はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

さよなら「なは」と「あかつき」と…その7:城下町散策

2008年05月30日 23時55分58秒 | たびろぐ九州。

美味しい餃子とおまんじゅうに出会った後、
島原の街を散策してみることにしました~。
歩いてすぐに気付いたのは、とっても歴史を感じる建物が多かったこと。
レンガ造りが素敵な金物屋さんがあったり、
古い建物を生かしたギャラリーがあったり、
こちら、酒屋さんなんだけど、黒塗りの壁に風格があったりと、
どこも見ていて目を引く建物ばかり。
この酒屋さんに近寄ってよく見てみると、
「登録有形文化財」と、長崎県の「まちづくり景観資産」というプレートが。
未来へ残すべき貴重な財産です、との記述がありましたが、
まさにその通りだなぁ、と頷ける美しい建物でした。

そんな、古い建物が並ぶ通りを抜け、
ゆるやかな坂を上がっていくと、目の前にそびえ立っていたのが、


島原城。

いや、実は遠目に眺めて帰ろうと思ってたんです。
だって、入口まるっきり反対側だし、しかも高台なんだもの~。
このとき、足の具合があんまりよくなかったから、あきらめてたのね。
でも、目の前まで行ったらやっぱり近くで見たくなっちゃって、
がんばって入口の急坂上っちゃいましたよ(^^;;
青空に白い天守閣がきれいでね~。来てよかったって思える瞬間でした♪


敷地の中にある「古野梅苑」へ行ってみると、
白梅がきれいに咲き誇っていました。紅梅はこれからって感じでしたね。
って、いまごろ梅の画像ってのも…。2月の旅レポなので許して~(^^;;


せっかくここまで来たんだからと、天守閣のてっぺんまで上ってみました!
眼下に広がる島原の街と有明海が一望できて、風が気持ちよかった~♪
海の向こうには、うっすらと熊本が見えるくらい、いいお天気でした。


反対側はというと、目の前に大きく見える山が眉山(まゆやま)。
その後ろにチラッと見えるのが、あの大噴火を起こした雲仙普賢岳。
ここから見えた島原の街は、眉山を避けるようにして火砕流が流れ出たために、
大きな被害を受けずに済んだそうです。
美しい反面、太刀打ちできない恐ろしさもありますよね、自然って。


階段の上り下りのおかげか、すっかり消化されちゃった餃子とおまんじゅう(笑)。
気になる商店街も惹かれたけど、次の列車を考えると周りきれなそうだったので、
たまたま目に入った食堂で、ちゃんぽんと皿うどんを注文。
ちょっと遅いお昼ごはんを、ペロッと完食(笑)。

すっかりお腹もいっぱいになって、お店を後にすると、
うん??どこからともなくいい~匂いがしてきましたよ。
食べたばっかだってのに、その匂いの方向にフラフラ~っとツラれていくと、


ちょうどこの日は火曜日。
手作りパンの日だって~♪と扉の前で興味津々なわたし。
そこへちょうど、このお店から出てきた地元のおばさんが、

「おいしいわよ~。ここのパン。」

と教えてくださったので、迷わず突入。皿うどん食べたばっかなのに(笑)。


店内は焼きたてのパンの香りでいっぱい!
ちょうど焼きあがったかわいらしいパンたちが、奥からどんどん出てきます。
もうね、どれもこれもウマそうなの♪目移りしちゃって大変です(笑)。
元々はこちらのお店、お菓子屋さんなんだけど、
週に1日だけ、焼きたてパンを販売してるそうです。
なんて素晴らしいタイミングゥ~♪
どれを買ったかは後ほどご紹介しま~す。


次の列車の時間が迫ってきていたので、最初に通った道を歩いて駅へ向かっていると、
満面の笑顔の「ほていさん」に出会いました。
お腹をなでると元気が出るんだって!もちろん元気をいただきましたよ~。
不思議と足が軽くなった気が??とっても素敵な島原の街でした♪

「その8」へつづく~♪

さよなら「なは」と「あかつき」と…その6:まんじゅううまい

2008年05月28日 14時46分30秒 | たびろぐ九州。

諫早から島原鉄道の黄色い列車に揺られ、島原駅にて途中下車
さすがお城のある駅だけあって、とっても立派な瓦屋根の駅舎に圧倒されつつ、
いつもは駅の正面の通りを行くことが多いんですが、
なんとなく、駅を出て左手へと歩いてみることにしました。
わたしの好きなタイプのバスがそっちへ走り去ってったんで、
それにツラれたってのもあったんだけど(笑)。

で、しばらく歩いてみると、島原市役所が見えてきました。
その先には、ちょっと気になる商店街みたいなものも見えてたし、
お、これはなにかウマそうなモノがあるかも~♪とアンテナ張り巡らせてると、

うん??なんのお店??




「万十」??「饅頭」じゃなくて??
でも、お店の扉にはまちがいなく「まんじゅう」と書かれてる。
しかし、「だんご」まではわかるけど、「ギョーザ」に「鶏めし」??
甘いモノ屋さんじゃないんでしょうか??

しばし観察していると、
来るわ来るわ、地元の方と思われる車が、店の前にひっきりなしにやってくるんです。
あ、これは間違いない!と確信し、勇気を出して店内へ。
そしたら、まだお昼前だったんですよ。それなのに、ほとんどが売り切れ!!
鶏めし、ちょっと狙ってたんだけど、

「ごめんね~、もう終わっちゃったの。」とお店の人。

とりあえず、次に来た方に取られちゃならねぇ、と、(ごめんね地元の人)
わずかに在庫のあったこちらのラインナップを購入~♪


まずは「ギョーザ」。透き通るような皮が見るからにウマそうです。
たぶん、持ち帰っておうちで食べるシロモノだと思うので、タレもなんにもなかったけど、
そのまま食べても十分にウマかったっ!!メチャメチャにんにく効いてました(笑)。
お箸もなかったけど、マイ箸持っててよかった~♪な瞬間。
同居人とふたり、あっという間にペロッと完食(笑)。


そして、こちらの「あんまん」と「ぶたまん」の2種。
あんまんのほうは、ラスト1個でした。おー、危ない危ない。
ちょうどお店を出るときに、
「もうまんじゅうないの??」と入ってきたおばちゃんがいたくらい、
人気のお店なんですね~。勇気出して入ってよかった~♪


1個しかないので、あんまんは半分こ。
フカフカでちょっと甘みのある皮に、ほどよい甘さの餡子がギッシリ詰まってて、
いやぁ、これとにかくウマかったです。人気があるのも納得。
出来立てホカホカではなかったのに、それでもウマいんだからすごい。
蒸し直して食べたら、より一層ウマいかも。


こちらがぶたまん。この、中の具も肉汁ジューシーでウマかった~♪
でも、具はもちろんなんだけど、やっぱフカフカの皮の印象が強かったなぁ。
さすが「万十」屋さんだけありますね~。できれば鶏めしも食べてみたかった!

で、食べ終わってお店をふと見ると、確かもう閉まってた気がする。早っ!!
ちなみに、ちょうどその頃、市役所のお昼のチャイムが鳴ってました(笑)。
おー、危ない危ない。いいタイミングでウマいものが食べられてよかった~♪
軽く(?)腹ごしらえも済んだところで、島原の街歩きの再開です!

「その7」へつづく~♪

さよなら「なは」と「あかつき」と…その5:海沿いを行くローカル線

2008年05月27日 23時43分11秒 | たびろぐ九州。

最初で最後の乗車となった寝台特急「あかつき」で、
終点の長崎駅に到着したのは朝の9時過ぎ。
この時間に目的地に着いたなら、どこでも行けちゃうぞ~♪
というわけで、向かった先が、


長崎駅のホーム。

また即折りかっ!!っていうツッコミはナシの方向でお願いしたいんですけど(笑)、
「あかつき」で到着したばかりのお隣のホームで、
わたしたちを待っていたのは、特急「白いかもめ」博多行き。
即折りに関してはね、いつものことではあるんですけど、(^^;;
今回、長崎の街を歩かず、すぐに別の場所へと移動したのには訳がありました。


その「白いかもめ」に乗って、ここ「諫早」駅にて途中下車。
つい何分か前に「あかつき」で通った駅だけに、なんだかヘンな気分でした(笑)。
で、どこへ向かったかというと、


駅のいちばん端っこにある「島原鉄道」の0番ホーム。
通称「島鉄(しまてつ)」と呼ばれる地方私鉄のこの路線、
島原半島をきれいに縁取るようにして走り、終点「加津佐」までを結ぶ路線でした。
でした、というのは、途中の「島原外港」から先、
終点加津佐までの「南線」が、今年の3月末をもって廃止となったのです。
帰ってきてすぐ、「夢を叶えてきました♪」って記事にも書いたとおり、
今回は「星」とのさよならだけじゃなく、
もうひとつの「さよなら」をしに行ったというわけだったんです。

ここで一旦駅を出て、島鉄の「島原半島遊湯券」という1日フリー乗車券を買いに、
駅前の諫早ターミナルホテルへ。
このフリーきっぷ、鉄道・バス・フェリーが乗り放題な上に、
どこか一ヶ所、ホテルのお風呂に入れるお得なきっぷなのです♪
で、このきっぷ、諫早駅でも発売されてるんですけど、券売機での発売とのこと。
感熱紙かも??というわけで、わざわざホテルへ買いに行っちゃいました(笑)。

その後、ホテルから歩道橋を渡ったとこにある、
長崎県営バスターミナルをチラッと見に行ったんですけど、そこでこんなものを発見。


やーもー、素敵すぎるー!!
スペシャル牛乳って、どんだけスペシャルなんでしょう??(笑)
ご当地牛乳ビンコレクター(?)としては、絶対手に入れたかった一品なんですけど、
この行灯のみで、売られてなかったみたい。昔は売ってたのかなぁ??残念!


さて、あんまりフラフラしているヒマはなし!(笑)
終点加津佐へ向けて、島原鉄道の旅の始まりです。
それにしてもこの駅舎、洋館みたいな造りでほんとに美しい建物だよなぁ~♪


島鉄のホームへ行くと、眩しいほどに鮮やかな黄色のディーゼルカーが待っていました。
まずはこちらの車両にお世話になることに。前面に描かれてるのは風車??


扉の脇には、「島原の子守唄」をモチーフにしたイラストが描かれていました。
実は悲しく切ない歴史の「島原の子守唄」ですけど、
歌詞とひっかけて「おどみゃ島鉄」と書かれてるとこなんかもかわいらしい♪


そんなかわいい黄色い車両は、終点「南島原」を目指して諫早駅を発車。
単線の島鉄は、途中「森山」駅にて反対列車を待ちます。
やって来たのは、よく見ると赤い小さなヘッドマークをつけた急行列車。
お顔の真ん中じゃなくて、ちょこんと左脇に丸いのをつけてるのがかわいい~♪


海沿いへ出たかと思うと、また陸のほうへと入り、
そしてまた、とってもきれいな海が開けたところで「大三東(おおみさき)」駅に到着。
ホームのすぐ隣が海!って景色に、とにかく感動~♪
ちょうどここでも反対列車の待ち合わせだったので、
ホームで海の写真を撮ったりしながら、ふとホームの先に目をやると、


並んでる~♪

かもめの水兵さんバリに(笑)、見事に並んでる姿が微笑ましかった~。
もうね、とにかく静かで、まるで時間が止まってるみたいだったなぁ。
いつもより長いお休みをいただいてることに、ちょっとだけ心痛めてたんですが、
これ見た瞬間に忘れました(笑)。来てよかった~!って思ったもの。


そして列車は、終点の2つ手前の「島原」駅に到着。
そのまま「南島原」までまっすぐ行くつもりだったんですが、
お腹も減ってきてたし、何よりこの巨大な駅名板に惹かれちゃったので(笑)、
ここ島原で降りてみることにしました。
さて、無事にウマいものとはめぐり合えたかな??(笑)

「その6」へつづく~♪

さよなら「なは」と「あかつき」と…その4:あかつきの空を目指せ

2008年05月25日 22時55分14秒 | たびろぐ九州。

さて、ちょっと間が空いちゃいましたけど、
「星」に乗って出かけた九州の旅レポの続き、書いていきますよ~♪

というわけで、ふわとろの晩ごはんを食べた後、
京都駅ホームで待ち構えていたわたしたちの前に現れた「星」がこちら。
寝台特急「あかつき」。まずはこちらに乗って長崎へと向かいます!


一緒に走る熊本行きの「なは」とのヘッドマークが燦然と輝く機関車、EF66。
こちらの力持ちくんが、まずは下関駅まで担当していきます。

以前廃止になった寝台特急「彗星」と併結して走ってた「あかつき」は、
パートナーを失った後、単独運行されてた「なは」と共に走り続けてきましたが、
そんな2つの「星」も、先日の3月のダイヤ改正で廃止、
九州向け関西ブルトレの歴史も、この2つの列車で最後となりました。
いつも思うけど…、時代の流れとはいえ、やっぱり寂しいもんです


先頭の機関車から「なは」と「あかつき」の客車を眺めながら、
最後尾の「あかつき」レガートシート(座席車両)までゆっくり歩いてみました。
このテールマーク、長崎駅の構内で昼間お休みしているときに見たなぁ。
そのたびに「いつか乗りたいね」って言い続け、やっと念願叶いました。
「あかつき」、つまり明け方の空を表してる(んじゃないかな)デザインが素敵。


車内に乗り込み、記念に「なは」と「あかつき」の連結面をパシャリ。
南国ムード満点の「なは」のテールマークもいいですね~♪
向こうにもチラッと「あかつき」のテールマークが見えるの、わかる??


この日の「宿」は、大好きな開放型B寝台ではなく、
同じB寝台でも、個室の「シングルツイン」。
元々は、やっぱり廃止になった寝台特急「出雲」で活躍していた車両で、
1人用個室だけど、2人でも使えますよ、という個室です。
で、こちらが寝台なんですけど、座席をベッドにするタイプなので、
「日本海」で乗ったA寝台みたいに、どうしたって割れちゃうんですよね。
じゃあ、今度はわたしが上で寝るよ、ってことで上がってみると、





せまっっっ!!!

思わず、最大サイズの文字↑を初めて使っちゃったくらい(笑)、
写真でわかるかなぁ?狭いというか「低い」んですね。天井が。
体を起こすとき、背中をまっすぐにできないんです。常に「おじぎ状態」(笑)。
まあ、元々1人用なだけに、サブベッド扱いだろうから仕方ない。
廃止前で個室が取れただけでも、ありがたいことだもんね(^^;;


ピッピッとキーを押して開錠するタイプの個室もあれば、
こちらの「シングルツイン」には、カードキーがついてるのがうれしい♪
これ、記念にいただけます。もちろん永久保存版(笑)。
だから我が家は、モノがどんどん増えていくのよね(^^;;

そんな「なは・あかつき」は、定刻20:02に京都駅を発車、新大阪・大阪と停車し、
明石大橋のライトアップを「きれい~♪」とか言いながら眺めた後、
せっかくだから下関での機関車付け替えを見ようと、ちょっと早めに就寝。
途中で寝ぼけてガバッと起き上がり、低い天井におでこ打たないかドキドキしながら(笑)、
いつの間にか眠っちゃったわたし。で、気がついたら、





鳥栖。

やー、すっかり寝ちゃった寝ちゃった(笑)。
「下関」で関門トンネルをくぐる機関車へバトンタッチし、
すぐに「門司」で変わった赤いED76で、夜の街を疾走してきた「なは・あかつき」。
そして、この「鳥栖」駅で、熊本行きの「なは」ともお別れ。
切り離されて出発していく姿を、あかつきの空をバックに見送ります。


「ああ、行っちゃったぁ。」
と、ちょっと寂しげな表情で、離れていく僚友「なは」を見送る「あかつき」。
この後、長崎まで牽いてくれる赤い機関車が連結されるのを待ちます。

そう、今回なぜ行きに「あかつき」を選んだかというと、
鳥栖でのんびりと、先発の「なは」を見送ることができるからなのでした。


機関車付け替えの「儀式」も無事に終わり、
定刻通り「あかつき」は、ゆっくりと、でも着実に終点長崎に向け進んでいきます。
いつしか空は明け方から日の出の時間に。もうすぐ「あかつき」ともお別れです。


そして、京都から約13時間。ほとんど遅れることなく、終点「長崎」に到着です。
「移動がメイン」なわたしにとって、目的地に到着することはうれしい反面、
「あーあ、着いちゃった」っていちばん強く思う瞬間。
特に今回は、「あかつき」に乗るのが最初で最後だっただけに、
より強く感じたような気がするなぁ。
いままで何度か訪れてる「長崎」駅が、
どこかいつもと違ったように感じたのは、きっと気のせいじゃないのかも。


「さよなら」と「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりながら、
大役を果たして引き上げていく「あかつき」を見送ったのでした。
長い間、ほんとにありがとう。そして、おつかれさまでした。

「その5」へつづく~♪

さよなら「なは」と「あかつき」と…その3:ふわとろ晩ごはん♪

2008年05月17日 17時48分40秒 | たびろぐ九州。
とってもかわいらくて素敵なご婦人との出会いがあった、京都タワー浴場を後にし、
さあ!いよいよ今回の旅のいちばんの主役!
夜の街を疾走する「星」を迎えるために、京都駅へ向かいます!

と、その前に。(ひっぱるなぁおい)

腹が減っては戦、いや旅はできぬ!ってことで(笑)、
夜行列車に乗り込む前に、腹ごしらえ~♪

といっても、この時点で発車時間がけっこう迫ってきてて、
あんまりウロウロしている余裕はなし。
とりあえず、京都駅地下街ポルタを歩いてみることにしたんですけど、
こういうとこって全然アンテナが働かないんですよ。
せっかく京都へ来たんだから、京都らしいものを、
と思っても、駅の地下街ってどこでもありそうなものばかり??
やー、困った困った、と思ってたところに、
とっても美味しそうなオムライスの写真が、店先に掲げられているのを発見。
そのお店の名前が、

「リプトン」

リプトン??
リプトンっていったら、あの紅茶メーカーですよね??
そんなお店があるんだぁ~、というわけで晩ごはんはこのお店に決定!
で、選んだオムライスが、


季節限定メニューだった、「京冬野菜のミネストローネオムライス」。
冬野菜、ってとこが、いつのレポ?って感じですけど(笑)、
ミネストローネ、っていうと赤いスープってイメージだったのに、
クリーミーなスープの中に、ふわっとろなオムライスがアイランド状に浮かび、
その上にたっぷりな水菜とカニ肉、そして、柿?が乗っかってました。
これね、コッテリしてるかと思いきや、京野菜をつかってるだけあってサッパリ♪
ごはんの中にも、コロコロッとしたお野菜(詳細忘れました。ごめんなさい!(笑))
がたっぷり入ってて、思いがけなく京都を味わうことができました。満足満足。


こちらが同居人の、「鶏肉とお漬物の和風オムライス」。
オムライスにお漬物??ほんとに合うのか?と不思議な感じだったんですけど、
このプックリとした美しい形のオムライスを割ってみると、


和風な味付けのバターライスの中に、お漬物がいるぅ~!高菜かなんかかな?
これがまた不思議と合うんですよ。鶏のそぼろソースもさっぱりしててウマかったし。
いかにも京都らしい、はんなりとしたオムライス。大満足な晩ごはんでした♪


お腹もいっぱいになって地上へ上がると、
つい何時間か前に上った京都タワーが、夜の空に浮かび上がっていました。
さあ、いよいよ「星」に乗り込む瞬間が、刻々と近付いてきました~。

「その4」へつづく~♪

さよなら「なは」と「あかつき」と…その2:浴場は社交場

2008年05月16日 19時19分30秒 | たびろぐ九州。

新横浜からの新幹線車内で、「シウマイまん」をパクつきながら、
「主役」を迎えるべく京都へ到着したわたしたちが、向かった先がこちら!

京都駅30番ホーム(笑)。

京都へ行ったなら、一度こんな投稿をしてみたかったんですよね~(^^;;
乗りもしないのに、ホームで「関空特急はるか」を待つこと数分。
この角度の写真を撮りたくて、わざわざ待ってたのにはちょっとした理由がありました。


だってほら、わたしのHNとおんなじ名前ですからね~♪
というか、実はこの列車名が由来だったりして(^^;;
一時期、あるものの撮影で集中的に京都へ出かけてたことがあって、
そのたびに乗ってたのが、この関空特急「はるか」。
久々の再会、うれしかったです。乗らなかったけど(笑)。

そんな、ちょっと愛嬌のあるお顔(笑)の「はるか」ちゃんを見送った後、
いよいよ「京都といったらここ!」(って「はるか」はおまけか!)ってとこへ移動。
寝台列車に乗る前に、どうしても行っておきたかったこちら!↓


京都タワー。

「彗星」の旅のときも立ち寄ったけど、
ひと晩列車に揺られるなら、すっきりさっぱりしておきたいもの。
いつもの地下のお風呂へ直行~♪ってその前に。
そういや上に上がったことないじゃん!ってことで初めてのタワー体験です♪


エレベーターを乗り継ぎ、展望室5階へ。
地上100mの高さから、大阪方面を望みます。
お天気がいいと、大阪のビル群もはっきりと見えるんだそうですよ。
このときはちょっとお日さまが高くて、できれば夕陽が沈んでくとこ見たかったなぁ。
きっと、夜景もきれいに見えるんでしょうね~♪


無料ってとこがうれしい(笑)展望台の望遠鏡からのぞいてみると、
肉眼ではとても見ることができなかった、JRA京都競馬場なんかも見えちゃいます!
真ん中よりちょっと上に見える、白い横長の建物なんだけど、わかるかな??


ちょっとビビリつつ真下にふと目をやると、わーい!トミカだトミカだ~♪(壊)
車もバスも人もちっさこくて、まるでジオラマみたいなのに、
近代建築京都駅駅舎だけは、やっぱり巨大だったのが印象的でした。

さて、そろそろお風呂に入りに行かないと間に合わないぞ、
というわけで、エレベーターを降りていくと、扉の前で待っていたのは…、




たわわちゃん♪

もー、一気に脱力(笑)。
イラストで見ると、なかなかかわいい京都タワーのキャラ「たわわちゃん」ですけど、
立体的になると、うーんちょっと微妙??口ポカーンと開いてるし(笑)。
とか言いつつ、ゆるキャラたわわちゃんと記念撮影したのは、言うまでもありません(笑)。


そして、いよいよ地下の浴場へ。
時間的に混んでる頃かなぁ?と思いきや、入ってみると先客はご婦人がお2人だけ。
しかも、そのうちのおひとりは、ちょうど入れ違いで出て行かれたので、
結局、広いお風呂にもうひとりのご婦人とふたりきり。
そのご婦人、なんとも人懐っこいお方で、明るく声をかけてきました。

「京都へはご旅行で?」

「いえ、これから九州へ向かう寝台列車に乗るんです。」

「あら、素敵ねぇ。どちらから?」

「神奈川です。」

聞くとそのご婦人、地元京都の人ではあるけれど、ご出身は東京だとか。おお!
しかも娘さんが横浜にいらっしゃるとかで、うれしそうにされてました。
そういや、旅先で偶然地元の出身の方に会うことがよくあるんだけど、
なにか引き寄せられるものがあるのかなぁ。不思議。

「結婚してこっちに来たから、いつの間にかこっちにいるほうが長くなっちゃった。」

と笑顔で話されてたけど、どおりで生粋の京都弁っぽくなかったわけだ。
てっきり旅の人かと思ったもの。
なにか事業をされてる方のようで、仕事の合間にひとっ風呂浴びにきたんだとか。
いやぁ、粋だねぇ。さすが江戸っ子(笑)。

お風呂からあがってからも、短い時間だったけどいろんな話をしました。

一度しかない人生、自分がやりたいと思うことは遠慮なくやったほうがいい。
その人にしかできないことって、必ずあると思うから。と。

先に仕度が終わり、「じゃあ、お先に失礼します。」と出て行くわたしに、

「気をつけて。いい旅を。さよなら。」

あの「さよなら」って言葉、とっても品があって温かくて、今でも忘れられないなぁ。
旅のはじまりにふさわしい、素敵な出会いとなりました。
「はるか」と「たわわちゃん」に寄り道したおかげかな(笑)。

「その3」へつづく~♪

DVD第10弾はのんびり討ち入り。

2008年05月15日 21時14分47秒 | どうでしょう+きゅー。

昨日、5月14日は「水曜どうでしょう」DVD第10弾の引渡し日。
毎回毎回、どうでしょうDVDの「討ち入り」に関して書いてきましたが、
(よろしければこちらの記事を見てね♪)
今回の第10弾も、いつものように0:00きっかりを目指したかったんです。

が。

実は今回から、お世話になる屋敷(←ローソンのこと)を鞍替えしたんだけど、
その屋敷へ向かう道ってのが、あんまり治安がよろしくないのね。
しかも、前回に引き続き、13日の晩は同居人が泊まりのお仕事で運悪く不在。
ひとりで夜中の12時前にフラフラと歩いて出かけるには、ちょっと勇気がいるなぁ…、
と、今回もおとなしく諦めて、作戦変更!
早起きして、お散歩がてら討ち入ることに決めたんです。
で昨日、朝起きてみたら、
ジャージャー大雨降ってんじゃん!!

結局、夜になって、のんびりと討ち入ってきました~(笑)。
いちおう、当日のうちに受け取ったから、いいよね??
(だんだん気合が入らなくなってきてる、ってわけじゃないのよ(^^;;;)

それにしても、いやぁ、もう10枚目まで来ましたかぁ。感慨深いなぁ。
5本ずつ入れることができる「DVDBOX」も、今回で2つ目となりました。
ああ、これで6~9弾までの行き場がビシーッと決まります。よかったよかった。

さよなら「なは」と「あかつき」と…その1:いざ京都へ

2008年05月13日 18時18分10秒 | たびろぐ九州。

えーと、順番が前後しちゃいましたが、今年の2月(苦笑)に出かけてきた、
九州の旅レポをお送りしていきたいと思いまーす♪

旅から戻ってきてすぐ、「夢を叶えてきました♪」という記事でも書きましたけど、
今回の旅の主役は、3月のダイヤ改正で惜しまれながら姿を消した「星」こと、
京都と熊本・長崎を結んでいた、寝台特急「なは・あかつき」。
九州を旅したときにその姿を見かけるたび、

「「あかつき」乗って長崎行って、熊本から「なは」で帰りたいね~♪」

とは話してたものの、京都発の寝台特急だけに、なかなかその機会がなかったんです。
でも、3月でそんな旅もできなくなると聞いたら、ジッとしちゃいられない!
というわけで、スタート地点を目指し、新横浜から東海道新幹線で京都へ。
と、その前に、開業前だった新横浜駅ビルを外から眺めてみることにしました~。


以前は駅前の環状2号線から、新幹線のホームが丸見えだったんですけど、

こんな感じ→ 「彗星に乗って その1:新横浜駅」

今じゃ超高層の立派な駅ビルがそびえ立ち、すっかり駅の様相が変わっちゃいました。
「彗星」の旅が2005年の9月だから、いやぁ、変わるもんだなぁ。
いま改めて記事引っ張りだして感じたけど、ものすごく懐かしいです。旧駅舎。
4月の「名鉄の旅」のときは、始発のN700に乗らなきゃいけなかったので、
外へ出ずにそのまま乗り換えちゃったけど、今はさらに整備されてるんでしょうね。


旅のスタートが夜発車する寝台列車ですからね、
めずらしく、のんびりと昼間発車する「ひかり」に乗り込みます。
朝のラッシュ時に名鉄名古屋駅にいた、先日の旅とはえらい違い(笑)。


この日はほんとにいいお天気で、空気が澄んでたのもあって富士山クッキリ♪
ところで、いま気付いたんだけど、
N700から撮った4月の富士山のほうが、雪が多く見えるのは気のせい??
てっきり2月のほうが積雪多いと思ってたので、ちょっとビックリ。


名古屋駅が近付いてくると、名鉄と併走♪
ちょうど遭遇したのが、一部特別車仕様の空港アクセス特急車両。
できればスカーレットがよかったけど、なぜか名鉄が見えてくるとホッとするわたし(笑)。


そしてそして、「岐阜羽島」。
「名鉄羽島線、乗ってないねぇ。乗りたいねぇ。」なーんて言いながら、
端っこのホームに佇む赤い電車を撮ったんですけど、
まさかこの2ヵ月後に乗っちゃうとは(笑)。
ちなみに、このときまったくそんな予定なし。旅ってわかんないもんだよね~(笑)。


そんな岐阜羽島を出てすぐに見えてくるのが、こちらの巨大な謎の物体。
いつも通るたびに、「デケー!!」と思ってたコイツの正体、
三洋電機の「ソーラーアーク」っていう、太陽光発電施設なんですね。
あまりにデカすぎて、全貌が納まりきらないー!と思ったら、
なんと全長315mだって。納まりきらないわけだ(笑)。
ここ、見学もできるんですね~。よし、40万人目でも目指しに行っちゃおうかな(笑)。


関が原辺りまで来ると、お約束のように見事に雪が積もってました。
って、いまごろ雪山の画像ですみませ~ん。2月の旅レポなので許して~(^^;;


そして、米原駅で「のぞみ」通過のために待避。
300系のお顔、撮ってないじゃん!と前方まで行ったら、ホーム先端はけっこうな積雪!
コケないようにコケないように、慎重に進んでってシャッターを押すわたし。
って、ほんと、いまごろ2月の雪の画像なんて載せてすみませ~ん(^^;;(しつこい)


というわけで、「ひかり」は今回の旅のスタート地点、京都駅に到着~♪
「主役」登場までにまだまだ時間があったので、
「京都といったらあそこ!」ってとこに向かったわたしたち。
さて、その向かった先とは??

「その2」へつづく~♪

夢に出てきたヒトは。

2008年05月10日 21時52分27秒 | にちじょう。
昨夜、なんだか寝付けなくて、
お布団に入りながらテレビをつけたら、(←って割と多いなこのパターン)
ちょうど、徳永英明さんが「いい日旅立ち」を歌われてたんです。

いいですよね~、徳永さんの高音ハスキーボイス。
原曲が素晴らしいだけに、また違った感じで聞き惚れてしまい、
その歌声のおかげで気持ちが落ち着いたのか、
その後すぐに、パタッと落ちてしまいました。

で、今朝、目が覚めてしばし放心状態。
なんと、以前旅先で出会った方が、夢の中に出てきたんです。
正直、お顔はもう忘れちゃってるので(失礼)、もしかしたら違う顔かもしれないけど、
出会ったシチュエーションも、先方からお声をかけていただいたこともほぼ同じ。
それまですっかり忘れてた出来事だったので、なぜ夢に出てきたのかわからない。

これはもしかして、「旅に出ろ」ってこと??(笑)

眠る直前に聞いた曲が「いい日旅立ち」だもんねぇ~。(^^;;
実は、しばらく旅に出る計画はないんですけど、
ANAのSFCをゴールドカードに切り変えた関係で、
6月中にどっか飛んでおきたいなぁ、とは考えてたんだけどね。

 ああ 日本のどこかに わたしを待ってる人がいる~♪

なーんてことはないでしょうけど(笑)、
夢に出てきたそのヒトのおかげで、旅が現実になっちゃうかも。
それにしても…、なんでそのヒトが夢に出てきたのかなぁ??不思議。
もしかしたら、また旅先でバッタリ会えるかも??(さすがにそれはないか(笑))