Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

自分味

2010年10月31日 11時00分23秒 | Weblog
ガーハーさん、コメントありがとうございます。

今回のことで改めて自分の事を見直してみたら、結局のところ、私は良い意味での「自己流」、「自分の味」の追求、を念頭において活動してきているような気がします。

ような気がする、っていう言い方・・ちと、頼りないですが(笑)

アドリブソロと同様、オブリの入れ方も、千差万別ですので、是非ご自分の味付けを探していってください。

オブリのおもしろさは、共演者や、その場の雰囲気によっても混ざり合い方が変わり、化学変化みたいなものが起きて、全体のサウンドがとんでもなくおいしい物になったりする時があるところかなあ。

まあ、もちろん、裏目に出てしまい「しまった!」と思う時も多々ありますが、(私の場合、だいたいひとつのライヴで数箇所以上は、ガーーーン、てのがある・・・笑)それがあるから「次ガンバロ」につながるので・・・私はずっとこの繰り返しでやってきてるのカモ。

ありがとうございました

2010年10月30日 11時57分43秒 | Weblog
昨日ノチェーロにお越しのみなさま、ありがとうございました。

ガーハーさん、しょうこさん、カキコありがとう~そんなにオブリにご興味を持っていただけるなんて、光栄です。

ご来店のガーハーさんには少しお話しましたが、オブリの練習は、バンド内のリハーサルや本番を重ねていく中で少しずつ練り上げていくもののような気がします。

ボーカルの人にはあらかじめ「私も色々探りつつ音を出すので、歌いにくい、と感じるようなところがあったら、すぐ言ってね、直すから」とエクスキューズしておくと良いかとおもいます。

私もあらためて自分のやり方を振り返って見る良い機会となりました。

オブリDay

2010年10月29日 10時33分01秒 | Weblog
本日(10月29日金曜)ライヴです

六本木 ノチェーロ

ソニアのボーカル曲を中心としたブログラムとなっております。

歌のメロディの合間などに第二旋律を入れる技法をオブリガートというが、これがなかなか奥が深い。歌のパートを邪魔しない、なおかつ
意味のあるオブリ、を入れるというのは、結構大変な作業なのよ。

そのオブリの勉強をしたい、という、めずらしい考えの?!(笑!いやー、普通はご自分のソロに集中しますので・・・)生徒さんがいらっしゃるので、改めて私ってどういう風にやってるんだ?と検証してみた。

例えば私の出版した楽譜で話をしますと、五線で書かれている音をボーカルが歌うわけです。で、ボーカルは、フレーズの終わりの音の長さについて、楽譜に書いてある長さより、かなり短めの場合が多い。なので、その切れ目のタイミングを見計らって合いの手フレーズを入れていく。

で、それだけだと、オブリの旋律自体がいつも短くなりすぎてしまいますので、もうひとつの技法、

ボーカルが歌っているフレーズの下で、低音域&小さい音で、長い音(白玉系の)を吹いていく。

この2種を組み合わせてやっています。

①ボーカルが歌っていないところ、は、はっきりした音、ソロの時に使う音色、音量で吹く。

②ボーカルが歌っているところ、は、思い切り音量と音色を変え!(ここがポイント!)コードトーンを低音域の長い音でつなげていく。

特に②についてですが、低音域で、小さい音で、やわらかな音色、おまけにロングトーンで、なんか言っちゃったらさあ~、もー、フルーティストは死ぬほど大変です。でもフルートをやらない人にはまーず、理解されないので、出来るようになっても、特にダレからもねぎらいの言葉はかけてもらえない、と思っていた方がいいかも(笑)

②の技法、うっかりぼんやりしていると、超ピッチとピントがはずれたような音になり、「なんですかあ?それ?いない方がマシなんじゃあ?」的なサウンドになる。

そこが練習のしどころかなあ。今日も気をつけよう・・・いってきまーす




恐る恐るやってみる

2010年10月28日 12時49分45秒 | Weblog
わたしのスクールに初めていらっしゃる生徒さんは「アドリブができるようになりたい」という目的の方が多い。

かつての私が、どーーーしても耳やコードネームだけではダメで、死ぬほど悩んだあげくの果てに編み出したアドリブ用アンチョコ、というのがあり、それに救われた、それを見たらできるようになった、と重宝がられることがある。

それはコードネームひとつひとつに、あえて調号をあてつけていくようなやり方。

ただし、やはりそのやり方とて誰にでも効く万能薬ではないので・・最終的には自己流のやり方を自分で探り出さねばなりません。

それにはある意味「ヘタな自分に耐えつつも、やる時間」が必要なんです。

「アドリブ、やりたーい、でも、できなーい、だから、やりません。」

では世界が解決してしまいます。

「やりたい」気持ちと「変な音を出す自分が恥ずかしい」気持ちを天秤にかけて、「やりたい」気持ちの方が少しでも勝るのであれば、

「恐る恐るやってみる」

というアイデア、どうでしょうか。



昨日

2010年10月27日 08時36分48秒 | Weblog
日本フルート協会から会報と折込チラシが届きました。11月14日Bossa Flautas 渋谷ライヴ案内も入れさせていただいたので、あるいは初めてご興味をもち、当ブログにアクセスしていただいた方もいらっしゃるかと思います。

ありがたいことに残席僅少となっています。(50席で満席、現在43名のご予約)

迷われている方へ、是非お早めのご連絡をお待ち申し上げます。


アレクサンダーテクニーク個人23回目

2010年10月26日 15時10分27秒 | アレクサンダーテクニーク
私「今日は譜面台持参できました。というのは、おとといリハーサルで長時間合わせをしていたら、背中全体が痛くなってきてしまいまして、その後は譜面台の高さを少し高くしてみたり、調整したのですが、、、何か自分の姿勢等にも問題があるのかなあ、と思いまして」

先生「それではいつもの高さはどのくらいですか?セッティングしてみてください」

私「・・・・この位です。」

先生「あー、結構低めですね」

私「そうなんです。過去に、【顔が見えなくなるから譜面台は低く下げてくれ】、とお店のオーナーに言われてしまったことがありまして、それ以来この高さでやっているのですが」

私「あの、説明すると長くなるんですが、普段は、細かい音符をひとつづつ追って演奏するのではなく、その音符の上に書いてあるCとかDとかのコードネームといわれる記号をチラ見しつつアドリブ演奏というのを行っています。」

私「なので、譜面台はあってもなくてもいいようなカッコつけ程度、で済んでいるのですが、、、、おとといのリハーサルの曲は、クラシック音楽のようにきちんと正確に音符を読まないといけないスタイルなので、、、」

と言って、リハの曲の譜面を譜面台の上に乗せる。

私「で~、この曲、全体的に自分のパートは、上のパートを影で支えるような役割なのですが、後半、この譜面でいうと、紙面の下段、なんですが、自分が急に前に出てこないといけない所があるんです。」

私「で、その、リハの時、音の伸びがなく、からだもやたら固いかんじになって、演奏しずらかったんです・・・」

先生「今、譜面台、譜面との距離感、はどんなかんじですか?」

私「・・・ん~、ちょっとやっぱり譜面の下段が読みにくいかんじです。」

先生「それでは、譜面台の角度を変えるのは?」

私「あ~、少し寝せるように倒すってことですよね。(倒してみる)あ、これなら下段もよく見えます」

私「そっか、これだけでいいのか・・苦笑」

先生「それでは、そのやりにくいという下段のところ、演奏してもらっていいですか」



・・・う~む、吹けてないわけじゃないけど~やっぱりまだなにか、やりにくさを感じる・・・

先生「頭を下げ、前かがみになる動作というのは、一緒にこの辺り、が丸くなっていくものですよ。」

と言って、背後から肋骨の下の方、をハンズ・オンされる。

先生「どんなかんじですか?」

私「からだは前かがみになっていきますけど、今触られている肋骨のしたのあたりは、上後ろ、にふくらんでいく、広がっていくようなかんじです

先生「ではもう一度演奏をどうぞ」



私「あっのー、上手く言えないんですけど、最初演奏したときと、先生にハンズオンしていただいた今を比べ、演奏の最中に自分の中で頼る所、が変わりました。今の方がからだはラクですし、音の伸びも全然いいのはわかるのですが、なんか、力をいれられなくなって、今度は指の動きが鈍くなったような・・・」

先生「【力】と【スピード】は違います。今のほうがからだが自由になった分、スピードは速くつけられる筈ですよ」

私「(ごもっとも!)」

再度、演奏。



3倍ぐらいでかい音量で、朗々と演奏できた自分にびびびっくし仰天。




会場について

2010年10月25日 08時53分25秒 | Weblog
↓リハ第一弾、無事終了いたしました。いやー自分らで言うのもナンですが、回を重ねるごとにアンサンブル力がグングンアップしてきている~私の新曲アレンジもメンバーに好評で、良かった、よかった。

会場である、渋谷「公園通りクラシックス」について、「シアター形式」というのがよくわからない、というお問い合わせをいただきましたが、

テーブルがありませんので、会場ではお食事のオーダーが出来ない、という意味です。

19:30スタートですので、お早目のお食事を済ませてからいらっしゃることをお勧めいたします~

「お腹ぐ~」音が聞こえてしまうのは申し訳ないですので・・・よろしくお願いいたします。

ご予約承り中

2010年10月24日 09時10分11秒 | Weblog
さあてと、本日、Bossa Flautas リハーサル第一弾です。

本番は11月14日(日)19:30渋谷 公園通りクラシックス
フライヤーはこちら↓

http://www.haruka-okubo.com/bossa_flautas201003.jpg

会場は簡易イスをシアター形式に並べ、50席で満席です。チケットをお作りしていない都合上、ご予約優先とさせていただいておりますことをご了承ください。現在34名のご予約をいただいております。

私の公式ホームページhttp://www.haruka-okubo.com/にあるメールアドレスにおいても引き続きご予約を承っておりますのでご利用ください。

ただし48時間以内にお返事がない場合はなんらかのトラブルが派生したと考えられますので、その場合、ご面倒ですがフライヤー掲載のお電話番号まで、お問い合わせください。

**


フルート4本用のアレンジなんぞ、自分に出来るわけがない、とずっと思い込んできたが、

ああ、でもいつかやってみたい~という気持ちがどうにもおさまりつかなくなり、

昨年ごろ、ついに思いが爆発(笑)


プレーヤーは、皆さん、私よりも立派な!フルート講師業をしている人たちが中心です。ひっ、、、、

変化の波

2010年10月23日 09時41分05秒 | Weblog
今月末から来月中にかけて、私にしては本番の数が多い。

当然、その各本番に向けての準備、が必要。たくさん本番があるということはたくさんの準備が必要ってこと。

わたしは「練習時の私」と「本番の私」って感じで、両者を切り離して考えるようなクセが元々あるみたい。

これは「ひとりっきりでいてダラっと横になってテレビを見てる私」と「人前に出て(多少カッコつけて・・笑)話をする時の私」との違い、位の落差がある。

で、本番が多くなってくると、「ダラけ」から「カッコつけ」までの間を行き来きする回数と回転スピード?が早くなってきて、

目が回ったかのように(笑)疲れてしまうのだ

そうだった、そうだった、そういやアレクの先生も言ってたな。環境の「変化の波」に乗る、てことなんですって、ポイントは。

「波に飲み込まれる」は違うし、「波に歯向かう」なんて、もっての他。「波に乗る」のじゃ~

↑でもこれって「波に向かって叫んでるだけ」だったりして(笑)



改めて

2010年10月22日 09時14分57秒 | Weblog
改めて11月末までのすべてのライヴスケジュールをアップしました、こちらです↓

http://www.haruka-okubo.com/Live_Performance2.html

私はこのブログを毎日更新しているせいなのか、ナンなのか、私についてのすべての情報は、このブログのみ、にしか掲載しない、と思い込んでいる方も・・・

中には、「出版がどう、とか書かれている話題をブログで見ましたけど、大久保さんて、フルート以外に小説か、エッセイか、何か書かれているんですか?もしそうだったらその本買おうと思って」

など・・・・げーーっ、そんなにアタシの文章ってプロまがい?(笑)

私は音楽以外の仕事はしてません~当ブログは単なる趣味です。大久保はるか公式サイトは下記アドレスです。プロフィール、著作物のご案内、ライヴ情報等は、下記アドレス内にきちんと掲載、毎月更新しています。

なので~!なによりもまず先に!【下記アドレスのご登録】 をどうぞよろしくお願いいたします!

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http://www.haruka-okubo.com/