Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

その2の2

2007年03月10日 21時35分55秒 | Weblog
ある有名な女流作家の方は「自分の家の本棚を見られること程恥ずかしい事はない。頭の程度からなにからすべてバレる気がする。たとえるなら自分の丸裸を見られているような感覚」

とおっしゃっていたことを思い出しました。まさにそれの音楽版、て感じで、こんなもの書き綴って3日目ともなると穴があったらはいりたいような気持ちです・・

もうやめたい心境ですが、こんなとこで中止するのも逆に変なので突っ走って書きます。コメントなどもいただきありがとうございます。


その2の2

さてここまできていよいよお待ちかねのⅡーⅤーⅠ(トゥー・ファイヴ・ワン)の練習です。・・って、ダレも待ってやしないケドね(笑)

いままでの練習は、個別にコードを取り出してそれを12コづつ再生?していくトレーニングですが、実際曲中では、特によく出てくるコード進行というものがあるので、それをまとめて練習しよう!というコンセプトです。

①Ⅱm7ーⅤ7ーⅠM7
②Ⅱm7(♭5)-Ⅴ7(♭9)-Ⅰm7

この2つだけは完全に頭に叩き込まなければなりません。例えば何か初見で演奏するようなときでも、この2種の進行の時は「あっ、トゥー・ファイヴ発見!」と自動的に思えるようにトレーニングせねば。

①の進行の時はメイジャー・スケール一発でいけます。とはいえDm7-G7-CM7ならドレミファソラシドの中でなんかやってれば当たりですが、G#m7-C#7-F#M7となると、F#メイジャー・スケールの適用、すなわち調号は#6つ!!いやーん(笑)

②の進行はマイナースケールの適用となりますが、マイナースケールは3種もあるのでちょっとやっかいもの。
ただ①と同じように1つのスケール一発でいくのであれば、ナチュラル・マイナー・スケールがおススメ。

これで慣れてきたら、Ⅴ7(♭9)時にHMP5↓、オルタード、Com.dimなどかっちょいいスケールを使う為の仕込み作業も別口で始める。

「別口」というのは、まあお笑い芸人でいうネタ帳作りみたいなもんです。私はジェイミーくん3巻「The Ⅱ-Ⅴ7-ⅠProgrssion」「インプロビセーションエチュード」磯野数幸氏著や、CDを聞いていておいしいな、と思ったフレーズ、自分で何とはなしに浮かんだフレーズで気に入ったもの、などを書きとめておき、それをⅡ-Ⅴの箱の中に合う様作り変えて、で、自分の本「アドリブ入門」のマイナスワンで練習中!!

ああもうやだ、はずかしすぎる・・

  -つづくー