はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

寝台特急に乗って九州へ!その6:海の見えるオランダカフェ

2008年11月27日 22時12分03秒 | たびろぐ九州。

三角西港を散策していると、ひと際目を引く建物がありました。
元々は「三角築港記念館」という、白い壁が美しいこの建物、


なんと、改装されてレストランとして活躍しているのです♪
三角西港を設計した技師、ムルドルさんがオランダの方だったから、
「オランダカフェ」って名前なのかな??
ちょうどお昼時でお腹ペコペコだったので、こちらでランチをいただくことにしました~。


こちらのお店はきちんと分煙がなされていて、非喫煙者のわたしにとってはうれしいところ。
ちょっとレトロでおしゃれな店内が禁煙エリアだったんですが、
ちょっと暑いくらいで風が気持ちよかったこの日、
せっかくなので、テラス席でランチを楽しむことにしましたよ♪


こちら、同居人の選んだ本日の日替りメニュー「焼肉ライス」。
けっこう分厚いお肉に、ちょっと濃い目のタレが食欲を誘う一品。
このお肉がとってもやわらかくて、ウマかった~♪
同居人、あっという間に完食してました(笑)。
これにスープがついて、なんとお値段680円。お値打ちすぎるっ!!

そして、わたしは「オムライス&ミニミモザサラダ」を注文したんです。
で、やってきたのがこちら。


エビフライ乗ってる~♪

しかも3本も。正直、ビックリしました。このサラダがメインでもおかしくない感じ。
よく、添えられてるサラダって、あくまでもサブ扱いが多いイメージだけど、
これだけで十分一品料理になってる、ってとこがうれしい♪
シャキシャキ野菜はもちろんのこと、このエビさんたちがプリプリでウマかった~!


そしてこちらがメインの「オムライス」。
デミソースがたっぷりかかったトロトロの卵の下には、
ボリュームたっぷりのケチャップごはんが。もう言うことなしのウマさでした。


天草半島をバックに行き交う船を見ながら、海風香るテラスでいただくランチ。
この雰囲気も、大事な調味料かもしれないですね~。
ほかにも、お魚料理やその週のパスタなどの気になるメニューもあって、
また三角へ行く機会があったら、ぜひ立ち寄りたい素敵なお店でありました♪

「その7」へつづく~♪

寝台特急に乗って九州へ!その5:西港散策

2008年11月26日 22時16分22秒 | たびろぐ九州。

真っ青な空の下、JR三角線に乗って終点三角駅に到着。
手前の青い展望台に隠れてますが、
その奥にチラッと見える高い屋根の駅舎は、味のある木造の駅舎。
ここから、いつか行ってみたいと思ってた場所、「三角西港」へ向かいます。

バスで行こうと思って、駅前の産交バスの案内所で聞いてみたんだけど、
駅から西港へ向かうバスって、かなり本数少ないんですね。
あるにはあるけど、それ待ってたら帰りの列車に全然間に合わない。
バス乗りたかったのにー、と思いながら駅前のタクシーで西港へ。


明治時代、福井県の三国港、宮城県の野蒜港にならぶ三大築港だった三角西港。
後にできた、三角駅の真正面にある「三角東港」へと港湾機能が移ったことが幸いしてか、
当時の施設がいくつかそのまま残ってる、国内唯一の港湾施設だそうで、
この辺一体が国指定の重要文化財となってます。
建物などは、復元させたものが多いものの、興味をそそるものばかり。
早速散策してみましたよ~。


まずはこれ。石積みの埠頭。見事なくらいきれいに積まれてます。
ちょうど階段があるあたりに、浮桟橋があったそうです。
建設から100年以上経ってるとは思えないくらい、力強くて美しい立派な石積み。
風に当たりながら、のんびりと釣りでもやったら気持ちよさそうな場所でした。
現にこのあと、たくさんの釣り人現る(笑)。


こちらの「浦島屋」は、
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが長崎から立ち寄った旅館だそうです。
いったんは解体されて大連へ運ばれたんですが、
平成に入ってから、設計図を元に復元された建物。
もちろん中にも入れて、ちょっとした喫茶コーナーもありました。
2階へ上がっていく階段なんかは、お姫さまドレスを思わず着たくなる感じでした(笑)。


この水路も、明治20年竣工当時そのままの姿で残っている貴重な史跡。
この日は水が少なかったおかげで、底の造りまではっきりと見ることができました。
水路にたっぷりと水を湛えてる姿も、見てみたかったけどね。


三角屋根がかわいらしい「ムルドルハウス」は、おみやげ屋さん。
三角西港を設計したオランダ人技師、ムルドルさんがその名前の由来のようです。
店内は、三角の名産品や工芸品などがいろいろ並んでいて、
なにかいいものないかなぁ~、と見て回っていたところ、

あっ!見つけちゃった♪


はるかちゃん♪

携帯からも投稿したけど、あたしとおんなじ名前~!!
もうね、見つけた瞬間「おぉぉぉっ!」と叫んじゃいましたよ(笑)。
こういう出会いって、なんかすごくうれしいよね~♪
水路をバックに、こちらも史跡の石橋の上に乗せて記念撮影(笑)。
「はるか」っていう品種をストレートジュースにしたものなんですけど、
これがとっても美味しかった~♪
酸っぱいかと思いきや、ほとんど酸味がなくてむしろ甘いんです。
さすがに暖かい気候のせいか、10月の初めにしては暑いくらいの気温だったこの日、
冷え冷えの「はるかちゃん」を、一気にいただいてしまいました(^^;;


「はるかちゃん」を飲んでる視線の先に、木造の壁が美しい建物がありました。
「旧高田回漕店」。4隻の船を持ち、貨物や旅客を扱っていた回船問屋跡です。
建物の前にあった説明書きによると、明治20年代に建てられたものだそう。
いやいやビックリ。そのままの状態で残ってるってことですよね。なんて貴重なんだ。
中へ入ってみると、広々とした風通しのいい明るい室内。
西港が栄えていた時代、ここもきっと賑わってたんだろなぁ。


急で角度のある階段を上り、2階へ上がると海からの風が心地よかった~。
海側の大きな窓から外を眺めながら、ちょっとした時間旅行を楽しんだのでした。

「その6」へつづく~♪

寝台特急に乗って九州へ!その4:終点はトライアングル

2008年11月25日 10時10分20秒 | たびろぐ九州。

人吉を離れる前に、朝早くに青井阿蘇神社へお別れに行ったあと、
急いで人吉駅へ。ホームでは、大分から行きに乗った赤い特急と同じ車両の、
特急「くまがわ」熊本行きが待っていました。
しかし、いつも思うけどなんでこのサボ(行先表示板)、
「くまがわ特急」って逆表示なんだろうなぁ??(^^;;

来年の夏には、SLが復活する予定の人吉。
今度来るときはぜひSLに乗りたいなぁ、とホームを眺めながら、
列車は終点熊本へ向けて走り出しました。

川沿いの肥薩線を走り抜け、八代から鹿児島本線へと入った特急「くまがわ」。
ここで、終点熊本まで行かずに、「九州横断特急」では止まらなかった駅、


「宇土」で途中下車。「うど」じゃなくて「うと」なんですよね。
帰りの列車まで残りわずかな時間。せっかくなのでいままで乗ったことのなかった、
「三角線(みすみせん)」に乗ってみることにしました~。


三角線に乗り継ぐ前に、駅前散策をしてみようと一旦駅を出ることに。
ところで、改札を出るときにちょっと気になったのが、仮駅舎だったこと。
九州新幹線の延伸工事に伴って、駅舎が新しく生まれ変わってしまうのかも。
三角屋根の立派な駅舎は、待合室としてまだ使われてはいましたが、
もしかしたら、いずれその姿も見れなくなるんだろうか??ちょっと残念。

で、もうひとつ、駅前に降り立って気になったものがありました。
それがこれ。



「歓迎」とかじゃないのか?



建物にも。



店先にも。

いったい何なんだろ??
と、ここまで目に入っちゃったら、そのままスルーするわけにいきません(笑)。
というわけで、





買っちゃった♪

宇土名物「うと餅」♪
そんなことやってるうちに、1時間に1本しかない三角線の発車時間が迫ってきた!
買い物済ませて慌てて駅の跨線橋を渡ると、ちょうどホームに列車が入ってきました。


熊本からやってきた2両編成のディーゼルカーで終点「三角」を目指します。


「うと餅」は結局三角線車内で食べずに、後でゆっくりいただいたんだけど、
ひと口サイズのプリッとしたかわいいお餅が、専用のプラスチック容器に並んでます。
やわらかいお餅の中に、ほどよい甘さの漉し餡がタップリ。
旅の疲れを癒すには、ピッタリの駅前銘菓です。
掛紙がかかってるとこが、ちょっと駅弁っぽくっていいなぁ~♪

この「うと餅」ともうひとつ、初めて見かけて思わず買っちゃったのがこちら。



シャーベット??

あの「マンハッタン」でおなじみのリョーユーパン製の商品なんですけど、
「シャーベット」がパン(というかお菓子というか)ってとこが個人的にツボ(笑)。
しかも、「バナナ」って書いてあるし。バナナ味のシャーベット??謎です。

裏面を見ると、
ほどよいシャーベットのソフトな味です。
と書いてある。えっと、どういう意味だ??(笑)
コーラとマッチするらしく、しかも「冷して食べると違った味わい」と書かれていたので、
こちらは家に持ち帰って、言われるがままに試してみました。
試してみましたが…、冷さないで食べたことないから比較できず。完敗(笑)。


話を三角線の旅に戻しまして(笑)、
「宇土」を出発し、「住吉」駅を出てしばらくすると海が見えてきました。
海苔の養殖と思われる光景が広がる海沿いをしばらく走ったあと、
また陸地へと入っていきます。
トンネルを抜けたところで、半島の反対側へと出た車窓からは、また海が見えてきました。
ここまできたら、終点はもうすぐ。


宇土から約40分ほどで、終点「三角」駅に到着です。
ずっと乗りたかった念願の三角線、完乗~♪
ここ三角で、やっぱりずっと見たかった場所へと向かうことにしました~。

「その5」へつづく~♪

寝台特急に乗って九州へ!その3:祭りの夜と楽しい宴

2008年11月23日 23時25分23秒 | たびろぐ九州。

さてさて、それでは九州の旅レポへと戻りま~す♪

…そういや、つい数日前に出かけてきたのも「九州」。
どんだけ好きやねん、わたし(笑)。
ちょっとわかりやすくするために、こちらの旅レポは「九州横断レポ」にしようかと(^^;;

そんな、九州を横断して走る特急に乗って、熊本県は人吉に到着したその足で、
昔ながらの風情のある公衆温泉でフニャフニャになったあと(笑)、
いつもブログでお世話になっている人吉ブロガー、nobuさんと合流。
夜の人吉の街へと繰り出しました~。

ちょうどこの時、400年の歴史を持つ「おくんち祭り」の真っ最中。
この日は、メインの「御神幸行列」の前夜祭として「球磨神楽」が行われるとのこと。
楽しみにしながら、参道を歩きます。

そういや、6月に広島へ行ったときも「とうかさん」ってお祭りに出会ったんだっけ。
どちらもたまたま祭りの時期だった、ってとこがすごい偶然(笑)。


今年の6月に国宝に指定された「青井阿蘇神社」の境内に入ると、
たくさんの幟がはためいていました。一気に祭り気分!


神楽殿では、すでに球磨神楽奉納が始まっていました。
凛と張り詰めた空気の中、厳かでいて華やかな舞が。
殿内でご見学されてたみなさん、ウットリと見入っていましたよ。
しばらくしたら終わってしまったので、ギリギリチラッとでも見れてよかった~。


「お酒をどうぞ~」の呼び声に、それでは遠慮なくいただきま~す♪
ここ人吉では、振る舞われるお酒はもちろん球磨焼酎!
そこへ、nobuさんのブログに登場するたび「食べたいなぁ~」と騒いでいた「とあるもの」を、
優しいnobuさんは前もって手に入れておいてくれて、手渡してくれました。
その正体はというと、




豚ま~ん♪

人吉のお肉屋さんで売られている、とっても人気のある豚まんだそうで、
早い時間に売切れてしまうらしく、ちょっと早めに買っておいてくれました!(感動)
そんなこともあって、さすがにホカホカではなかったものの、
中の餡が玉ねぎたっぷりでとにかく甘くてうんまい♪
皮も冷めてたのにフワフワ、あまりのウマさにメロメロ。境内で至福のヒトトキ(笑)。
今回の到着時間からしたら手に入れられないものでしたからね、nobuさんありがとう~!

お刺身 生春巻き・れんこん揚・なんこつ
タコス ブリ大根

神社を離れて、nobuさん行きつけの居酒屋さんへ。
ここの料理がとにかくウマかった~♪
もう食べきれません、ってくらいあとからあとから出てきて、
このほかにもシーザーサラダとチャーハンまであったんです。お腹いっぱい!
いやぁ~、大食いの我が家としたことが(^^;;


こちら、nobuさんオススメの球磨焼酎「武者返し」。普通に呑んでもウマいんですけど、
デザートのバニラアイスにかけて食べたらものすごいウマかった~!!邪道??(^^;;

いや、いつもなら全部食べれた…はず??(笑)
nobuさんとの初対面に、少なからず緊張してたかもしれませーん(笑)。
でも、そんなnobuさんはとっても気さくで楽しくて優しい方で、
鉄道ネタや前職ネタ(笑)で盛り上がったりして。楽しい宴でありました~。


翌朝早くに宿を出て、明るいところでもう一度見たかった青井阿蘇神社へ行ってみました。
神社ではもうすでに、この日の「御神幸行列」の準備が少しずつ始まっていました。


これが国宝に指定されている「楼門」。
独特な形をした重厚な造りの萱葺屋根の門を、神妙な心持ちでくぐります。


すごく清々しい空気が流れていたのは、朝早かったからだけじゃないかも。
さすが荘厳な場所だけあります。
お祭りのメイン、「御神幸行列」を見ずに人吉を離れるのは残念だったけど、
少しでもその雰囲気を味わえてよかった。いいところです、人吉。また来ます。

「その4」へつづく~♪

サヨナラしてきました。

2008年11月21日 21時53分14秒 | たびろぐ九州。

今月に入ってから、JR西日本の0系新幹線スペシャルWEBサイトで流れている、
馬場俊英さんの「君がくれた未来」っていう曲にハマっちゃって、
聞いてるうちに、歌詞まで覚えてしまいました(笑)。

スペシャルムービーで流れてる映像が、またこの曲の詞にほんとにピッタリで、
子供の頃に0系に乗った記憶なんかがよみがえってきて、もうウルウル。
今月末で引退となる0系新幹線
ああ、もうほんとにさよならなんだ、って思ったら、
子供の頃の記憶に残る「青いひかりの超特急」にやっぱりどうしても会いたくなって、
急遽、博多行きを決定。昨夜遅くに無事に帰ってきました~。

携帯からも投稿したけど、初日はとにかく寒くて、
ニュースで、11月の初雪は福岡では20年ぶり、って流れてるのを見てビックリ!(笑)
そんな中、短い区間でのお別れだったけど、ゆったりと楽しんできました。
これが最後、という乗車のとき、もう2度と乗れないと思うとさすがに悲しくて。
でも、生まれてから44年経ったいまでも誇らしげに走ってる姿、かっこよかったです。

今回の旅はサヨナラだけじゃなくて、ちょっとお得なきっぷを使って、
いままで乗りたかった路線も訪ねてきましたよ。
もちろん、ウマいものアンテナも活躍してくれたので(笑)、
いま書いてる「九州レポ」が終わったら、
その辺も合わせて、ゆっくり綴っていきたいと思ってます。
そのときは、よかったらお付き合いくださいね~。

あ、そうそう、
馬場さんの「君がくれた未来」、よかったら映像と合わせて聞いてみてくださいね~。

「0系新幹線に乗って出かけよう!」→「スペシャルWEBサイト」
          →「02スペシャルムービー ありがとう夢の超特急」
CD発売が決まったら、絶対買っちゃうなぁ。


「きっかけは「青いひかり」その1」へ。

寝台特急に乗って九州へ!その2:九州横断!

2008年11月17日 22時45分11秒 | たびろぐ九州。

寝台特急「富士」で大分駅に到着したわたしたち。
息付く暇もなく、こちらの赤いディーゼルカー「九州横断特急」に乗り込みます。
列車名の通り、大分と熊本を結ぶ「豊肥本線」を走り、九州を横断していくこの特急。
以前、熊本-立野間は乗ったんですけどね、そこから先は未乗だったので、
この列車で、豊肥本線完乗を目指します!


前夜の雨がウソみたいに、この日はとってもいい天気。
線路の脇を流れる川や木々の緑、青空が気持ちよかった~。


「豊後竹田」駅に到着する手前で、列車後方から見たかったものがこちら!
以前旅レポでも紹介した、むぎ焼酎「二階堂」のCMにも登場する「笹無田石拱橋」
あのときは車で訪れて、列車が通り過ぎた後だったのがちょっと残念だったけど、
自分が列車に乗ってても、通り過ぎるのはやっぱりあっという間なのでした(笑)。
ここはまたいつか、ゆっくり訪れて写真を撮りたいなぁ。


さて、お腹も空いてきたので、発車前に急いで大分駅で買ったお昼ごはん、
大分名物「とり天」をいただきま~す♪
こちらの「里の香」は、衣に大葉がまぶされているんですね。


ふたを開けた瞬間、揚げ鶏の食欲を誘ういい~香りの中に、
大葉の香りがフワーッと漂ってきて、もうこの時点でメロメロ(笑)。
ひと口食べてみると、衣に絡むタレが絶妙なウマさで、
お肉もとってもやわらかくて美味しかった~♪あっという間に完食です(笑)。


しばらく走ると、列車は「宮地」駅に到着。
線路の脇には、ターンテーブルがありました~。
これ、SLが進行方向を変えるために使われるもの。
SL「あそBOY」が、以前走っていた頃にも活躍していたものなんですね。
来年には、また熊本にSLが復活するようだし、そちらも楽しみ~♪


阿蘇の外輪山の中を走り続けてきた赤い特急。
進行向かって左手に阿蘇山が見えてきましたよ。
雲がかかってるのか、噴煙モクモクなのか、どっち??
カルデラの中を走る線路、いやぁ、スケール大きいよなぁ~。


そしていよいよ、日本でも数少ない「3段スイッチバック」で山を下っていきます。
進行方向を少しずつ変えて、急勾配を上り下りする方式。
ここでいったん運転士さんが前後入れ替わり、右側の線路を進みます。


上から2段目の線路を降りていくと、右手にまた1本線路が見えてきました。
これが熊本へ向かう線路。これで3段というわけです。
そして、この線路の先にあるのが、


「立野」駅。以前、南阿蘇鉄道に乗るために赤い特急を見送ったあの駅に到着!
というわけで、ここでとりあえず「豊肥本線」完乗です♪

この立野駅で、もう1回運転士さんが前後入れ替わって進行方向元通り。
停車時間もあったので、みなさんホームに降りてきて休憩タイム(笑)。
澄んだ空気の中、とっても和やかな雰囲気が漂っていました。

そして、それまでのどかな景色だった車窓もだんだんと街中へと入っていき、


熊本駅に到着~。大分から、まさしく「九州横断」完了です!
ちなみに、この特急に乗ると、熊本発東京行きの寝台特急「はやぶさ」に乗れるんです。
2晩連続車中泊で東京へ戻ることも可能といえば可能なんですけど、
この「九州横断特急」は、


人吉行き。

そのまま東京へ帰るのはもったいないですからね、それなら終点まで行っちゃおう!
というわけで、太陽の光がキラキラと輝く球磨川沿いを通る肥薩線を走り抜け、


終点「人吉」駅に到着したときには、もう夕方でした。
前日の夕方から、乗りっぱなしの行程でしたけど、
ほぼ端から端までの九州横断特急乗車、不思議な達成感がありました(笑)。
(「ほぼ」ってのは、この特急、「別府」発なんですよね~(^^;;)

以前、肥薩線の山越えや、くま川鉄道に乗ったときに立ち寄った人吉。
今回は短い時間ながらも、その街を堪能することにしました~。

「その3」へつづく~♪

寝台特急に乗って九州へ!その1:「富士」で大分へ

2008年11月14日 23時36分05秒 | たびろぐ九州。

えー、帰ってきてからすでに1ヶ月経ってますが、(^^;;
10月の初めに出かけてきた九州レポ、書いていきたいと思います♪

今回は、帰ってきた直後の記事にも書きましたけど、
東京発の寝台特急「富士・はやぶさ」に乗って、九州へ行ってきました。
来春の廃止が正式に発表されたらきっと混むだろうから、ちょっと早めにお出かけ。
せっかくだから行きも帰りもどっちも乗りたかったので、
まず最初に「富士」で大分へ行くか、それとも「はやぶさ」で熊本へ向かうか、
ちょっと考えた末に、大分行きを選んでみました。
その理由はまた後ほど~。


九州の玄関口、門司駅まで併結して走る「富士」と「はやぶさ」を牽く機関車が、
青い客車たちを引っぱって、東京駅の10番ホームへ入線してきました。
いままでは、大好きだった「出雲」も含め、たくさんの寝台列車が東京駅から出てたけど、
ブルートレインとしては今ではこの「富士・はやぶさ」1本が残るのみ。
賑やかだった10番線も、なんだか寂しくなりました。


この日の宿は、お得意のB寝台の開放型。
廃止はほぼ決定という雰囲気ですが、まだまだ乗ってる人も少なめで快適でした。
それでも、ホームには名残惜しんで写真を撮ってる人がたくさん。

そんな「富士・はやぶさ」は、定刻通り東京駅を出発。
発車時刻は夕方18時過ぎと、寝台列車にしてはちょっと早め。
眠くなるまで、時間はタップリあります。
のんびりと車窓の夜景を楽しみながら、列車は進んでいきます。

横浜に着く手前で、雨が降ってきました。涙雨かなぁ。
熱海・沼津・富士・静岡…と見慣れた駅名を進んでいく寝台列車。
豊橋を過ぎ、もうすぐ名古屋かなぁ、というところで、
併走する線路のずーっと先に、チラッと特徴のあるテールランプが見えました。

うん??あの形はもしかして??

パノラマカーだぁ♪

お隣の名鉄の線路を、大好きなパノラマカーが走ってるじゃないですか~!!
そういえばパノラマカーの運用に、
終点岐阜に0時前に到着するセントレア発の普通列車、ってのがあったはず!
ちょうど時間的にそれだ~!と横に並んだときに撮ってみたんだけど、




なんだかぜんぜんわかんない

でもこれ、パノラマカーですから!!(笑)
ほら、窓の下のほうがなんとなく赤いでしょ??(^^;;
…どっちも動いてるからねぇ、無理があるな、ベテランデジカメじゃ…。
(と、まだ新人さんをまったく出動させてないわたし(←宝の持ち腐れ))

そして、いったん抜かれたパノラマカーに、名古屋駅発車後しばらくしてまた遭遇。
そんなパノラマカーも、もうすぐ引退なんだよなぁ、と思うと、
こうして併走できたことがなんだかすごくうれしくて。
がんばってね、と手を振りながら、離れていく名鉄の線路を見送りました。

大阪を過ぎ、三ノ宮でいちばん遠くのホームにマルーン色の阪急電車を見たりしながら、
結局、眠りに着いたのは「兵庫」駅を過ぎたあたり。
確か「あさかぜ」に乗ったときもその辺まで起きてたはず。
寝台特急に乗ると、寝るのがもったいないというか、寝るタイミングが難しいんだよね(笑)。

途中で何度も目を覚ましながら、翌朝起きたのは山口県へと入ったあたり。
眠るときまでずっと降っていた雨も、嘘のようにあがって気持ちのいい青空が広がってました。
下関で機関車の付け替えを見届け、関門トンネルをくぐり抜け、
いよいよ、熊本へ向かう「はやぶさ」との切り離しの駅、


「門司」駅に到着。いよいよ今回の旅の目的地、九州上陸です!


切り離されて、一足先に出発した「はやぶさ」を見送る僚友「富士」。
そう、なぜ行きに「富士」を選んだかというと、ゆっくり「はやぶさ」を見送りたかったから。
2月に乗った「なは・あかつき」と同じ理由なのでした~。


関門トンネルを通るためのローズピンクの機関車から、
バトンタッチされた赤いカマ。終点大分駅へ向け、出発準備完了です。

「門司」駅を出発して、日豊本線を進む「富士」。
途中、どうしても撮りたかった駅があったんです。それがこちら!↓





USA

USAの隣は「ぶぜんながす」ですからっ(笑)。
ってこれ、「水曜どうでしょう」ファンにはおなじみの駅。
どうバカとしては、「サイコロ1」で出てきたこの絵を撮りたかったんです~(^^;;


そして列車は別府駅に近付いてきました。
見えるかな??見えるかな???と思ってたら、見えたー!!!
あの、ワンダーラクテンチ♪
手前に病院が写り込んじゃいましたけど(笑)、
あの不思議な動きの観覧車も、ケーブルカーの線路もちゃんと見えました!
今回は寄れなかったけど、車窓越しでもまた会えてうれしかった~(笑)。


別府駅を出て、青く輝く別府湾を眺めている間に、終点、大分駅に到着。
東京を出て17時間半の長旅も、ほんとにあっという間でした。
もっともっと乗っていたかったなぁ、といつも思う瞬間。
飛行機でピューッと目的地を目指すのもいいんだけど、
やっぱりのんびり列車に揺られる旅って好きだなぁ。
たぶん、「富士」に乗るのはこれが最後かもしれないけど、
ちょっと切ない反面、たくさん楽しんだ寝台の旅でした~。

さて、まだまだ始まったばかりの九州の旅。
大分から向かった先とは???

「その2」へつづく~♪

ブリ返し。

2008年11月08日 23時36分22秒 | にちじょう。
今日はとにかく寒かった。
寒くなってきてから、今年いちばんの冷え込みだったらしい。
おかげで、ずいぶん引いてた足の痛みが、
仕事から帰ってきたらブリ返してた(悲)。
明日はもっと寒いんだよねぇ。また痛くなるかと思うとブルー。

スッキリしないことも多いし。
まあ、いい日ばっかりじゃないもんね。
そんな日もあるさ。

あー、こりゃ本格的に気分転換しないとダメだ。あったかいトコ行きたいなー。

と思ってたら、同居人がなんか時刻表とにらめっこ。
特に愚痴をこぼしたわけではないけど、凹んでいるのはよくわかってるみたい。
ほんとに申し訳ないけど、ほんとにありがたい。

逢いたくなった時に君はここにいない。

2008年11月05日 21時32分53秒 | どうでしょう+きゅー。

今月1日から、日テレで始まった「the波乗りレストラン」
サザンオールスターズの曲に乗せて、33話ランダムに放送される、
大好きな大泉さんが主演のドラマ、すっかりハマってます♪

といっても、仕事に出てるときは見れないので、
全部録画予約しておいて、後でまとめて見てるんだけど、
なんせバラバラに放送されるので、(だいたいの時間は決まってるっぽいけど)
なんと、初回の放送を録画しそびれちゃった…(泣)。

あー、いきなり初っ端からシクるとは…。
これから先どうしよう…、と思ってたら、
「今からでも間に合う!SP」みたいのでディレクターズカット版を放送してくれたので、
とりあえずちゃんとつながってホッとひと息。
(今度会う時に#1持ってってあげるよ♪と言ってくれた優しいお友だちにも感謝♪)

で、昨夜遅くの回を見ていたら、
主題歌が「逢いたくなった時に君はここにいない」でした。
これ、数あるサザンの曲の中でも、上位ランキングに入っちゃうくらい大好きな1曲。
この曲が入ったアルバム、
以前、北の大地へ単身仕事しに行ったときに、
とりあえずガシッとつかんで(笑)持ってったうちの1枚。
なんか、その頃のことがワーッとよみがえってきて、すごい懐かしくなりました。
思わずまた聞きたくなって、引っ張り出してきちゃったもの(笑)。

サザンの曲って、
聞いてると「ああ、これ聞いてた頃、あんなことあったなぁ」って思える曲ばかり。
ドラマ見ながら、「ええっ!これってそんな古い曲だっけ??」なんて言いながら見てます。
追うのが大変だけど、最終話までが楽しみなドラマです♪

またやっちまいました…。

2008年11月01日 16時16分21秒 | にちじょう。
せっかくずいぶんよくなったわたしの

なのにまた、不注意でケガをしてしまいました…。

階段を降りきったときに、「ドンッ!」とヘンな足のつき方をしてしまったんです。
あまりの痛さに、

「うわ、また折れたかも??」

ものすごい動揺してたんだと思います。骨折した側の足だったし。
病院行かなくちゃ!と痛い足をひきずり、あわてて車を出そうと駐車場に行って、
ドア開けようとしたら、あれ?開かないぞ。
って、ワイヤレスキー、忘れてきてるし…。
落ち着け落ち着け、と深呼吸しながらいつもの病院へ。

たぶん、あのとき顔色無かったかもなぁ。

レントゲン検査の結果、幸いにも骨には異常がないとのこと。
あー、ほんとよかったー。
また1ヶ月固定して、リハビリ通って、ってなったらほんとにキツイもの。

でも、ちょっとヒドい捻挫のようで、連休は安静と言われてしまいました。
仕事、また迷惑かけてしまう…(泣)。
しかも、今日はとっても大事な予定が入ってたのに、
それもキャンセルしなければいけない羽目に…。

ああ、なんで1歩1歩着実にいかなかったんだろ。ほんとに凹みます。
痛みが治まればなんてことないんだろうけど、いまは痛いから余計に。
とりあえず、いまのところ旅の予定が入ってないだけよかった(苦笑)。
ちょっとよくなったからって、あわてちゃいけないですね。ぐすん。