Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

4月から

2011年03月31日 11時07分18秒 | Weblog
今日で3月も終わりです。

震災後、3月中のレッスンは、すべてキャンセルとさせていただいておりましたが、明日(4月1日)からは、通常通りに再開する予定です。

ただし計画停電の状況を見て、前日の夜にキャンセルとさせていただくこともございますことをご了承ください。(これまで、私のレッスンスタジオが停電になったことは1度もありませんが、一応計画停電区域にはいっています。2-Dグループです。)

3月中のレッスンが延期となってしまった方々、あらためて申し訳ございませんでした。

ご自分の気持が落ち着き、またレッスンに通いたいな、と思える時がきたら、その時が再スタートの時期だと思います。何も急ぐことはありません。その頃あらためてご希望の日時をお申し込みください。

アレクサンダーテクニーク個人33回目

2011年03月29日 21時39分44秒 | アレクサンダーテクニーク


写真:昨日から平常運転になった江ノ電、鎌倉行き。電車のありがたみをかみしめる。

先生「今は、普通ではない、異常な事態です。この際、いつもと同じようにいろいろな事をやろうとするのではなく、すべてのペースをスローダウンして動くように心がけたらいかがでしょうか」

このお言葉にまずハッとした。

たしかに、そうだ。

私「あの、それで、最近私、色々なこと考え込み、《ため息》ばかり出て困るのですが・・・・」

先生「ため息をつく時は、まず、いま残っている息をすべてはききってから、吸うようにしてください。過呼吸、というのがありますが、あれは息を吐ききれないまま、吸ってしまうことが原因なんです。」

私「!!!そうか!《吸って、吐いて》ではなく《吐いて、吸って》ですね。そう考えると呼吸全体がラクになります」

そして「ウィスパー・ド・アー」といわれるアレクサンダーテクニークのワークを先生と一緒にやる。

息を吐くときにささやくように「ハアー」と言う、というワークなのだが、

私は実はこのワークが苦手・・・数秒後、

私「う、すみません。私このワーク苦手なんです。というのは、息を吸って、吐いて、という動作をやるワークは、私の場合楽器を吹く時の動作に直結してしまっていて、、、、なんというか、思わず、フルートを吹いているときと同じように口の周りの筋肉を使おうとしてしまったり、フルートを吹いているときと同じように喉から空気が出入りしている感覚を再現しようとしたり、必要以上に息を使おうとしてしまったり、、、、、なにかと緊張するんです。」

私「管楽器を吹くときは、普通に話したり、呼吸するときの何倍も吸って、何倍も吐くものだ、みたいな強いイメージがあるせいかと思うのですが」

先生は立っている私の背後からハンズ・オンしながら、

先生「呼吸するときに、何か前の方(喉のあたり)だけでやろうとしているような所がありますね」

先生「肺というのは大きいのです。肺全体に空気を送るようなイメージはどうですか、そして、その肺は、体の前面だけでなく、背後、つまり背中の方まで空気は入っていくのですよ」

私「!!!!」

たしかに。《息が、確かに、スースーとここに通っています!》と感じられる場所、だけ、で呼吸全体をコントロールしようとしていた自分を発見。

**


私「ああ、やっぱり今日、レッスンに来て良かったです。。。。でも、やはり、どうしても心身が縮こまってしまった状態からはなかなか脱却できません」

先生「それが普通のことですよ。逆に《なんでもない》などと言う人がいたら、そっちの方が問題です」

私「たしかに。もしこのまま、不安だの、心配だの、という感情が進んでしまうと、自分の周りを固いバリアで完全に囲ってしまい、《何も感じない》状態になってしまうかも、ですね。そうなったら、そっちの方が危険な状態ですしね。」

タイムリミット

2011年03月28日 10時47分20秒 | Weblog
6月5日コンサートの事務関係で、宅急便屋に行かないといけない用事が多い。

宅急便屋さんは今ものすごく混み合っている。私のように関係ない所に関係ない物の発送希望者は、自粛するべきか、と、なんとなく考え、今日まできたが、

私の方もタイムリミットがあるので、、、心を痛めつつ発送希望を出す。




考え事

2011年03月27日 09時55分40秒 | Weblog
先日の本番にあたって思い出したのは映画「タイタニック」の中で、船が沈没しかける中、演奏を止めない楽師たち、のシーン。

もしも自分がそのような状況に陥った場合、果たしてどうなのかということをものすごく考えた。

「演奏の仕事なんかしてると、親の死に目にも会えないよ、それでもいいの?そこまでして、やりたいの?」というようなことは昔からよく言われ、それについてはなんとなく覚悟はしているつもりだったが、、、災害については今まで考えた事もなかった。


イメージトレーニング

2011年03月26日 08時45分59秒 | Weblog
24日の本番のことは、ずっと気に病んでいた。

無事に終了しての安堵感からか、今日はからだの節々に疲れを感じている。

**


震災後はほとんど楽器に触る時間がとれずにいた。こんなにも練習せずに迎えた本番は初めての経験。

ただし、本番がある、判明した瞬間から、パフォーマーとしての自分を作り上げるべく、本格的な?イメージトレーニングだけは行なっていた。


以前、アレクサンダーテクニークのI先生が、「(演奏を行なうにあたって)心理面での準備、が必要ですね」とおっしゃっていたことを思い出して、「スムーズに演奏している自分を想像」して、「具体的に、このフレーズを、このような音色で、このように吹く、」というところまで想像する、という練習を、ちょっとした空き時間を見計らって行なっていたこと、が、今回は実を結んだ気がする。

びっくりしたのが、久しぶりに持つ楽器なのに、「意外とスムーズに入ってゆけた」、「意外と良い音が出た」、「意外と呼吸が楽だった」、「意外とアンブシュアが定まっていた」、「意外と指がスムーズに動いた」、、、etc....ことでした。

イメージトレーニングって、こうやってやるのか・・・ということが少し見えたような気がした。


本当に本当にありがとうございました

2011年03月25日 11時19分04秒 | Weblog
昨日六本木ノチェーロにお越しの皆様、

本当に本当にありがとうございました。

こういう状況下においても、ライヴを開催することが出来たという事を、心より感謝いたします。

**


次回は4月28日(木)、初ユニットでお届けします。そのころには情勢も幾分か落ち着いてくることでしょう。皆様のご参加をお待ちしております。

4月28日(木)六本木ノチェーロ

ソニア(Vo.)+露木達也(Guit.)+大久保はるか(Fl.)

今日は

2011年03月24日 10時02分05秒 | Weblog
↓ということで本日ライヴです

衣装は、サクラ色のスプリングブーツにしよう。
この時期に履こうと思って3月初旬に買っていたのだが、フットワークがあまりにも悪いので震災後はほとんど未使用のままだった。

さ、今日一日がんばるぞー!!

再度確認

2011年03月23日 19時28分24秒 | Weblog
六本木ノチェーロのホームページを再度確認。

通常営業しています!!!

と、でっかーーーーーく表示(笑)

(ごめんなさい、私は横浜在住の亭主もちなモンで、つい帰りの心配ばかり・・・)

ということで、明日24日、木曜日、ライヴです。

**
*

六本木 ノチェーロ
3月24日(木)

メンバー:ソニア(Vo.)+加々美淳(Guit.)+大久保はるか(Fl.)

最終ステージは時間を早めることがございますのでご了承ください。

情報は

2011年03月22日 20時06分21秒 | Weblog
計画停電についてですが、

東京電力のホームページからの情報の他、

横浜市民なら横浜市のホームページ
http://www.city.yokohama.lg.jp/front/welcome.html

を見るとさらに良いみたいです。細かくエリアごとに記されています。

エリアごとの「今日やる」「やらない」の情報も早いみたい。

多分ですが、他の市についても同じく、ご自分の住まれている市のホームページに行くと良いと思います。