はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

日帰り日光の旅その3:歴史モノより甘いモノ

2006年05月31日 23時12分17秒 | たびろぐ東日本。
華厳の滝から日光駅方面へ戻り、向かった先がこちら!!



日光東照宮~!!!



ではなく…。





こちら

日光東照宮をちょっとだけ通り越してですね、
神橋のすぐそばにある、こちらの日光金谷ホテルへ立ち寄りました。


古くから日本のリゾート避暑地に建つホテルとして、
国内外の要人から親しまれた、この金谷ホテルは、
歴史を感じさせる概観がとても綺麗で、その素晴らしい佇まいに思わずウットリ

で、なんでこの金谷ホテルへ来ちゃったかというと、
こちらがお目当てでありました~♪↓


春のケーキフェア

ここまで来て甘いモノに軍配。

というわけです、はい(笑)。
左手に掲げられてる「百年ライスカレー」もね、
小山薫堂さんお気に入り、ということでものすごく気になったんですが、
すっかり甘いモノモードに入っちゃってて、軌道修正不可能(笑)。
いまの気分なら、確実にカレーなんだけどね


で、食べましたよ~!
チョコレートムース、モンブラン、ガトーショコラ、
イチゴのパイにそれからそれから…、合計7個完食!!
でもね…、朝の軍鶏わっぱが微妙に残ってたもんだから、
さすがにちょっと苦しかったかなぁ~(苦笑)。でもウマかったです♪


食べ終わった後は、ホテル内を散策。
この赤い絨毯がとってもフカフカで、歩くとフワフワして気持ちがいい。
和と洋がうまく融合している内装が、とっても落ち着いた雰囲気で素敵なんです。


ラピスさんが見つけたこちらの窓。
うまく撮れないかな~って言ってたんだけど、なんとなくわかる??
よく見ると、ウニャウニャなんですよね、このガラス。
圧力をかけた成型ではないんでしょうか。けなげでかわいらしいガラスなのです。


なんというか、ここだけ別世界というか、
なんともゆったりとした時間が流れている素敵な空間でした。
都会の喧騒を離れ~なんていうフレーズがピッタリくるような場所。
時間の許す限り、のんびりしていたいホテルでした。
次に来るときは泊まってみたいなぁ~。

なんて、のんびりしてる暇はなし!なんといっても今回は日帰り!
次の場所へ行くために、急いでホテルを出たわたしたちなのでした~!

日帰り日光の旅その2:華厳の滝

2006年05月30日 23時50分14秒 | たびろぐ東日本。

さて、日光といえばこれ!!

華厳の滝~

どんなにベタだと言われても、やっぱりここには行きたくなるのが関東人(笑)。

あ、関東在住の人なら、
必ずといっていいほど修学旅行やら遠足で来てる場所ですからね~。
(あ、他地域の方も、日光って来てます??)
とはいえ、小学校の修学旅行(ん??遠足か??)以来だと思うので、
実に○十年振り(笑)に訪れることとなりました。

東武日光駅からバスに乗り、果敢にも揺れる車内で軍鶏わっぱをかっ込みながら、
バスのフリー乗降エリアギリギリの、中禅寺温泉バスターミナルに到着。
あ、いろは坂に入った辺りで、さすがに食べるの中断しましたけどね(笑)。
まずは、上から見下ろす華厳の滝。すごい量のお水が落ちてます。
滝壺には、うっすらと虹が。ああ、お天気でよかった。


早速、エレベータで滝壺の位置まで降り、間近でその迫力を堪能することに。
ここまで降りてくると、涼しいというか肌寒いくらい。
爽やかで気持ちよかったです。


袋田の滝(茨城)、那智の滝(和歌山)と並ぶ、日本3大名瀑のひとつ、華厳の滝。
紅葉の季節に見る滝も美しいけど、新緑もなかなかいいものです。
さすがに下まで降りてくると、
飛沫がいっぱいあちらこちらから飛んできて、天然のシャワー状態。
すっごく気持ちいい反面、
持ってった一眼レフが、ちょっと心配になりました(笑)。


下をのぞきこむと、滝から流れる川の水がすっごくきれい。
あまりの美しさに、思わず見入っちゃいました。
なんだか吸い込まれそうになるのが、ちょっと怖かったけど。
これだけきれいな水と緑があるから、空気がヒンヤリと爽やかなのね~。


さて、マイナスイオンもたっぷり取り込んだことだし、
心身ともにリフレッシュできたところで、
バスに乗って再び日光駅方面へ戻り、今回のお目当てのひとつへと向かいま~す。

日帰り日光の旅その1:東武日光駅

2006年05月27日 22時50分41秒 | たびろぐ東日本。

ではでは、先日の日帰り日光の旅レポをお送りしま~す

今回は、今年3月のダイヤ改正で、
東武鉄道の特急「スペーシア」が、JR新宿駅へ乗り入れになったということで、
「JR・東武 日光・鬼怒川フリーきっぷ」を使って出かけてきました。
日光・鬼怒川までの往復指定席特急券がついて、
フリー区間乗り降り自由なこのきっぷは、東京都区内からだと7800円。
リンク先にもあるとおり、バスで乗り降りできる範囲も広くてかなりお得です。
東武日光から中禅寺温泉までのバス運賃が、片道1100円でしたから、
ここを往復するだけでも十分元が取れちゃいます。
東武にも、浅草発のフリーパスがあるんですが、
こちらはJRのものよりバスの範囲が広いけど、特急料金が別途かかるんですね。
トータルで考えると、JRのフリーきっぷのほうが値段的にもお得だし、
新宿乗り入れ記念(?)ということで、こちらをチョイスしてみました。

この新しい路線、東武の特急車両「スペーシア」だけでなく、
JRの特急車両ももちろん乗り入れております。
せっかくだから、どっちも乗りたいということで、
往きはJRの特急「日光」号で向かうことに。
新宿駅で見る行き先が「東武日光」ってのもなかなか新鮮ですね。


新宿から2時間ほどで東武日光駅に到着。
話に夢中になってるうちに着いちゃいました(笑)。
この駅は、駅舎を軸にホームがV字型になってるめずらしい作りの駅。
さすが修学旅行や遠足の名所だけあって、エキナカ(笑)にこんな広いスペースも。


今回、往きにお世話になったのが、こちらの国鉄型リニューアル車両さん。
ちゃんとスペーシアカラーに塗られています。
すごいのが、ホームの柱もスペーシア色というか東武色。素晴らしい。


東武日光駅といえば、この三角屋根の駅舎が、
いかにも高原の駅、といった感じでいいんですよね。
世界遺産の玄関口にふさわしい、立派な佇まいです。
ちなみに、この駅の目と鼻の先に、JR日光線の日光駅もあって、
特急の車内から、その姿が見えたんですが、
こちらもまた、古い洋館のような美しい作りの駅舎なんですね。
かつて国鉄時代には気動車の特急が走り、一時代を築いた美しい駅舎なので、
じっくり見るのは次回に取っておきつつ…、
この東武日光駅からバスに揺られ、名所へと向かいます。

尾張の国へ その7:名古屋名物

2006年05月23日 23時00分16秒 | たびろぐ東海。

今回の旅の〆は、やっぱりこれ!

名古屋といえば「あんかけスパ」!!

また~??という声が聞こえてきそうですが…(笑)、
これ、うちの地元近辺ではなかなか食べる機会がなくて
(あ、ココイチ系のパスタデココってお店があるので、近々行ってみようかと…)、
時々、ムショーに食べたくなるんですね。

そういや、過去に3本もあんかけスパの記事書いてるし、わたし…(笑)。

で、名古屋ブロガーうっきいさんの記事で以前紹介されてた、
名駅そばの、大名古屋ビルヂング地下にある「チェスティーノ」さんへ、
帰りの新幹線に乗る直前に行ってきました!
このチェスティーノさん、JR岐阜駅にもあって、
何度か前を通っては気になってたんですが、実際食べたのは今回初めて。

わたしが注文したのがこちら↑、「ナポリ」。
ベーコンとしめじ、チーズの玉子焼きが乗ってます。
そこへ、スパイシーなあんかけソースがたっぷりとかかってて、
これが、極太な麺と合うんですね~。
ただ、今まで食べてきたお店よりは、ちょっとまろやかな優しい味だったかなぁ。
もうちょいパンチが効いてたら、もっとうれしかったかも。


こちら、先輩の注文した「カニコロ」。
初あんかけだった先輩に、鉄板をオススメしたんですが、
あまりのボリュームに、悪戦苦闘してた模様(笑)。


こちらが「コンビ」。
エビフライとカニコロ、ウインナーが乗った豪華版。
もうね、フォークを入れたら今にも雪崩が起きそうなくらいのボリュームです。


今回、お好きなパスタにパン・サラダ・ケーキ・ドリンクが付くという、
「パスタセット」でいただいたんですが、
ホットペッパーのクーポンを使ったので、1350円が1000円に!!超お得!
しかし…、ボリュームありすぎ。食べすぎだよねぇ(苦笑)。
しかも、新幹線の発車まで、あまり時間がなかった中詰め込んだもんだから、
すんごい苦しくなっちゃった(笑)。
もっとゆっくり味わいたかったなぁ~、と反省。


そんなチェスティーノさんが入ってる、この大名古屋ビルヂングですが、
耐震強度の関係?で、取り壊しになることが決まってるんだそうです。
いやぁ、あのビルの上の字体といい、中の雰囲気といい、
名古屋名物、名駅の顔、ってイメージなので(そう思ってる方も多いよね?)、
いずれ、その姿が見られなくなると思うと、とっても残念です…。

まあ、なくなるまでにまた行っちゃうと思いますけどね、名古屋♪
というわけで、今回の愛知の旅レポはおしま~い

尾張の国へ その6:折り返し方法

2006年05月22日 22時35分08秒 | たびろぐ東海。

先日お届けした新交通システム「ピーチライナー」ですが、
ドアが右側にしかないという、なかなか他では見かけないめずらしい車両なため、
終点まで行ったら、いったいどうやって折り返すのか、
ここでちょっとパラパラ漫画的にご紹介します♪

まずは、終点桃花台東駅のホームを出て行くピーチライナー。



ピーチライナーくんのうしろ姿。なかなかおもしろい顔をしています。
実はこの車両、こちら側には運転台がないんですね。
あ、これでもうわかっちゃった??
(いや、1枚目ですでにバレてる??)



ループの上を、スルスルと進むピーチライナーくん。
ここではじめて、全景が明らかになりました。
ちょっと小さくて見づらいけど、各車両の真ん中にひとつだけドアがあるんです。
ちっちゃこいなぁ~。



やっとお顔が見えてきました。こっちにしか運転台がついてない、ということは、
常にこっち側が前方に来なきゃ進めないわけね。



GOAL!
方向転換終了~♪2枚目の写真とは明らかに顔が違いますねぇ。

そう、ここの車両って、一方向にしか進めないという作りの車両なんですね。
もう一方の終着、小牧駅も同じくループ状になっているので、
言ってみれば、デカくて細長~い輪の中をグルグル走ってるという方式。
こういうのって、日本ではここくらいかなぁ。他にもあるんでしょうか??
あ、大宮から出ている新交通システム「ニューシャトル」も、
大宮駅だけ、ここみたいにループ状のとこを折り返すようになってるんだけど、
あれは、乗務員が運転台を移動する時間を短縮するためのものだとか。
終着両駅ともループによる折り返しって、なかなかめずらしいので新鮮でした。

あれ??でもこれじゃ、どうやってもここから先、延伸は無理な構造だよね??
うーん、普通に終着駅のホームの先にポイント作って、
行ったりきたりができるような、前後運転台付きの車両にすればよかったんじゃ…。
旅人の、素朴な感想でした~。

携帯が…。

2006年05月21日 22時37分31秒 | にちじょう。
今日突然ブッ壊れました…

わたしの使ってる機種は、ソニーエリクソンのジョグダイヤルなヤツなんですが、
このジョグダイヤルがね、ただひたすらクルクル回ってるだけで、
画面はウンともスンとも動かない。接点イカれちゃったかしら。
そういやこの不具合、聞くとけっこう出てるみたい。

このジョグダイヤルが効かないおかげで、メールも打てないんですね。
来たメールを確認することはかろうじてできても、
返信はすべてひらがな(笑)。
漢字に変換するにも、ジョグダイヤル回さないとできないんですよ、この機種。
しかも、新規でメールの画面に行けないので、
もらったメールを確認して、待ち受け画面に戻しちゃうと返信もできず(笑)。
もうね、笑うしかない状態です。はははははは~(壊)。

とりあえず、明日は行けそうにないので、
明後日入院させて、代替機を借りることに。
ああ、連絡を取りたい人がいるっていうのに、困った困った。
普段からそれほど頻繁にメールのやりとりをするほうではないけど、
いざ使えなくなると困るもんですね、携帯って

尾張の国へ その5:ピーチライナー

2006年05月20日 23時44分55秒 | たびろぐ東海。

今回の愛知の旅の途中、最後に立ち寄った場所から、
「問題です。」という記事を投稿しまして、
今日は、その正解の発表~ (ってほどの問題じゃないけどもね

名鉄小牧線小牧駅から、小牧市東部にある「桃花台ニュータウン」までを、
新交通システム「桃花台新交通」という路線が走ってるんです。
そう、「桃花台線」ということで、正解は「桃」
(ひっぱった割にはたいした答えじゃなくてすみませんです~

この桃花台(とうかだい)線、
愛称が「ピーチライナー」なんていう、かわいらしい乗り物(?)なんですが、
実は、今年の9月いっぱいで廃止が決まってしまった路線。
なんと、開業してわずか15年ほどでの廃止。
前々から、この「ピーチライナー」という言葉の響きが気になっていて、
いつか乗りに行きたいね~、と話してた矢先の廃止報道でした。
ちょっと驚きつつ、いったいどんな車両が走っているのか、
実際にこの目で確かめよう!ということになり、小牧へ~。

平日の昼間だということもあったんだろうけど、
確かに駅のホームには、電車を待ってる人が少なかったかなぁ。


しばらく待っていると、電車が来たので早速乗り込んでみます。
ピーチライナーだけに、こんなかわいらしい桃のデザインのステッカーが。

あ、そうそう。ここの車両は、なんと左側にドアがありません。
つまり、必ず右側にホームが来る方式。
でも、えっ???じゃどうやって折り返すの??って感じですが、
それは後ほどお届けするとして(笑)。
とても小さな4両編成の電車で、終点桃花台東駅を目指します。


運転席の隣にも座席があるこの車両、
けっこうアップダウンが激しかったり、カーブが続いたりと、
展望席は、かなり楽しいです(笑)。みなさんかなり車窓を堪能してました。
ただ、途中駅に到着しても、乗り降りする人が少なかったのがちょっと寂しい。


小牧駅から約15分ほどで、終点桃花台東駅に到着。
ひとつ手前の「桃花台センター」駅がニュータウンの中心のようで、
ほとんどのお客さんはこちらで降りていったようでした。
終点に着いてちょっと気になったのが、これだけ立派な駅舎なのに、
エスカレーターもエレベーターもないんです。
開業したのが15年前なら、そんな設備も作れたんじゃないかと…。
ささいなことだけど、乗る側にとっては大事なことだと思うんですよね。


数年前まで、接続している名鉄と地下鉄が繋がってなくて、
名古屋へ出るにしても、不便だった時期が長かったんですよね。
地方の観光路線とは違い、明らかに生活路線なわけだから、
便利でなければ、足が遠のいてしまうのも無理はないと思うんです。
当初の計画通り、JR中央線の高蔵寺駅まで延伸していたら、
新しい人の流れが生まれ、利用する人も多かったのかもしれないけど。
廃止になっちゃったら、この駅舎やら軌道やらの設備って、
どうするんだろう、もったいないよなぁ。二次利用できないんだろうか??
そんなことを考えながら、小牧駅のホームを見送ったわたしたちでした。

尾張の国へ その4:本場のコメダ

2006年05月18日 23時17分07秒 | たびろぐ東海。
名鉄瀬戸線の旅を終え、
ちょうどお昼時に、乗り換えのために降りた駅前を歩いていると、
前方にオレンジ色の看板を発見!!
そう、名古屋を中心?に店舗展開していて、
以前、「名古屋系喫茶店。」って記事でも書いた、あの「コメダ珈琲店」でした。

喫茶店で昼メシ~??

と、微妙に乗り気でなかった?同行の先輩方を説得し、店内へ。
普段、地元神奈川では食べに行ってるものの、現地のお店に入るのは初めて。
基本的に、お店の造りはどこもいっしょのようですね、コメダって。


いつも行く地元のお店では取り扱いのないこちら、
網焼きチキンサンドを同居人が注文。お肉がやわらかくてしかもジューシー。
ただね、肉厚な分、食べてて鶏さんが脱出しそうになるのが大変だったようです(笑)。


そして、わたしの定番メニュー、スクランブルエッグトースト。なんですが、
おいおい、なんかすごいボリュームじゃないのっ????
前に書いた記事の写真と比べてもわかる通り、
上に乗っかってるピザの量も断然多いし、
挟まってるタマゴサラダもハンパじゃない量で、
食べててどんどんはみ出してくるという、かなり幸せな状況(笑)。
いやこれ、いつも以上に超ハイカロリーでした…。


そしてやっぱり、締めはこちら!シロノワール♪
甘いものに目がない同行の先輩にも、かなり気に入ってもらえた様子でホッ。
それにしても…、こちらも前の記事の写真と比べると、
上に乗ってるソフトクリームの盛りがいいんですよね~!
今回、初コメダだったみなさんが、
「喫茶店でこんなに腹いっぱいになるとは思いもしなかった」
と、かなり意外だった様子。
本場のボリュームは違うんだぞ!といった意気込みを感じたランチでした(笑)。

尾張の国へ その3:味噌煮込みうどん

2006年05月16日 23時27分07秒 | たびろぐ東海。

「名古屋グルメ」といえば、
味噌かつ・あんかけスパ・きしめん・小倉トースト…、と様々ありますが、
いままで名古屋へ何度か足を運んでいながら、
一度も食してない名古屋グルメがあったのです。
それがこれ、「味噌煮込みうどん」。

そういえばこれ、いままで完全にノーマークでした。
なんだろう、アンテナに引っかからなかったんですね、なんとなく。
正直、わたしの好みではないカテゴリーのシロモノ、という感じで、
無意識に避けてきたのかも。
「うどん」と「そば」なら、絶対的に「そば」派ですからね、わたし。
そんでもって、猫舌と来ている。もう、こういう熱々モノは拷問なわけ(笑)。
でも、ここの味噌煮込みうどんはおいしい!と、
こちらの「山本屋本店」さんへ連れてきていただきまして、
今回ようやく、味噌煮込みデビューと相成りました。


「熱いのでお気を付けください」状態でやってきた、味噌煮込みうどん。
煮込んでますもんね、熱いわけですよ。蓋取るの大変だったもの(笑)。
そしてこの蓋に秘密があるんですね、この味噌煮込みうどん。
普通、土鍋の蓋って、空気穴が開いてますけど、
味噌煮込みうどん用の土鍋の蓋には穴がなく、これを器にして食べるんですね。
熱いからね、蓋でワンクッション置くわけね、なるほど。

で、早速いただいてみましたよ。



ん???



麺が…。



味噌煮込みうどんって、麺がやたらカタイんですね。ビックリ。
コシがある、とかいう問題ではなく、ほんとに茹だってるの??ってくらいカタイ。
そういえば、後から来た親子連れが、注文するときに、

「麺やわらかめでお願いします」

って言ってた言ってた。
でも、初めて食べるなら、オリジナルでいこうよ、ってことで、
特に注文時に申告しなかったんですけどね、とにかくカタイのよ。

うーん、不思議。なんでこんなにカタイのよ。

でもね、これ食べてるうちに、熱々なせいなのかなんなのか、
食べやすくなってくるんです。慣れてきた、ってのが当たりかも??
出汁の効いた濃い赤味噌のおつゆが、カタめの麺と合うんです。

うーん、不思議。ウマいじゃないのよ。

あ、中に入ってる卵も、茹で加減を選べるんです。今度は半熟だな。
と、気が付いたらすっかりお気に入り(ゲンキン)

うーん、侮り難し「味噌煮込みうどん」。というか、名古屋グルメ。

そしてそして、連れてってくださった方々には、
ほんとに今回いろいろとお世話になって、感謝の気持ちでいっぱいです。
いつも思うことだけど、旅先でのいい出会いってうれしいものですね(人も食も)。

尾張の国へ その2:せとでん

2006年05月15日 22時44分13秒 | たびろぐ東海。

ではでは、先日の愛知の旅レポをお届けしま~す

今回の旅のお目当てのひとつがこちら。
「名古屋」といえば、その名の通り「名古屋鉄道」、
通称「名鉄(めいてつ)」と呼ばれる鉄道が走ってます。
名鉄名古屋駅(以前は新名古屋駅)を中心に、多くの路線が走ってるんですが、
今回乗った、ここ「名鉄瀬戸線」は、唯一本線系と接続していない独立路線。
名古屋の中心、栄の地下「栄町駅」から、
いわゆる「瀬戸物」と呼ばれる陶器の町、瀬戸市を結ぶこの瀬戸線は、
地元の人から「瀬戸電(せとでん)」の愛称で呼ばれています。
実はここに、他ではなかなかお目にかかれない車両がいる!ということで、
早速乗ってみることにしました。


この「瀬戸電」、はるか昔には名古屋城のお濠の中を走る区間があって、
日本では貴重な、「ガントレット」と呼ばれる線路があったことで知られていました。
ガントレットとは、狭いお濠の橋の下を通すために造られた施設で、
そこだけ複線の線路を重ねて単線にする線路のこと。
(正確には違うかもしれないけど、まあこんな感じだと思われます)
そんなお濠の区間は廃止となり、新線として地下を通る路線を造り、
名古屋の中心の栄まで延伸したんですね。
うーん、ガントレット通ってみたかったなぁ、なんて想いを馳せてるうちに、
途中、「喜多山駅」に到着。


ここ喜多山駅には、瀬戸線の車庫と検車区があって、
こんな電気機関車もいるんですね~。ちなみにこの機関車が「黒デキ」、
もう1両青いのがいるんですが、そちらが「青デキ」と呼ばれているそう。
あ、デキとは電気機関車の呼び名(形式)のことね。
見た目はゴツイけど、なかなか愛嬌のある顔してます。
ちょうど着いたときには車庫の中にいたんですが、
タイミングよく、入れ替えで出てきてくれました。
この喜多山の車庫は、来年尾張旭へ移転することが決まっているので、
こうした古い車庫の佇まいが見られるのも、あとわずかなんですね。


喜多山からまた「瀬戸電」に乗り込み、終点の尾張瀬戸駅を目指します。
途中、尾張旭駅の手前で、お城を発見!!尾張旭城??なんて言ってたんですが、
帰ってから調べてみたら、「旭城」という城址に建てられた模擬天守だそう。
小さいけど、新緑をバックに立派に聳え立っておりました。


栄町駅から急行で約30分、終点尾張瀬戸駅に到着。
いまでは近代的な造りの明るい駅舎となりましたが、
5年前までは美しいドーム型の、鉄筋コンクリート造りの白い駅舎でした。
古い駅舎、実際にこの目で見てみたかったなぁ~。


そして、他ではお目にかかれない車両、というのがこちら。
見た目はなんてことのない電車なんですが、
実はこの車両、音がね、とっても懐かしい「吊り掛け」の音なんですよ~。
「吊り掛け」ってどんな音??って聞かれそうだけど、
なんていうのかな、走り出しのときに、重みのある、力強い音がするんです。
きっとね、実際乗ったら聞いたことのある音だと思うんだなぁ。
小さい頃、お父さんといっしょに乗った電車を思い出す、みたいな。
なんでそんな懐かしい音がする車両がいるのかというと、
古い車両の台車をそのまま利用して、車体だけ新しく更新したからだそうです。
タイムスリップしちゃったみたいな気分でしたよ~。いやぁ、これには感動。

ただ、上にも書きましたが、車庫が移転する関係で、
この吊り掛け車はその時点で廃車となるんだそうです。
もう1種類走っている車両も本線へと転属し、ここには新しい車両が来るそう。
昔懐かしい「せとでん」が楽しめるのも、あと1年ほどというわけ。
機会があったらまた乗りに行きたい、とっても素敵な電車でした。