はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

ぐるり四国その1:あなたにあいたくて

2010年05月27日 15時16分17秒 | たびろぐ四国。

ずいぶん写真の整理に手間取りましたが(汗)、やっとその作業もほぼ終了!(ほぼ?)
というわけで、前回の旅レポの終わりに予告した、今年の初めの大きな島を巡る旅を書いていこうと思います。

「大きな島」とは、四つの国が連なる島。そう、四国を旅してきました~。
実は、宇高航路の旅と、たまたまですが連続で四国を訪れたのでした。
今回は、いままで乗ったことがなかったあっちの線やらこっちの線やらを、グルッと乗りつくしの旅。
列車にコトコト揺られながら、あちこちを回ってきました!まずは、羽田から松山空港へ。


空港に着いてすぐにリムジンバスに乗り、伊予鉄道の「松山市」駅までやってきました。
いちばん最初の目的地には、こちらの伊予鉄バスに乗って向かいます。
フロントの日野のウイングエンブレムがかっこいいじゃないの~♪(けっこうツボ)
で、その行先とは、方向幕にもチラッと書いてありますが、こちらっ!!


愛媛県立とべ動物園♪ ルン♪

ここ、ずっと前から一度訪れたかったところなんですよね~。
動物園といえば、北海道にもなまらすごい動物園がありますけど、
そっちよりも先に、こっちへ来てしまいました♪


キリンさんやヒョウさんはもちろん、ゾウさんやらカバさんやらおサルさんやら、
めずらしいところでは、




こちらのエミューさんまで(って、めずらしくないかな??)、
とっても広い敷地の中に、たくさんの動物がいらっしゃいます。
あ、エミューって水曜どうでしょうのオーストラリアで出てきたよねっ!

でも、今回ここへ来たのは、エミューさんがお目当てというわけではなく…、




ホッキョクグマの「ピース」ちゃんに会うため!!!!
人工哺育で育てられた前例のないシロクマとして、テレビの特集で初めて見たときから、
ずっと「会いに行きたいなぁ~♪」と思ってたんです。
生まれてすぐの頃はぬいぐるみみたいにかわいかったピースも、ちょうど訪れるひと月前に10さいに。
そんなピースにやっと会える!とワクワクしながら真っ先にクマ舎へ行ってみました。ドキドキ。


あれ??いない??プールにお水も張られてないし。今日はお休み???
と思ってたら、飼育員さんがえさを撒き始めました。おやつタイムが始まります♪
あ~よかった。ここまで来てピースに会えなかったらショックでこの先の行程に影響出たかも(笑)。


建物の中で待機していたピースちゃん、飼育員さんと入れ替わりに出てきました!!
いやぁ、でっかい。想像してたよりも大きくて、でも仕草とかがとってもかわいい♪
よく見てると、リンゴをどんどん先に食べてます。大好きなんだろうな。
リンゴをきれいに食べつくしたあと、固形のエサを食べてました。かわいい。


しばらく飽きずにピースに見惚れてたんですが、お腹も減ってきたので、
他の動物さんたちを見学しつつ、園内の展望レストランへ。
いただいたのは、こちらの「ピースランチ」!
普通にミートソースとサラダのセットですが、ピースの大好物のリンゴに、
ピースコースターがおまけで付いてくるのがうれしい♪


そのあと売店で、「しろくまピースのクリーミィプリン」なんてのを発見!!
これがやさしい甘さで美味しかった~♪口の中に入れると、チュルンとトロけます。
至福のヒトトキ(笑)。

かわいくて美味しいランチとプリンでお腹いっぱいになったところで、くまなく園内を散策。
トラの兄弟がジャレ合ってるとことか、なかなか普段見ることのない動物を見ながら、
ピースのいるクマ舎まで戻ってきました。
遊んでるのかな?とのぞいてみると、







寝ーてーるー!!

もう、あまりのかわいらしさに完敗(笑)。この無防備な姿、たまりません♪
フカフカしてそうなその真ん丸いフォルム、添い寝したくなります。(できませんが)


ほんとに気持ちよさそうに寝てるのです。
この幸せそうな表情、ほんとかわいい。でっかくてもかわいい。
病気したりいろいろ大変だったみたいだけど、ここまで大きく育ってよかった~。
もうね、あんまり気持ちよさそうで、あんまりかわいくて、
ちょっと離れてジーッと見つめたまま時は流れ。いやぁ、ずっと見てても飽きないくらいかわいい。


しばらくしてお昼寝から目覚めたピースちゃんは、
午後の日差しを受けながら、のんびりのんびりお散歩し始めました。
ずっと念願だったピースに会いに来れてよかった~。
またいつか会える日を楽しみにしながら、その場を後にしました。これからもずっと元気でいてね。

「その2」へつづく。

今年も来ています。

2010年05月19日 13時35分22秒 | にちじょう。

先日、実家へ行ってみると、今年もつばめのつがいが来ていました!
今年は春先ずっとお天気がよくなくて、田んぼができるのが遅かったせいか、
やってくるのが遅かった、と父が言ってたけど、
今年もこうしてやってきてくれたことがうれしい。

そぉーっと観察していると、お父さんつばめが外へエサを見つけに飛んでいき、
お母さんつばめは巣でジーッとしています。卵を温めているのかもしれない。
早く、小さなヒナたちが無事に生まれてきてくれたらいいなぁ♪
と、まるで子供を見守る親のような気分になっとります(笑)。

しかし、いつも思うことだけど、今年のつがいは去年と同じつがいなんだろうか?
つばめって、寿命ははたしてどのくらいなんでしょうね?
巣立っていったヒナが大人になって、戻ってきてたとしたらうれしいよなぁ。
毎年来ているもんだから、壁がすっかり泥だらけです。これが落ちないらしい。
でも、こうして来てくれることがうれしいので、この時期実家はつばめが最優先です(笑)。


次の旅レポをすぐにでも書いていきたいところですが、
いつもより長めに出た今回の旅、撮ってきた写真がなんと800枚越え!!
載せる写真の整理に手間取ってます(^^;;
かなりの長編になりそうな予感…。もうしばらくお待ちくださいませ~

こんなの見つけました。

2010年05月13日 22時50分04秒 | たびろぐ九州。

それにしても、今年はどこへ行っても「龍馬」ですね~♪
行く先々で貼られたポスターを見ては、龍馬をめぐる旅をすればよかったかな?って思ったくらい。
そんな旅先でこんな限定缶を見つけてしまったので、思わず買ってしまいました(笑)。

というわけで、昨夜遅くに無事に旅から帰ってきました~。
写真が表す通り(?)、久しぶりに鉄分の濃い旅になりました(笑)。
でも、列車以外の乗りものにも乗ってきましたよ~。(昨日の写真はその乗りものから)
2日間の短い旅でしたが、なかなか充実した旅になりました。

すぐにでも書いていきたいとこだけど、その前に「大きな島の旅」レポを書こうかと。
このペースでいくとかなり先になっちゃいそうですが、忘れないでいてくださいね~(^^;;
(コメントのお返事、もう少しお待ちを~

「北九州大満喫の旅その1」へ。

春の遠足:後編

2010年05月09日 23時03分45秒 | たびろぐ東日本。

日本一の急勾配を誇るケーブルカーに乗って、高尾山薬王院を訪れたわたしたち。
本堂にて、大事な大事なお願いをしたあと、さらに長い階段を上ってご本社まで来ました。
そしたら、ここにもかわいらしい桜が咲いていて、
素晴らしい飾りが施された、朱塗りの本社の鮮やかさを引き立てていました。
そして、ここでも心をこめてお願い事を。

そういえば、何度もお参りに訪れている高尾山ですが、ここから先(上といったらいいのか)って、
上ったことがないんですよね~。記憶にあるのは、小学校のオリエンテーリングのときだけかも。
奥の院へも行ってみたい、と思いつつ、楽しみは先に取っておいて、今回もここで折り返し。
というのも、もうひとつ楽しみなものがあったからなんですね~♪


本堂のあるところまで下りてくると、こんな案内の看板がありました。
これ、高尾山で食べられる精進料理なんですね。
4月と5月の平日は、予約なしでこちらの「あおば膳」というお料理がいただけるということで、
少し早めのお昼ごはんをいただくことにしました~。
一度だけ、父とお参りに来たときにいただいたことがありますが、
普段あまり食べる機会のない精進料理、同居人と一緒に食べてみたかったので大本坊へ。


この風格漂う佇まい、もうちょっと引きで撮ればよかった(^^;;
正面には天狗さんが迎えてくださいます。係りの方に案内され、お2階へ。
で、ここの階段や廊下が、素晴らしくテカテカなんですよ。
木の床がほんとに磨き込まれていて、とにかく綺麗。
あまりの美しさに、思わずおしとやかに歩いてしまうほど。心が洗われます。

広間に通されると、畳敷きのお部屋にテーブルと椅子が用意されていました。
てっきり、精進料理だから正座でいただくものと思っていたので、ちょっとビックリ。


しばらくして、お膳が運ばれてきました。
2段に重ねられていたお重を開けてみると、うわ~おいしそう~♪
高尾山といえば、おそば。そこにちゃんととろろも付いてます。
うるい、ふきのとうという春らしい山菜の天ぷらに、十二穀米のごはん。
さしみこんにゃくにゴマ豆腐、ほんとに豪華です。
食べてみたら、これが本当に美味しい。素材の味をじっくりと堪能できました。
食べられることの幸せを感じながら、心を込めて作っていただいたものを味わう。
当たり前のことを当たり前と思わずに、背筋伸ばして心していただく。
体の中から健やかになるような、そんな味でした。


実は、それまであまり得意じゃなかった「さしみこんにゃく」。
これがね、ほんとに美味しかったんですよ。からし酢味噌がピリッと絶妙で。
いやぁ~、ありがたかったなぁ。本当にごちそうさまでした。

お肉なんて入ってなくても、十分にボリュームがあって大満足でした。
これにおみやげまで付いてきます。至れり尽くせり。いやぁ、ありがたい。


さて、そろそろ帰ろうと女坂を下っているとき、なんと!朗報が飛び込んできました!
お参りでお願いしてたことが、聞いてもらえたみたいでうれしかったですね~♪
あまりにうれしかったので、帰りのケーブルに乗る前に、十一丁目茶屋さんでお団子買って、
同居人と乾杯(?)です(笑)。またここのお団子がフワフワで美味しいんだよね~。
数日前には20cmもの雪が積もって、雪かきが大変だったという高尾山、
そんなのがウソみたいに最後までお天気もよくて、とっても充実した遠足になりました。

春の遠足:前編

2010年05月05日 23時54分53秒 | たびろぐ東日本。

あっという間にGWも終わりですね~。いつものことながら遊びの予定はないわたし(悲)。
でも、連休に入る前の平日に、高尾山へお参りに行ってきました。
熊木杏里さんの記事でもチラッと書いたけど、どうしてもお願いしたいことがあったので。
4月とはいえ、ちょうどこの前後は寒い日が続いてたのに、
出かけた日はとっても暖かくて、山を歩くにはピッタリの「遠足日和」でした~♪


高尾山を訪れるとき、お世話になるのがこのきっぷ。
京王線の各駅からケーブルカーの「高尾山」駅までの往復割引乗車券が発売されてます。
(発売のない駅もあるようなのでご注意)
平日だと大人2割引、土休日でも1割引になるのでかなりお得。
ここには写ってないけど、この下にケーブルのきっぷもくっついています。


高尾山口駅を出て、ケーブルカー乗り場へ向かう途中、桜と満開の白い花がお出迎え。
自宅の周りはすでに見頃を過ぎていて、まだ桜が見れるとは思ってなかったので得した気分♪
白い花は、「しだれもも」と書いてありました。真っ白でとってもきれいだった~!


高尾登山電鉄ケーブルカーの乗り場「清滝」駅に着くと、ちょうど改札が始まっていました。
そこで待っていたのは、こちらの「もみじ」号。平成20年12月に新型車両に変わりました。
そういえば、往復乗車券の券面に印刷されているのは、まだ旧型なんですよね。
昔からなじみがあるのは旧型なので、その姿が残っているのはちょっとうれしい(笑)。


ホームの脇には、薄いピンクがとってもかわいらしい枝垂桜が満開でした。
数日前には季節外れの雪が降ったりしたので、改めて春を感じることができました♪


高尾駅で京王線に乗り換えた時に、こんなスタンプブックを見つけました!
全部集めるといろいろ楽しいことがあるみたいでしたが、さすがにそれは無理っぽくて、
でも、通りかかったところのスタンプだけでも、押して歩けば記念になるし~、とチャレンジ。
山登りに来ていた団体さんたちも、みなさんとっても楽しそうに押してました。


さて、ケーブルは上の駅「高尾山」に向けて出発。途中、僚友「あおば」号とすれ違います。
お互いを引っ張り合って動くケーブルカー。助け合いって感じでなんか素敵。


すれ違いゾーンが終わったあと、ここからがすごい急勾配になるんですよね。
31度18分、ケーブルカーとしては日本一の勾配だとか。
確かに下向きで椅子に座ってると、がんばって踏ん張らないと前につんのめりそうになります(笑)。


そんな急勾配を堪能して、ケーブルは「高尾山」駅に到着。
しばらく歩くと、蛸杉の先に見えてきたのが「浄心門」。高尾山薬王院の玄関です。
京王グループのCMで、広末さんが外国人カップルの写真を撮ってあげてるのがここ。
一礼して入ります。
そして、門を入ってすぐ左手にある「神変堂」で、まずは最初のお参り。


参道をまっすぐ歩いていくと、二又に分かれます。右手が女坂、左手が男坂。
どちらの道も本堂のほうへ行くけど、行きは男坂、帰りは女坂と教えてもらって以来、
108段の階段のある男坂のほうへ足を運びます。この階段が、けっこうキツイ!(笑)
途中までは調子よく上れるんだけど、終盤には腿に来ます(^^;;
でも、上り切るとこれがとっても気持ちいいんだよなぁ~。


「四天王門」をくぐり抜け、手を清めた後、
また階段を上ると見えてきたのは朱色が鮮やかな「仁王門」。
その向こうで本堂が出迎えてくれました。ここでまたお参り。いつもここに来ると気持ちが落ち着きます。
どうかどうか、願いが叶いますように~。

「後編」へつづく。