私は、「のど」が弱い。これまで気管支炎になること数回、風邪を引いた後や、花粉症との合併症状等で、カラ咳だけが数ヶ月残り、大変苦しい思いをしてきた。
一度アレルギー検査をしたことがある。スギ花粉以外は特にめぼしいアレルギーもなかった。医者曰く、
「のどの粘膜が、人より弱い(少ない)。病気ではないが、人よりちょっと目が悪い、足が弱い、というのと同じです。そういうのは、どうしょもありません」
との話。
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で、ね、まあ、ここからが本題。
「のど」と言われて、私がイメージするのは、
「ゴックン」と飲み込む動作をするときに動くところ、飲んだり、食べたり、話したりするときに動く、使っている、と思われしところ、のど仏の周辺のあたり一体、
だけ!が「のど」だと思っていた。フツーに。
だって、実際、トラブルを感じるのはその辺りだから。
ところが!
最近、解剖学の本を読んで気がついた。
「のど」は、【喉頭】こうとう、と、【咽頭】いんとう、の2つがある、ということを。
のどの構造
のどには口から食道に向う咽頭(いんとう)と、鼻くうから肺に向う喉頭(こうとう)がある。
嚥下(えんげ)するときには、喉頭蓋(こうとうがい)が閉じて食べ物を食道に送る。
喉頭の内部にある声帯で音声を発する。【ぜんぶわかる人体解剖図より転載】
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それでっ!!(こんなところで終わったら、「なんなの?アンタ?今更医者でも目指す気?とか、笑われてしまふ・・・」)
わたしは、どうやら、いままで、喉頭(こうとう)だけを、「のど」だと思っていた、らしい。
実際には咽頭(いんとう)という部分も含め、「のど」である。
で、ね、この図の中の上部に、耳管開口部、と書かれている穴、があるが、その辺りから咽頭、と呼ぶらしいのだ。
これって、結構、上の方からなので、
マジ、びっくりする。
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それでっ!!Part 2 !!
ああ、やっと、フルート講師らしきことが書ける(笑)
管楽器を演奏する際、当然、息をはいたり、すったり、ということで音を出すわけです。
で、具体的にトラブルを感じている箇所があると、「そこだけ!」もしくは「そこから!」なんとかしよう、と、してしまう。
私の場合は「のど、のチカラを抜こう」とか、「のどが弱いから鍛えるためにたくさん息を吸い込もう」とか、、、、色々、あがく。
実際の「のど」といわれる部分の始まりは、けっこーーーーう、高い位置からある、
自分が考えている「のど仏周辺」だけじゃなく、
鼻の奥、
すなわち鼻の穴の穴、
の空間、【鼻くう】といわれる大きな空間、の存在、を思い出してあげる。
実際、図で見ると、鼻の奥の空間って、広くて、天井も高い。もう、さ、【目】の近くだよね。この位置は。
で、最近、ゆっくりした曲を吹く吹き始めの音、について、曲にあわせてゆっくりと鼻から息を吸ってから、吹きはじめる、という実験をしている。
このときに、鼻の穴、の穴から、あたたかい空気をとりいれる、ようなイメージを持つ・・・
これがまた!効果バッチリなんすよ!!ナニっていうぐらいラクに曲調に合った音が出せたりする。
「ひょえっ!」と思った方は、お試しください。
あ、「ひょえ」ともなんとも思わない方は、試す必要もないですよ、念のため。
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こういうことが、「ボディ・マッピングの応用」ということなのよ~やーーワタクシ、成長してきたわ~ホクホク