これ、シートが革張りだけに、離着陸のとき微妙にお尻が滑ります(笑)。
そういえば、前回も同じようなアングルで写真撮ってるわたし。
座って気付いたんだけど、どうやら前回のちょっと前あたりの席だったみたい。
プロペラ機に乗ると、ついついこの付近に座席指定しちゃうんですよね(笑)。


そして、成田に到着した頃には、すっかり日も落ちてきていました。
ライトに浮かび上がる機体に、思わずウットリ。
日が落ちる直前の飛行機って、機体が大きく見えてすごく好きなんだよなぁ~。


お隣には、IBEXエアラインズCRJが停まっていました。
50人乗りと小型機でありながら、ジェット機なのでなかなか乗り心地もいいそう。
しかも、こちらも革張りシートと、なかなかの豪華仕様。
もともとが国際線乗継機なので、あまりいい時間帯で飛べないんだけど、
いつか乗ってみたい機種のひとつです。
急いでバスに乗らなきゃいけなかったし、もう薄暗かったのでブレちゃった…。


そんなわけで、日帰り超割スペシャルは無事終了。
成田空港からは携帯からも投稿したとおり、
NEXにはあえて乗らず(笑)、こちらのグリーン車にお世話になりました。
1日中、すごいスピードで移動してたからね、
最後はのんびり電車に揺られたい気分だったのです。ははは。


そして、これは同居人へのおみやげ♪
セントレアで買った、千寿の天むす。冷めちゃったけど、やっぱウマかった~。
こっちをセントレアで食べればよかったかなぁ。
ひとり旅だと、あれもこれも食べられないのが難点(食いしんぼだわね(笑))。

というわけで、日帰りの旅レポはこれにておしまい。
明日から、ちょっとまた数日留守にします。
そうそう、先日の2周年クイズの「旅のおみやげセット」を、
ニアピン賞のお2人に、無事お渡しすることができました~!
帰ってきたら早速、受け渡しの模様も合わせてアップしようと思っております。
セット内容、楽しみにしててね
では、行ってきま~す!

日帰り超割スペシャルその3:中継地点

2006年10月15日 23時58分12秒 | たびろぐあちこち。

宮崎から念願の機材にて、セントレアへとやってきました。
今回はなんといっても日帰り、まだフライトが残ってますからね、
あんまりのんびりもしてられないんだけど、
せっかく来たんだからと、とりあえずスカイデッキへ。
パッと目に付いたとこでは、笑顔の相武紗季ちゃんが機体に描かれた、
JALのB777「先得ジェット」がいましたよ。


なんだ?あのカラーリング??と思って見てみると、
ロシアのエアブリッジカーゴのB747F!初めて見た!!
なんでも、今年に入ってから就航したそうで、週2便しか飛んでないとか。
実はこのとき、一眼レフが不調で入院中だったため、同行させてなかったんです。
こういうときに限って、コンパクトデジカメしか持ってないんだもんなぁ(悔)。


ほんとは銭湯でのんびりしたかったんだけど、またもや諸事情により断念。
気が付くと、腹ペコのわたし。
それもそのはず、朝からうどんしか食べてないんだもんねー。
なんか適当に買って、ラウンジで食べようと、こちらの「いなりセット」を購入。
左から、

海老フライ入りしゃちほこいなり
うなぎひつまぶしいなり
八丁味噌ひれカツいなり

というラインナップ。
お味のほうはというと、うーん、まあこんなもんかな?といった感じ。
味噌カツも海老フライも、ごはんの中に突き刺さってて、
ちょっと食べにくいのです。いちばんおいしかったのはひつまぶしかな。
(どうしても、ひつまぶしはひまつぶしに見える)

そういえば、おみやげを探しているとき、
名古屋までの機内で、隣に座ったおかあさんにいただいた「二人静」を発見。
あれ、両口屋是清のお菓子だったんですね。なるほど、老舗だ。


なんてことをやってるうちに、セントレアともお別れの時間が近付いてきました。
セントレアまで来ちゃったからには、羽田へは戻れません。
日帰りで帰るとなったら、行き先はあそこしかありません。
というわけで、バスラウンジへと向かいます。
いやぁ、今回はバスづいてるなぁ~。


ここでは、愛知万博開催中に使用されてた「燃料電池バス」が、
ランプバスとして活躍しているんだそうですよ。
そういや、わたしにとっての万博は滞在時間3時間でしたからね(笑)、
もちろん、このバスにも乗ってないので、ぜひぜひ乗ってみたい!!
タイミングよく来るといいなぁ~。


と、楽しみにしていたんですが、タイミング悪くて次のバスでした~。
ああ、もうちょっと待てばよかった。
でも、乗ってたらこうして写真には収められなかったから、まあいいか。
そういえば、この日野+トヨタのFCFVって、
万博の前に、都営の路線バスでも試験運行してたよなぁ。
当時、お台場あたりでバッタリ出くわしたときはビックリしたもの。
あ、あれがこれなのか??(ややこし)
そんなエコバスに後ろ髪を引かれつつ、次の便の駐機場へと向かいます。

日帰り超割スペシャルその2:翼は何色

2006年10月14日 23時15分26秒 | たびろぐあちこち。

さて、2区間目は宮崎から名古屋へ。
以前、成田から飛んだとき以来のセントレアへ向けて飛び立ちます。

今回、最初に宮崎へ飛んできたのには、本当の理由があったんです。
それは、宮崎名物目当てではなくて(いや、もちろんそれも十分あるけど(笑))、
どうしても乗ってみたい機材があったから。

それは、ANAのB737-700

この機種、7機?だかいるうちの2機が、なんと金色塗装仕様なんです。
そう、その金色が今回のお目当て。その名も、「ゴールドジェット」
中部国際空港(セントレア)線に使われているので、
「金シャチ」なんて呼んだりするんですけど(名古屋といえば金のシャチホコ)、
なにせ2機しかいないから、たまにどこかの空港で見かけることはあっても、
飛んでる路線を予約しないことには、乗れるチャンスはないんですよね。
もともと福岡ベースの機材なので、福岡へ飛ぼうか迷ったんですが、
あえて、宮崎-名古屋線に賭けてみたわたし。
これで、青いのが来ちゃったらガッカリだよなぁ~。
まあ、それもまた次の楽しみができて、いいっちゃいいんだけどね。

わくわくしながら、搭乗口へと向かいます。

♪なにがでるかな なにがでるかな♪

なんていう、どうバカおなじみのフレーズなんかが頭の中を流れます(バカ)。
外を見るのが、楽しみなような怖いような(大ゲサ)。
で、そこにいたのは…。




金シャチ

やったー!!
いやぁ、うれしかったぁ~♪
なんだかんだ言っても、青いの来てたらガッカリだっただろうし。

ただ、乗ってしまえば青も金も変わらないんですけどね(笑)。


この日は前線の影響で、雲を抜けるまではけっこう揺れてたんだけど、
抜けてしまえば、そこはものすごくきれいな青空でした。
水色から濃紺のグラデーションが、目にまぶしかった~。
写真の上のほうの白い点は、なんと上を行く飛行機。他にもたくさん見えました。
それにしても、こう見るとウィングレット、かなりデカイです。
(羽の先端の折れ曲がってるヤツね)


窓の外の景色を堪能していると、
名古屋へ帰るという、お隣の女性が話しかけてきて、しばらく談笑。
ドリンクサービスで冷たいお茶をいただいたら、おもむろにそのおかあさん、
お茶に合うわよ、と、名古屋の老舗のお菓子「二人静」をテーブルへ。
紅白の半球が対になっていて、口に入れるとふわっと溶けてなくなっちゃうんです。
なんとも上品な甘さでね、旅の疲れを癒してくれる、そんな優しいお菓子でした。
きっと、おかあさんの優しさの分も甘かったのかも。おかあさん、ありがとう。


楽しい時間はあっという間。無事にセントレアに到着です。
まだ旅の途中のわたしに、気をつけてね、と見送ってくれたおかあさん。
とっても素敵な出会いをくれた、金色の翼の旅でした。

日帰り超割スペシャルその1:宮崎名物

2006年10月13日 23時50分09秒 | たびろぐあちこち。

さて、先日の日帰りの旅レポを書いて行きたいと思います

今回は、純粋に「飛行機に乗る」ことを堪能した旅となりました。
で、なんでそんな旅になったかというと、
ANAが「1区間どこでも7700円」なんていう超割スペシャルを設定したから。
実はこれ、JALがJASとの統合1周年を記念して、
当初、8000円だかで設定されたものだったんですが、
そうなると、やっぱりANAは黙ってないわけですよ(笑)。
結局、JALはANAと足並みを揃え、同じ金額の割引切符になったみたい。
ANA的には完全に便乗モノですけど、ユーザーとしてはうれしい話。
でも、ちょうどこの期間、休みが1日しかなかったので、
それなら、1日で効率よく普段乗らない機材・路線を選んで飛ぼう!
と、勢いで予約しちゃったわけなのです(笑)。
しかし…、チケット取ったときはかなりワクワクだったんだけど、
ちょっと仕事キツイ時期だったもんだから、終わってみたらヘロヘロ(苦笑)。

まずは1区間目、羽田から宮崎へ。
宮崎へは、初めて乗る航空会社で飛んでみました。↓


スカイネットアジア航空

今年に入って、ANAと業務提携を結んだこともあって、今回初搭乗。
単独の頃は、なかなか乗る機会もなかったですからね。
おかげで、ANAで予約できる宮崎・熊本・長崎便が増えたのがうれしい。
ただ今回、予想通り羽田でバス便だったんですが、
えっらい遠くまで連れてかれて、どこまで行くのー??状態(貨物区域のほう?)。
あんなにランプバスに長く乗ったのは初めてよ。やードキドキした(笑)。

で、宮崎空港から、真っ赤な特急に乗って宮崎駅を目指したわたし。
ここでのお目当ては、もちろんウマいもの~♪
宮崎のウマいものといえば、

チキン南蛮!!

とか、

地鶏炭火焼き!!

どちらの鶏メニューも大好物なわたし♪
で、今回選んだものがこちら!!↓







釜揚げうどん♪

えっと…、実は直前まで、チキン南蛮モードに入ってはいたんですよ。
ただ、この日宮崎駅に着いたのが午前10時過ぎ。
あの辺でおいしいとされているお店の開店って、だいたいどこも昼前なんですよ。
唯一、食べられるお店で浮かんだのが、橘通にある「ボンベルタ橘」のレストラン街。
チキン南蛮目指して、エスカレータで上に上がるつもりだったんですが、
なぜか地下のこちらのお店、「辰吉」さんに足が向いちゃいました。


この「釜揚げうどん」も宮崎名物のひとつ。あのエビちゃんも食されたんだとか。
讃岐うどんのような弾力のある麺とは違い、細くて軟らかめのアツアツ麺を、
天かすたっぷりの、鰹だしの効いた温かいおダシでいただきます。
これが実に優しい味わい。麺にダシがいい感じで染みるのです。
途中で「柚子香」をダシに入れていただいたんですけど、
鼻から抜ける柚子の香りにノックアウト。いやぁ、満足。
朝ごはんですからね、チキン南蛮じゃ重たすぎる。こっちを選んで正解だったかも♪


麺を食べ終わったら、茹で湯の中にダシを流し込んでおつゆを堪能。
これがまた、濃くもなく薄くもなく、絶妙のバランスなのだ。
計算されつくしてる、といった感じ??大変おいしゅうございました。

さて、宮崎でゆっくりしている暇はありません。
次の便に乗るために、宮崎空港へとんぼ帰り。
で、宮崎駅にいた空港行きの直通列車がこちら。↓


ガンダム系??

この銀色のが、このときいちばん早く空港に着く列車だったんです。
でも、わたしが選んだ列車はこちら。↓


国鉄生まれ国鉄育ち

どうしても頑強な造りの車両に目が行っちゃうんだねぇ(笑)。
しかもこれ、隣の「南宮崎」止まりなもんだから、乗り換えなきゃいけないのに、
あえてこっちを選択。だってもうすぐ終焉だものね、475系。

さあ、次は、どうしても乗りたい機材目当てで予約した区間。
どうかどうか、その機材でありますように!
と、祈りながら空港へ向かったはるかさんなのでした。

内之浦へ行こう!その10:鹿屋のおみやげ

2006年10月11日 23時01分01秒 | たびろぐ九州。

鹿屋を離れる前に、例によって地元スーパー巡りを敢行(笑)。
いつも乾麺系のチェックが多いんですが、今回目に付いたのがこちらの生麺系。
その名も、

「スパゲティ式めん
し、式めん??

式、ってくらいだから、スパゲティ!と断言しにくいのでしょうか??
風、とかそういう意味合い??
まあ、なんにしてもこの不思議さに惹かれてカゴの中へ(笑)。
ちなみにこちら、「永峰製麺工業」さんという、地元鹿屋市の会社製。
なんかほら、こういう地元モノを見つけるとついついうれしくなっちゃうのですよ。


さすが生麺だけあってか、あまり日持ちがしなかったので、早速作ってみることに。
中身は給食のソフトめんみたいなのと、トマトルー。え?ルー?
そういや袋に謎の表記、「トマトルースープ付」って書いてあったけど、
ん?なんでスープなのだ??(笑)。
これ、所謂「粉ケチャップ」ってヤツでした。
粉、ってとこがまたチープな感じでいいじゃなぁい(笑)。


とりあえず、あり合わせの具入りで作ってみましたけど、
いやぁ、これがウマい!!まさにB級!!こういうの大好き!!(笑)
なんとも懐かしい味なのです。粉ケチャだからこそ成せる味かも。
ちなみに、こちら1袋50円!!そうなのよ、この安さにも惹かれたのよ(笑)。
満足度、かなり高かったですっ。


そして、同じ生麺系でもう1種類見つけたので買ってみました。
こちらの「チャオちゃんスパゲティ」は、お隣垂水市の会社製。
なぜかこちらは日持ちがするので、そのうち食べてみようと思ってます♪
(なんてやってると賞味期限切れそうだから、気をつけなくちゃ)

そんなわけで、内之浦レポはこれにておしまい。
次回の旅レポは、先日の日帰り旅をお送りしようと思います。
ほぼ飛行機乗りっぱなしで、あんまりネタはないけど(食べ物メイン?(笑))、
よろしかったら、またお付き合いくださいね~♪

内之浦へ行こう!その9:空港の足湯

2006年10月10日 23時59分50秒 | たびろぐ九州。

たくさんの思い出が詰まった内之浦を後にして、
鹿児島を離れる時間が近付いてきました。
鹿屋では、別れを惜しむかのように、あのとんかつ屋さんでメンチカツ定食を食べ、
空港行きのバスに乗りこんだわたしたち。

あ、空港-鹿屋間のバスには、2通りのルートがあるのです。
ひとつは、行きに乗った山側のルートを通る、所要時間の短い空港リムジン。
もうひとつは、錦江湾沿いを北上していく、所要時間の長い路線バス(途中までは特急)。
せっかく来たんだもん、行きと同じバスじゃつまんないよね~、ってことで、
あえて後者を選択。ただ、運転士さんに何度も確認されちゃいました。

「空港行くなら、この後のバスのが早いんだけど、ほんとにいいんだよね??」

時間のかかるほうを選んだ本当の理由は、
昭和62年3月に廃止になった、志布志-国分間を走っていた旧国鉄大隅線が、
錦江湾沿いを走っていたからなのです。
途中、車道に転用された橋や、草に覆われた橋台なんかを見ることができました。
そして、噴煙を上げる桜島も。迫力あったなぁ。こっちのルート選んでよかった。

鹿屋から2時間くらいかかったかな、やっと鹿児島空港に到着。
いよいよ鹿児島ともサヨナラです。
でもその前に、ここでどうしてもやりたかったことがひとつ。
それが、


足湯

そう、ここ鹿児島空港には足湯「おやっとさぁ」があるのです♪
最近、鉄道の駅前とかにも多いですよね。
鹿児島空港には縁があって、ここのところ何度も来てたのに、
朝早すぎてやってなかったり、帰りは違う空港から帰ったりとかで、
いままで一度も浸かったことがなかったんですよね。


今回は、なんとか営業時間内に間に合いました!!
案内所でタオルを買って、いざ!念願の足湯へ!!
もうね、打ち上げで冷え切っちゃったり、現地ではずっと運転しっぱなしとかで、
とにかく足が疲れちゃってたから、気持ちよかった~♪
現地から、太い足をさらしてしまいましたが(笑)、とにかく気持ちよかったのです。
あのときは、ほんと生き返ったって感じだったなぁ~。


これってどうやら桜島を模ってるみたいですね。
「飲泉湯」って書いてあったけど、飲んでる人はいなかったような。
熱めのお湯が、旅の疲れを癒してくれる空港の足湯、
時間がある方はぜひ!オススメですよ~♪