美味しい餃子とおまんじゅうに出会った後、
島原の街を散策してみることにしました~。
歩いてすぐに気付いたのは、とっても歴史を感じる建物が多かったこと。
レンガ造りが素敵な金物屋さんがあったり、
古い建物を生かしたギャラリーがあったり、
こちら、酒屋さんなんだけど、黒塗りの壁に風格があったりと、
どこも見ていて目を引く建物ばかり。
この酒屋さんに近寄ってよく見てみると、
「登録有形文化財」と、長崎県の「まちづくり景観資産」というプレートが。
未来へ残すべき貴重な財産です、との記述がありましたが、
まさにその通りだなぁ、と頷ける美しい建物でした。
そんな、古い建物が並ぶ通りを抜け、
ゆるやかな坂を上がっていくと、目の前にそびえ立っていたのが、
島原城。
いや、実は遠目に眺めて帰ろうと思ってたんです。
だって、入口まるっきり反対側だし、しかも高台なんだもの~。
このとき、足の具合があんまりよくなかったから、あきらめてたのね。
でも、目の前まで行ったらやっぱり近くで見たくなっちゃって、
がんばって入口の急坂上っちゃいましたよ(^^;;
青空に白い天守閣がきれいでね~。来てよかったって思える瞬間でした♪
敷地の中にある「古野梅苑」へ行ってみると、
白梅がきれいに咲き誇っていました。紅梅はこれからって感じでしたね。
って、いまごろ梅の画像ってのも…。2月の旅レポなので許して~(^^;;
せっかくここまで来たんだからと、天守閣のてっぺんまで上ってみました!
眼下に広がる島原の街と有明海が一望できて、風が気持ちよかった~♪
海の向こうには、うっすらと熊本が見えるくらい、いいお天気でした。
反対側はというと、目の前に大きく見える山が眉山(まゆやま)。
その後ろにチラッと見えるのが、あの大噴火を起こした雲仙普賢岳。
ここから見えた島原の街は、眉山を避けるようにして火砕流が流れ出たために、
大きな被害を受けずに済んだそうです。
美しい反面、太刀打ちできない恐ろしさもありますよね、自然って。
階段の上り下りのおかげか、すっかり消化されちゃった餃子とおまんじゅう(笑)。
気になる商店街も惹かれたけど、次の列車を考えると周りきれなそうだったので、
たまたま目に入った食堂で、ちゃんぽんと皿うどんを注文。
ちょっと遅いお昼ごはんを、ペロッと完食(笑)。
すっかりお腹もいっぱいになって、お店を後にすると、
うん??どこからともなくいい~匂いがしてきましたよ。
食べたばっかだってのに、その匂いの方向にフラフラ~っとツラれていくと、
ちょうどこの日は火曜日。
手作りパンの日だって~♪と扉の前で興味津々なわたし。
そこへちょうど、このお店から出てきた地元のおばさんが、
「おいしいわよ~。ここのパン。」
と教えてくださったので、迷わず突入。皿うどん食べたばっかなのに(笑)。
店内は焼きたてのパンの香りでいっぱい!
ちょうど焼きあがったかわいらしいパンたちが、奥からどんどん出てきます。
もうね、どれもこれもウマそうなの♪目移りしちゃって大変です(笑)。
元々はこちらのお店、お菓子屋さんなんだけど、
週に1日だけ、焼きたてパンを販売してるそうです。
なんて素晴らしいタイミングゥ~♪
どれを買ったかは後ほどご紹介しま~す。
次の列車の時間が迫ってきていたので、最初に通った道を歩いて駅へ向かっていると、
満面の笑顔の「ほていさん」に出会いました。
お腹をなでると元気が出るんだって!もちろん元気をいただきましたよ~。
不思議と足が軽くなった気が??とっても素敵な島原の街でした♪
「その8」へつづく~♪