はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

北から南へ受け流す~??

2007年11月30日 23時30分04秒 | たびろぐあちこち。

いやいや、受け流しちゃダメダメ!!(?)

というわけで、…ってどんなわけかわかりませんが(笑)、
昨夜遅くに、北海道→那覇の旅から帰ってきました~。

今回もいつものことですけど、「移動」が目的の旅となりました。
わかる方はもうおわかりだったと思いますが、
JAL国内線の最長飛行区間、季節運航の「千歳-那覇」線が、
今日11月30日でとりあえずラストフライトということで、
特典航空券使って飛んできました~!
どこで使おうか悩んでたんですけど、せっかくだからANAで飛んでない路線で!
と、今回の旅を思いついたというわけ。久しぶりのJALでの空旅でした~。

ただ、ほんとは当初、那覇から千歳へ飛ぶ予定で作戦を練ってたんです。
でも、以前「作戦会議」って記事でも書いたんですけど、
那覇→千歳便の特典分が、残念ながら満席。
北海道へは9月にも行ったし、今回は沖縄メインにしたかったんですけど、
3ヶ月経たないうちに、また北海道へ舞い戻っちゃいました(笑)。
おかげで、水曜どうでしょうClassic「対決列島」見れたからいっか♪

道内へ入ってから千歳を出発するまでも、そしてその後も、
とにかくほとんどが移動、という行程でしたけど、ウマいものにもめぐり合えたし、
先日のクイズのおみやげも無事に仕入れて来れたし、
たった2日間だったけど、またもや内容の濃い旅となりました~。
詳細は、いま書いてる豊後水道横断の旅と、日帰りリハビリ旅の後に、
レポートしていこうと思ってますので、(って、いったいいつになるんだ??(^^;;)
忘れないで待っててくださいね~(懇願)。

あ、クイズの正解ですが、もうちょっと先になりそうかなぁ??
わたしは今月中に到達しそうな気がしてたんですけどね~。
そちらも合わせて楽しみにしていてくださいね。
おみやげ、わたし的にはかなり気に入ってるモノ満載(?)ですので!
(といっても、過度な期待はナシで(笑))

「北から南へ その1」へ♪

豊後水道横断の旅その8:大分の晩ごはん

2007年11月26日 23時49分32秒 | たびろぐあちこち。

豊後水道を横断し、臼杵からJR日豊本線の普通列車に乗って大分に到着!
ここまでで、まだ初日の出来事です。(もーすでに「その8」だけども(笑))

とっぷり日も暮れて、といっても大分に着いたのは午後7時半過ぎ。
ここまでの車窓が、なんかもう夜中みたいな雰囲気だったんで、
あ、まだ早いんじゃん、とちょっとビックリ。

この日のお昼ごはんもちょっと遅かったし、船の中でも食べちゃったので、
まだそれほどお腹は減ってなかったんだけど、
でも!大分まで来たら絶対に食べたかったのが、



とり天♪



唐揚げでもなく、フリッターでもなく、
鶏肉をフワフワ衣で揚げた天ぷらなんだそうですよ。
一度は現地で食べてみたい!と、彷徨い歩いて見つけたお店がこちら。


どことなく昭和の香りのする佇まいに惹かれ、
この日の晩ごはんは、ここ「百万石」さんでいただくことにしました。


まずは、念願の「とり天」♪
定食もあったんだけど、とりあえずみんなでつついてみたかったので単品で注文。
専用のタレ(酢醤油?)でいただくんですけど、
お肉がふんわりやわらかくて、肉の甘みもあってグー!
なるほど、確かに唐揚げとは全然別物です。


完全に鶏モードに入っちゃったわたしは、「チキン南蛮定食」を注文。
以前、ほっかほっか亭の「チキン南蛮」で火が付いたわたしとしては、
鶏料理王国の大分でも食べてみたかったのよね~。
南蛮ダレでビショビショになった衣といい、
宮崎のものとはまた違った感じで、なかなかおいしかったんですけど、
唯一、手作りであろうタルタルソースがいい感じで冷えちゃっててね、
せっかくのチキン南蛮本体が冷めちゃってたとこが残念。


対して同居人は豚モードに入っていたらしく、「黒豚とんかつ定食」を注文。
ちょっと横からつついたけど、お肉がやわらかくてウマかったです。
付け合せのキノコのなんだか?が、いい箸休め的存在でウマかったなぁ。
お漬物に高菜が付いてくるのも、九州ならではでしょうか。
まさすけさんがいただいた「百万石定食」も、かなりのボリュームでウマそうでした♪


あとはサイドメニューに、こちらも大分で有名な「りゅうきゅう」と、
付け合せで火が付いて、どうも気になっちゃった(笑)「阿蘇高菜炒め」をオーダー。

「りゅうきゅう」とは、鯖の刺身を醤油・酒・みりん・小ねぎで和えたものだそう。
このネーミング、あの沖縄の「琉球」からとったものらしいです。
なんでも、琉球の漁師から教わった料理だとか。で、大分名物ってのがおもしろい。
この「りゅうきゅう」は、鯖だけじゃなくて他のお魚も入ったお得バージョン。
味が染みててウマかったです♪

高菜はねー、ごはん食べ終わっちゃった後につまんでたもんだから、
しょっぱいわ辛いわ、でもウマいわ(笑)。
さすがにちょっと苦しんでたら、お店の方が見るに見かねたのか、
ちょこっとごはんくれました(笑)。どうもありがとう♪
なかなか満足できた、大分の晩ごはんでした~。

「その9」へつづく~♪

豊後水道横断の旅その7:九州上陸!

2007年11月24日 23時54分45秒 | たびろぐあちこち。

八幡浜でオムライス食べて、船に乗った途端しこたま甘いモノ食べて
なんだかすっかり眠くなっちゃったわたし(笑)。(あれだけ食べりゃね)
これだからさ、旅に出ると体重が増え…(以下略)。

ボケーッと船内から窓の外を見ていると、
別府から来たと思われる「あかつき2」が、八幡浜へと向かっていきます。
船が海を往く様って、なんか優雅でいいですよね。
そして、その向こうに見える風車群が、佐田岬半島。
さよなら~、とは言ったものの、しばらくはまだまだ愛媛がそばにいます。

ところで、今回乗った「おおいた」、就航から3年ほどとまだまだ新しい船だったので、
(造ったのは、以前訪れた瀬戸田にある「内海造船」
横揺れを緩衝する「アンチローリングタンク」ってのが装備されてるそうで、
(逆振り子みたいなもん?)
多少の揺れはあったけど、それほどツラくは感じませんでしたね~。
むしろ、ゆ~らゆ~らする感じが気持ちよかったりして(笑)。

そんな心地よい揺れに身を委ねてるうちに、気持ちよくなってついウトウト。
ハッ!!と目が覚めて窓の外を見てみると、


いつの間にかこんにちは九州。そして、大きな海と大きな空に真っ赤な夕焼け。
思わず甲板へ出て(もちろん安全な場所ね)、撮ってみたんですけど、
いやぁ、このときまっすぐ立ってられないくらい、ものすごく風が強くて、
髪の毛ボサボサになりながら、デジカメが飛んでかないように必死で掴みながら撮影。


黒い雲が燃えるように赤く染まり、綺麗なのにどこかちょっと怖くて、
なんともいえない威圧感があったのを覚えてます。
でも、夕焼けってほんと儚い。ここまで、時間にしてほんの数分。
ちょっと見惚れてるうちに、太陽は遠くの山へと沈んでいきました。


すっかり陽も落ちた頃、船は目的地に無事到着~!いよいよ九州上陸です!!
で、どこの港へたどり着いたかというと…、











ようこそ 臼杵市へ!

そう!どうでしょう班が「サイコロ1」で道後温泉に入った後、
ハイカラ通りで振った目でたどり着いた、あの石仏の街「臼杵」なのでした~!!
大分が目的地だってのに、わざわざ松山入りしたのは、
どうバカとしては、どうしてもここを通りたかったからだったんですね~!(笑)

で、そんな「石仏の街」臼杵まで来て、石仏を見ないなんてもったいない!
というわけで、ちゃんと見てきましたよ~♪
それがこちら!!↓





って、ホームかよ!

すいません、これって以前訪れたJR徳島線の阿波池田とおんなじ展開(笑)。
なんせ、臼杵港に着いたのが午後6時前。辺りはもうすっかり真っ暗。
あっ、JR臼杵駅の駅前にも石仏はいたんですけどね、
ライトアップもされてなくて、写真に収めるには厳しかったんですよね~。
てか、ちゃんと見に行けって話??(^^;;


というわけで、ここ臼杵駅からJR日豊本線で大分駅を目指します!
この、国鉄バージョンの駅名板が残ってたことが、ちょっとうれしかったわたし♪

さて、豊後水道渡っちゃったぞーっ。でも、ここからが今回の旅の本番です(笑)。
どうかこのままお付き合いくださいねっ♪
「その8」へつづく~

豊後水道横断の旅その6:船内甘いもの対決!

2007年11月23日 22時00分06秒 | たびろぐあちこち。

八幡浜の街で、心温まるお昼ごはんを堪能したあと、
また駅方面へと戻り、会いたかったあるものと再会してるうちに、
八幡浜を離れなきゃいけない時間が迫ってきました。

で、向かった先が、ここ!「八幡浜港」!!(写真、ちょっと曲がってるな…)

まあ、最初に目的地を言っちゃったし、タイトルに「豊後水道」ってあるくらいなので、
海を渡った、ってのはおわかりいただけてるとは思うんですけどね(^^;;
ご存知の方はご存知の、あの番組にも登場した港でございます。


今回お世話になったのが、カパーッ!!と口を豪快に開けて待っていた、
「宇和島運輸」のフェリー、「おおいた」


今回は車で乗船じゃないのでね、カパーッと開いたお口からではなく、
トコトコと歩いて乗り込みます。
ファンネル(船の煙突)の「宇」マークがかっこいいぞ!!(←こんなとこもツボ)


乗り込んで数分で出航。いつもながら、あっという間に愛媛通過です。
だんだんと、八幡浜の街が離れていきます。さよなら四国~。

さて、2等のゴロ寝席(笑)を確保したわたしたち。
このゴロ寝席ってのが、船旅の魅力でもあるんですよね~♪(?)
でも、目的地まで2時間強の航路、ただゴロゴロしててもしょうがないので、
ここで、松山にて仕入れた「甘いモノ」で対決~♪(?)


まずは、道後ハイカラ通りの「白鷺堂」さんの「坊っちゃん団子」!!
松山道後へ行ったら、やっぱこれ食べないとねぇ(笑)。
そういえばわたし、道後へ行く度ここで坊っちゃん団子買ってます。
どうも「試食」という甘いワナにやられてしまうのです(笑)。


じゃーん♪←これは違うか(笑)

最初は、各自1本ずつ買うつもりだったんですけど、
試食のときに、うれしいことにお茶まで出していただいちゃいまして、
さすがに1本ずつじゃしのびないだろう、てなわけで8本入りを箱買いです!!
(この瞬間、「対決」が決定(笑))


上から、抹茶・たまご・あんこといったラインナップ。
いやもうね、甘めぇ~んだこの団子が(笑)。
中にあんこじゃないんだ、周りがあんこなんだものね、この団子は。
でも、甘いけどウマいんだよね~。お店によって味も違うんだろうけど、
ここの坊っちゃん団子は、ちょうどいい甘さで好きなのです♪
とはいえ、ひとり2~3本のノルマはさすがにキツい(笑)。


続いての甘いモノがこちら!!
道後温泉から商店街に入ってきて、最初の角にあるローソンにて発見した、
「ポンシュークリーム」!!
いかにも「愛媛~!!」といったご当地シューにちょっと感動。


早速、立て続けにやっつけてみましたが…、また甘めぇ~んだこれが!!(泣)
パッケージに書かれてる通り、カスタードクリームとともに、
ポンジュース入りのオレンジクリームが入ってるんですけど、
これが個人的には厄介な敵でしたね~。
「甘くて酸っぱいもの」って、どうもあまり得意ではないのです。
甘いか酸っぱいか、どっちかにしやがれ!!と言ってやったものの、
残念ながら途中で惨敗(弱)。同居人にやっつけてもらいました。

で、そんなポンシュー、ふと気になったので袋をひっくり返してみると、







やっぱり!!(笑)

お約束通り(?)、「高知ヤマザキ」製品でありました~!!
さすが四国、やっぱり流通してましたよ。ちょっと安心(笑)。

※高知ヤマザキがなんだって??という方は、よかったらこちらの記事を見てね♪


最後に、携帯からも投稿した、
松山銘菓「六時屋タルト」もやっつけようと思ったんですが、
ポンシューにやられたダメージがデカくて、たどり着けませんでした。残念!
こちらは晩ごはんのあとのデザートとなりました~(笑)。
そうそう、松山でタルトといったら、有名なのは「一六タルト」ですけど、
個人的にはこっちの「六時屋」のが、地元っぽくて好きですね~。

と、すっかり甘いモノにヤラれちゃいましたが、船旅はまだまだ続きます!

「その7」へつづく~

豊後水道横断の旅その5:八幡浜名物

2007年11月21日 22時02分27秒 | たびろぐあちこち。

松山から特急「宇和海」に乗って、八幡浜駅に到着~。
駅舎に掲げられてる駅名板が、JR四国バージョンに変わってることに驚きつつ、
(以前は味のある「八幡浜駅」って看板だったはず)
駅前のバス乗り場から、ちょうど止まってた宇和島自動車のバスに飛び乗り、
真っ先に向かった先がこちら~♪↓


銀座商店街から1本細い路地を入ったところにある「さが食堂」さん。
昔ながらの懐かしい雰囲気が漂う、小さなお店です。
ちょうどお昼時も過ぎ、お腹ペコペコだったので、ワクワクしながら店内へ。
10人も入れば満席、というくらい、とってもこじんまりとしたお店で、
とっても優しそうなおかあさんが、おひとりで切り盛りされてます。
早速、ずっと食べたかった「八幡浜名物」のメニューを注文してみます。
そんな、「八幡浜名物」とはなにかというと、


地元ではとってもポピュラーな存在と言われる「ちゃんぽん」!
なぜ八幡浜でちゃんぽんなのか、その辺はよくわからないんですけど、
昔から、ラーメンよりもちゃんぽんなんだそうですよ。
長崎から海を渡ってきたのか?といっても、渡ったすぐは長崎じゃないもんなぁ(謎)。

同じ「ちゃんぽん」といっても、長崎のものとは全然別物といった感じで、
こちらのお店のものは、澄んだ鶏ガラスープにちょっと太めの麺、
その上にシャキシャキに炒められた野菜とお肉がフンダンに乗っかってます。
これがね、なんとも優しいお味でおいしいの。

といっても、実はわたしだけ別メニューを頼んじゃいました。(え?)
ちゃんぽんは、同居人からちょっとだけ奪っちゃったのです(笑)。
で、わたしは何を食べたかというと、





オムライス♪

「ここまで来たのは「ちゃんぽん」が食べたかったからじゃないのー!?」
って言われながらも、なんか外の看板の文字に惹かれちゃったんだよね~(^^;;
でも、これ選んでよかった~、ってひと口食べて確信しました。
おいしいのはもちろんなんだけど、
食べてくうちにホンワカ温かい気持ちになる、魔法のオムライスなんですよ。
作り手の温かさが、味にも出てるんだろうなぁ。

実はこのオムライス、
なんと、数年前のANAの機内誌「翼の王国」にも取り上げられたんだそうです。
帰り間際にその記事を見せていただいたんですが、まるっきりおんなじ♪
知らなかったとはいえ、たまたま選んじゃったなんて、アンテナ健在か??(笑)

「うちのは立派なソースなんてかかってなくて、ケチャップだけど」

と、おかあさんは謙遜して言ってたけど、その素朴さがまた温かくていいのです。
長い間変わらずに、地元の方に愛されてきたんだなぁと思わせる、
わたしにとって最高においしいご馳走でした。ありがとうおかあさん。
また八幡浜を訪れるときには、ぜひ立ち寄りたいお店です。
そしたら、次は「八幡浜ちゃんぽん」をいただきま~す(笑)。

「その6」へつづく~♪

豊後水道横断の旅その4:たったひとつの特急車両

2007年11月20日 22時15分41秒 | たびろぐあちこち。

それでは、九四の旅レポの続き~♪

松山市駅前から伊予鉄の路面電車に乗って、JR松山駅までやってきました。
そういえば、松山といえばあれ!っていうご当地ウマいもの、
まだ登場してないけど、ちゃ~んと押さえてきましたよ♪
そちらはこの後、じっくりとご紹介します!

さて、次の目的地に移動するために使った列車はというと、


特急「宇和海」

松山からJR予讃線・内子線経由を通り、終点宇和島まで走るディーゼル特急。
でもこのサボ、実は普段「宇和海」で使われている車両とは違うものなんです。
その正体はこれ。↓




なんと、ホームでわたしたちを待ってたのは、
通称「TSE」と呼ばれる、2000系気動車の試作車だったんです!
しかもこのTSE、試作車だけにこれ1編成しかいないんですよ!
レアといえばレア。でも、ヘッドマークがついてないんだよね~。
そこだけがちょっと残念。←贅沢


流線型な前面のお顔に対して、こちらの後ろ姿はすっきりとした平面顔の貫通型。
(ていうか、どっちが前でどっちが後ってより、どっちも「前」なんだろうけど(笑))
四国山地の急勾配や急カーブといった、条件の厳しい箇所を走る土讃線で、
時間短縮を図るために開発された、ディーゼルとしては日本初の制御振り子式車両。
あ、そんな試作車に乗れて、やっぱラッキーだったかも(笑)。
ちなみに、この試作車両を経て量産された2000系は、
以前四国の旅で乗った「特急うずしお」のこんな顔。→「と、とばされる~!!」

さて、そんなTSEに乗って、松山を後にします。
カーブでもそれほどスピードを落とさずに、車体を傾けて走ってくので、
乗っててもなかなか楽しいです。乗り物に弱い人だと、酔っちゃうかも??
さすがディーゼル特急、爆音轟かせながら走ります。迫力満点!


列車は、途中「内子」駅に到着。
大好きなどうでしょう班が「絵はがきの旅」でも訪れた地だし、
個人的にも、以前とある取材で来たことのある思い出の地です。
立ち寄りたかったけど、今回は見送り~。

ところで、JR予讃線っていうのは、
向井原駅から海沿いを通って伊予大洲駅へと向かうルートなんですが、
元々は予讃線の枝線だった内子線(五郎-内子間)を向井原と繋ぎ、
新谷-伊予大洲を繋げるという、「内子線経由」の短絡ルートを作ったんです。
(五郎-新谷間は廃線)


こんな感じ。(参考資料:JR時刻表)

現在の特急列車は、すべてこの内子線経由で走ってるので、
特急に乗っちゃうと、残念ながら海沿いの景色を見られないんですよね~。
実は、この海線のほうって、まだ乗ったことがないのです。
次に予讃線に乗るときは、普通列車でのんびり海を見ながら行きたいなぁ。


内子で駅名板を撮るのに必死になってたりしてるうちに(笑)、
あっという間に次の目的地「八幡浜」駅に到着!
今回はめずらしく、終点まで行かずに途中下車の旅です。
さすが振り子車両、もうちょっとのんびり乗っていたかったのに~、
ってくらい、あっという間の時間でした。


駅構内には、色とりどりの大漁旗が吊るされてて、これが圧巻!!
そう、八幡浜は漁業の盛んな街なんですね~。
ここでのお目当ては、地元では有名な美味しいもの♪
ちょうどお昼を過ぎた頃で、お腹ペコペコだったわたしたち、
真っ先に向かったその先は??
次回「その5」でご紹介しま~す!

豊後水道横断の旅その3:路面電車の走る街

2007年11月15日 21時38分48秒 | たびろぐあちこち。

さてさて、それでは先日の九四の旅レポへと戻りま~す!

道後温泉にて、入浴ならず見学した後
伊予鉄の市内線(路面電車)に乗って、ここ「松山市駅前」電停までやってきました。

ところで、路面電車って一般的に「電停」って呼ぶけど、
まあ、「駅」って意味なわけですよね。
となると、ここって「松山市駅前駅」ってことにもなりかねないな。(ややこし)

ちなみに、「松山市」駅というのは、同じ伊予鉄の郊外線の駅。
駅の上は「いよてつ高島屋」になってて、屋上には観覧車も乗っかってます!!
駅ビルの屋上に乗ってる観覧車で思い出すのが、
西鹿児島…、もとい鹿児島中央駅の「アミュラン」
縁がなくてまだ一度も乗ったことないですけど、ここ松山でも縁はなし。
観覧車乗りてーーーーっっ!!(←コドモかっ!!)


ちょうどこの旅に出る直前、「はっぴいえんど」の「風をあつめて」を聞き、
すっかり路面電車モードに入っちゃってたわたし、
こんな新旧の並びが見られたのが、うれしくてたまらなかったですね~。
で、いつも読んでくださってるみなさんなら、きっとわかると思うんですが、
どっちに乗りたい??って聞かれたら、もちろん迷わず、





こっち♪

…って、寄り過ぎましたね(^^;;
えーっと、上の写真の向かって左側の丸っこいほうです。
どうしても、新しいものより古いものに惹かれちゃうんだよね~。
そんな、こちらの車両は昭和26年生まれ!
まだまだ現役で、吊り掛け音を唸らせながら走ってるのがうれしい♪
路面電車の車両って、息長いですからね。
しかもこの銘板、現「アルナ車両」の前身、
「アルナ工機」よりもさらに前の、「ナニワ工機」時代のもの!
古い鉄道車両が好きな人間には垂涎モノなわけです(笑)。
ああ、路面電車の走る街へ来てよかった~♪


と、こっちに乗りたい気持ちでいっぱいだったんですが、
行き先が残念ながら違ってたので、後ろ髪(前髪?)を引かれる思いで見送ります。
で、右側に止まってた新型の低床車両に乗り込み、向かうはJR松山駅。


途中、すれ違う古参車両も、これまた前面の窓配置が違ってて面白い。
けっこう奥が深いんですよね、路面電車の車両ってね。
いやぁ、いい光景だよなぁ~♪なんて車窓を楽しんでいると、
ふと、こんなものが目に入ったわたし。









おおっ!!

なんと、今年の1月に乗りに行った「西鉄宮地岳線(3月末にて区間廃止)」の、
路線名にもなっていた「宮地嶽神社」のお札が、車内に飾られていたのです!
あのときは「松ヶ枝餅」だけ食べてお参りしなかったけど、懐かしい~!!

いやでも待てよ。ここは松山。宮地嶽神社は福岡。


なんで??


宮地嶽神社って、交通安全の神様として有名なんだそうですけど、
松山に分社でもあるのかしら??
とにかく、海を越えた繋がりに、ちょっとビックリしました。
どなたか詳細ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示プリーズ。


そんな小さな発見で喜んでるうちに、電車はJR松山駅に到着~。
あっという間の道後&松山の街を離れ、次の場所へと向かいます!早っ!!

「その4」へつづく~♪

豊後水道横断の旅その2:道後温泉

2007年11月08日 23時30分21秒 | たびろぐあちこち。

羽田から松山へ飛んできて、やってきました!道後温泉!!
たとえ、普段観光地に縁がないわたしでも、
松山まで来てここへ来ないなんて、バチあたりみたいなもんですからね(笑)。
いやぁ、威風堂々としたこの表構え。いつ見ても素晴らしいです。

まずは、水曜どうでしょうの最初の企画「サイコロ1」にて、
大泉さんがかなりの勢いでスッ転んだ(笑)「千円工房」の店先を拝みつつ、
いよいよ道後温泉本館へと入っていきます。
もちろん、ここまで来たからには、

入浴~♪

…と、いきたいとこなんですが、
旅の初っ端でいきなり風呂なんて入ろうもんなら、
もう今日は松山でいい宿泊まろうぜ~マッタリ

てな具合になりかねないので、お風呂はナシ!!(笑)
皇族の方が使われたとされる、「又新殿(ゆうしんでん)」の見学をしてきました。
以前来たときは、普通に1階の「神の湯」にしか入らなかったので、
2階に上がるのは初めて。ちょっと探検気分です。

又新殿は撮影禁止なので、上に貼ったリンクを見てみてね。
天皇陛下がお使いになったお部屋や、御影石でできた浴槽、
畳敷きのおトイレ(!)なんかを見学してきました。
お使いになられた、といっても、ほんとに数える程度しか使われなかったんだそうです。
もったいないような、かえって価値がありそうな。


又新殿見学のあとは、3階にある「坊っちゃんの間」へ行ってみることに。
3階へ上がる階段の向こうには、ババーンと広がる大広間「神の湯二階席」が。
こんなとこで寛ぎながら、ゆっくりのんびりお風呂に入りたいです。
なんせ、以前入浴したときは、休憩なしで入っちゃったからね。


味のあるこちらの灯りに誘導されながら、かなり急な階段を上り、
長い廊下を奥まで進んでいくと、


突き当たり右手にあったのが、「坊っちゃんの間」。
夏目漱石ゆかりのお部屋だそうです。
もうこのときけっこう観光客の方でいっぱいだったので、お部屋の写真はないけど、
こじんまりとして落ち着いた角部屋でした。
いまでは新しい建物が周りにたくさん建っているけど、
明治の時代に、英語の先生だった漱石の目には、
当時の風情ある道後の街が映ってたんだろうな。


濡れ縁に出て、軒裏の造りの美しさにもう目が釘付け♪



3階の長い廊下の両脇には、「霊の湯3階個室」がずらり。
ここ道後温泉では、いちばんグレードの高いプランとなっております。
いつかは3階個室でのんびりした~い♪


そんな歴史ある道後温泉とも、そろそろお別れ。
せっかくなので、建物を1周まわってみることにしました。
こちら、南側にあるガス灯。夜になるとほんときれいなんですよね~。


正面の玄関と、ちょうど反対の東側にある「御成門」。
皇族の方々は、ここから又新殿へと入っていかれたんですね。


そして、坂の上から撮った北側。3階の奥がちょうど「坊っちゃんの間」になります。
明治時代には、こちら側が正面玄関だったとか。
そのせいか、屋根の上にポコッと出ている「振鷺閣」の上に止まっている白鷺は、
ちゃんと北を向いてるのです。
この「振鷺閣」では太鼓が、朝6時、正午、夕方6時と1日3回鳴らされるそう。
いやぁ、聞いてみたかったなぁ~。
行かれる方は、機会があったらぜひ聞いてみてくださいね♪

「その3」へつづく~♪

豊後水道横断の旅その1:松山上陸

2007年11月06日 23時33分02秒 | たびろぐあちこち。

さてさて、帰ってきてからバタバタしちゃいましたけど、
先日の四国→九州の旅レポ、お届けしていきたいと思いま~す♪

ちょうど出発の日は、デカくて速い台風が関東に接近してたこともあって、
羽田を発つときには、ご覧の通り雨模様。
隣のスポットには、「10YEARS」のロゴを付けた、
加盟10周年仕様のスターアライアンス塗装機がせっかく駐機してたのに、
残念ながら雨粒ベッタリで、ちょっと見づらかったのよね。
これは改めて、羽田にでも撮影しに行きたい機材ですなぁ♪

今回の旅の目的地は、先にお話ししちゃいますが「大分県」。
素直に大分空港か、もしくは熊本空港へ飛ぶのが一般的なんでしょうけど、
せっかく行くならと、普通とは違った行程を組んじゃうのは所定の行動(笑)。
で、向かった空港はというと、




松山空港。

九州が目的地だってのに、なぜに四国に降り立ってるのよ??(笑)
まあ、その答えは追い追い明らかになってまいります。
ここ数年、四国を訪れても愛媛県はかすめてすらなかったので、久々の愛媛上陸です。
で、ここまで来たら押さえておきたいのは、やっぱあの温泉♪
というわけで空港リムジンに乗って、終点道後温泉駅を目指します。


JR松山駅を経由して、道後温泉へと向かう途中、
伊予鉄大手町駅のところで、路面電車と高浜線との平面交差に遭遇~♪
いやぁ、この瞬間が見れた時点で、「松山に来たーーー!!」な気分満開(笑)。
この軌道の平面交差、いまでは国内でここ松山だけなのです。
揺れるバス車内から、必死に撮ってみたんですけど、
元京王2000系の横顔がかわいらしいこと~♪
そして、向こうで待ってる市内線も、大好きなバス窓の吊り掛けタイプ。
ほんとにうれしいタイミングでありました。


と、車窓を楽しんでいるうちに、終点の道後温泉駅前に到着~。
ここに降り立つのも、かれこれ約3年半ぶり。なんだかとっても懐かしかったです。
温泉の玄関口にふさわしい、レトロ感あふれるかわいい駅舎。けっこう好きです。


そんな駅前で、おや?なんだか人が群がってるぞ??
と寄ってみると、ちょうど「坊っちゃん列車」の機関車付け替え作業中でした。
わたしもドサクサに紛れてパチリ(笑)。


完了!

このあと、次の運行までしばらく駅前に「展示」されるようで、
たくさんの人が、いっしょに記念写真を撮ってました。
これ、実は一度も乗ったことがないんですよね~。もちろん今回も。
復元ということで、ディーゼル機関車にはなってますけど、
こういう、街の景観と合う列車っていうのもいいものですよね。
いつかぜひ乗って、観光気分を味わってみたいです♪

さて、ここまで来たからには、もちろんあの場所へ向かいましたよ~!
というわけで、次回「その2」につづく~♪

プチ復活。

2007年11月04日 22時18分22秒 | にちじょう。

2日間ゆっくりと休んだおかげで、ずいぶん具合も楽になりました~。
備忘録のつもりで携帯から投稿したんですけど、
かえってご心配をおかけしました。
みなさんからの温かいコメント、心に沁みました。ありがとうございます♪

疲れが溜まってしまったのは、仕事や旅が大きな原因じゃなくて、
実はいま、とても大きな壁を乗り越えてる目標に向かってる最中なのです。
これがねー、思ったよりもかなりキツいの。
自分たちが納得いくには、労力費やさなきゃいけないんだなぁ、としみじみ。
仕事の合間や休みの日が、これで潰れてしまうことが多くなってきたので、
気が付けば体を休める暇がなかったんですね。
で、「もうムリ。」って体に言われてしまったというわけです。

救急外来から一夜明けて、改めて診察してもらったら、
検査の値から見ても、疲労から来る一時的なものでしょう、とのこと。
今日から仕事復帰したんだけど、無理なくこなせたのでとりあえず大丈夫かな。
ここ2日はまともにごはんも作れなかったからね、
今晩のおかずは、無性に食べたかったスペイン風オムレツ♪
と言っても、わたしはまだうどんだけど(笑)。

もう大丈夫、なんて言いつつ、さすがにもう倒れるわけにはいかないので、
ここはおとなしく、次の旅を来月に延期することにしました。
繰上げになった次の旅(ややこしい(笑))までに、じっくり充電しないと!
まだまだ本調子ではないけど、
先日の旅レポも早く書きたくてウズウズしております(笑)。
もちろん、無理せず自分のペースで少しずつ書いていきたいと思ってるので、
よかったらお付き合いくださいね♪
さぁて、完全復活したらウマいもの食べに行くぞー!