Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

ここだけの話、

2012年04月29日 10時52分04秒 | Weblog
やっぱりあまり体調が万全とはいえない自分・・

世の中は連休が始まって、本来なら「連休たのしんでますか~!イェーイ!!」とか書きたいところなんだけども・・・

↓下の方にアップしているチューリップの写真もそうなんだけど、景色って、体調によって見え方が変わる。

ふう、まずいなあ・・・こんなんで4日は本番・・

「調子が悪い時には、悪いなりの所でやればいいんだよ」

と、かつて人から言われたことがあったが、、、

悪いにも限度があるんじゃないのかと・・

いやいや、ステージに立てない程ではないので、ね。

ボチボチやります。

過去の過ち

2012年04月28日 08時33分08秒 | Weblog
私が日本フルート協会へ入会したのは、二十歳の頃だった。当初の入会目的は、協会が主催するコンクールを受けるがためだった。

その頃入賞を果たしていた方々の多くは、現在有名オーケストラ奏者、ソリスト、音大教授、もう、それはそれは素晴らしいご活躍である。

当時の会報には、私が受験前に習っていた今は亡き某音大教授の先生が、フルートのアンブシュアに対する研究論文を連載なさっていた事も強く印象に残っている。(あまりに難しい内容で私にはほとんど理解できなかったが・・・)

しかしあの頃(二十歳のころ)は若かった・・・・・・・未熟、という意味でも若かったのだと思う。

ただ、がむしゃらにやる事が鍛錬なのかと思っていた。そして色々あちこち故障してしまい、、、苦労した。

多分、過去の私と同じような苦労をして、いまだ解決の糸口がつかめないでいる奏者は意外と多いのではないのかと思う。

私の場合はたまたまアレクサンダーテクニークとの出会いで救われたのだが、(救われた、と言うよりかは、過去の過ちに気づかされた、という方が正しいかな)別のものでもかまわないと思う。悩める人の何か手助けのきっかけとなればうれしく思う。

日本フルート協会 会報 2012年4月25日号 No.231 に掲載された原稿はこちらです↓
http://blog.goo.ne.jp/haruka-okubo/e/b6b98b1ef4a4b2b04c43026c8c78d27e

発刊されました

2012年04月27日 12時06分52秒 | Weblog


写真:日本フルート協会会報 2012年4月25日号 No.231

私が書いた『アレクサンダーテクニーク(1)』レッスン受講記が掲載されています。

記事掲載者には2冊送られてくるので、1冊はアレクサンダーテクニークのかわかみ先生 http://www.alexanderdiscovery.jp/ にお渡しする予定。

上の方に映っているのは5月20日ライヴのフライヤー。会報に折り込みしていただきました

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単なる偶然だと思うのだが、私の記事の手前お隣には、大学時代のフルート科教授佐々木先生の記事が掲載されていた。

たまたま全体のレイアウトの都合上の話だと思うのだが、個人的に感慨深い。

師匠と肩を並べて記事を書いているような印象。いや、まあ、多分こんな風に思うのは自分だけでしょうケド(笑)

編集後記の所には、編集部長様のお言葉が。

『大久保さんのアレクサンダーテクニーク受講記はすべての奏者にとって興味深いものでしょう。よろしくお願いします』というような内容。大変光栄です。

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アレクサンダーテクニークのかわかみ先生曰く、今回私の記事を読みたいが為に新しくフルート協会に入会した方がいらっしゃったそうです。

ひえ~っ!!入会金1000円、年会費6000円ですよ~っ!!

っと、それはさておき、計6回の連載です。あと5回の投稿、がんばりますです








アレクサンダーテクニーク個人56回目

2012年04月26日 11時36分51秒 | アレクサンダーテクニーク


写真:大倉山記念館前にて

【4月25日 個人レッスン】

レッスン会場は、駅から急坂を5分程登った丘の上にある。会場に向う坂道の途中には大きな桜の木が数本あり、2週間前には満開だった桜が今日はすべて散っていた。そのかわり施設周辺の公園内にはチューリップやつつじなど色とりどりのたくさんの花が春の香りを運んでいた。

2週間前のレッスンでは自分の病気のことで頭がいっぱいで、満開だった桜を楽しむ余裕など一切なかったことを思い出した。実のところ桜が咲いていた事など殆ど気がつかなかった程だった。あの時はよっぽどうつむいて縮こまり、まるで這うように歩いていたらしい。

今日は「ああ、桜は散ったけれど、チューリップが満開だな」など周辺の景色を楽しむゆとりがあったことで、2週間前に比べ自分の病状も落ち着いてきたということなのかもしれないな、と感じた。

レッスン冒頭で先生が「その後、病状はいかがですか」とおっしゃるので、幸い薬が効いていて、症状は良くなってきていることを告げる。その中で最近気になるのは、薬のせいによるものか、自分の筋肉に対する感覚が今一歩疎くなっている嫌いがあることをお話しする。

「例えば、物を持ち上げるとき、この位の力具合で、このように体を使って、という感覚がわからなく、計れなくなっています。それと、ちょっとした動きをしただけで、筋肉のスジを違えてしまうことが増えました。寝違えてしまった時と同じような状態が、日常のちょっとした動作中に起こってしまう、という感じでしょうか。困っています」。

そしてテーブル・ワークに入った。テーブル・ワークは2週間前のレッスンで行ったばかりなのだが、アレクサンダーテクニークのレッスンでは、その都度その都度、違う角度からのフレッシュな気づきをもたらされる。「また同じ事(ワーク)をやるのか」というような気持ちにさせられたことは過去一度もない。その日、その時の自分のコンディションというのは、後にも先にもその日、その時限りのものだからなのかもしれない。

頭の下に置く本の冊数について、「これぐらいで良いですか?少し(枕として)高すぎる感じ?1冊抜きますか?」と質問されて、

「・・・・??・・すみません、正直わからない感じなんです。なんでしょうか?判断出来ないんです。というのは、ここ最近、咳ばっかりしていたら、何となく体の骨格のバランスそのものが根本から崩れてしまった感じがしていて、骨と骨がどこか大きくずれてしまっているのでは?と自分で疑ってしまうような・・・・中でも一番疑ってしまうのは骨盤です。正直、最近腰が痛いので、もしかして骨盤がずれてきているのでは?などの考えばかりが先に立ってしまっています」と申し上げたら、「それでは、」と、先生は大腿骨(だいたいこつ、太ももの骨)をハンズ・オンなさった。

腰が痛くて、と申し上げているはずが、先生は腰ではなく太ももの骨をハンズ・オン。「何故ですか?」と質問する間もなく、「太ももの骨のことを思ってみましょう。骨の内部には骨髄と言われる組織があります。造血機能を持っている骨髄もあります。赤くてドロドロしたものを想像してみてください」。

私たちが普段食べ物でよく目にする動物の骨は、すべて死んだ動物の骨であるが故、「骨を想像してください」と言われると、つい、死んで乾いてしまっている動物の骨をイメージしてしまいがち。実際のところ、生きている動物の骨の内部は、血液細胞を産生する造血組織があったり、血管が走行している。骨は、我々が想像するよりもはるかに潤っていてみずみずしいものなのだそうです。

そのような説明を受け、【生きている動物の骨】を想像してみた時、太もも周辺にかかっていた余計な筋肉の緊張がスッと抜け落ちたような感覚があった。すると同時に腰の辺りの筋肉の張りがゆるんだのか、お尻を少し前の方にずらしたくなるような感覚があった。

その後、ワークを終えゆっくりと起き上がった際、腰痛は全く消えていたので驚いた。

筋肉の名称で言うと、大腰筋(だいようきん)、大臀筋(だいでんきん)という大きな2つの筋肉が適度にリリースされ、より柔軟に働くようになった結果、ということらしい。



きょうは

2012年04月24日 09時46分52秒 | Weblog
今日はこれからヴォーカルの沙羅(サラ)さんライヴのリハーサルへ。

本番は5月4日夜、埼玉 草加のジャズバー、シュガーヒル
http://sugarhilljazz.jp/ 

です。お近くにお住まいの方は是非お越しくださいませ。

沙羅さんは、何を隠そう私のダンスのお師匠さん。。途中まで結構一生懸命レッスンに通っていたのだが、ある日セミプロの女の子ダンサーたちがドッとレッスンに押し寄せ、急にグループレッスン内容がレベルアップしてしまい、がっつりオチこぼれました私(笑)。

とはいえ、彼女のお陰でサンバのリズムが身体にはいってきた、私の音楽人生、音楽生命における命の恩人(!?)で御座います。

あ、5月4日は、私はフルートで参加です。ダンサーではございませんので念のため・・・って、誰も間違えないか・・・



気合入れすぎて

2012年04月23日 11時07分58秒 | Weblog
↓気合入れすぎて腹を下す

やっぱりまだまだ本調子ではないのかも・・・

楽器演奏についても、まだまだリハビリ中なのだが、

昨日はふと思い立ってピッコロを練習してみた。

はは、思い立って練習っていう表現がスゴイ・・・いかに普段練習をしないか、って感じ

この楽器、キーンと高い高音域が苦手で、つい、口先だけを絞って音量や音質をコントロールしようとしすぎてしまう嫌いがある。

多分だが、いつもは口先を絞ろうとするときに、あご、舌、のど、などのアンブシュアに近い箇所で関係ないところにも余計な緊張が走っているのが良くない。

で、よく注意すると、首、肩、背中、腹、腰、腕や脚、つまりからだ全体も、キュッと縮こまるような緊張が走っている。

と、そこまでは気がつくが、その緊張の解き方がどうもよくわからないまま、

「あーつかれたっ」

と、ものの数十分で練習中止、っていうのがいつもの私のパターン。

で、まあそれは体調が良い時の話。

腹を下してグニャグニャとこんにゃくみたいになった自分(笑)なら、ひょっとして無理な緊張がかからず(というか、緊張をかける元気がなし・・)ピッコロが演奏できるかも?と睨んだ。

もくろみは、まんまと成功

今なら普段の悪いクセがかからないので、悪いクセを忘れ、良い習慣(良い奏法)を身につけるチャンスかもっ








気合だ気合だ気合だっ~

2012年04月22日 11時17分46秒 | Weblog
  

5月20日(日)19時 中目黒 楽屋(らくや)のミュージックチャージについてですが、

お店の方針で、中学生以上の学生は50%学割制度があるそうです。(当日学生証の提示が必要)また小学生以下は無料です。

その他、アーティスト割引というものがあり、過去に出演経験のある方は50%割引だそうです。(何年何月何日に出演したかを伝える必要があります)

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チケットはお作りしていませんので、ご予約についてはお店まで直接のご連絡、をお願いしております。

また私あてのメールにおいてもご予約可能です。HP http://www.haruka-okubo.com/ コンタクトページにあるアドレスまでお申込みください。なお48時間以内にお返事がない場合はシステム上のトラブルの可能性があります。その場合は、ご再送いただくか、お電話をご利用下さい。

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ふーっ!咳き込んで倒れてる場合ちゃうねん ↑コレ書いてたら気合入ってきた~

忘れてたっ!

2012年04月21日 13時09分42秒 | Weblog
少しは症状が落ち着いてきたので、体力をつけなおそうと、日々行っている柔軟体操を復活させてみた。

この数週間サボっていたがために、あまりにもゴチゴチにかたまっている私のからだ・・・コンクリート並!!

アセって、エイエイっとつい反動をつけて行ってしまったら、逆効果。マッサージでいうところの「もみ返し」みたいな、イヤーな状態になってしまった

そうだった、「柔軟体操は反動をつけて行わないように」と物の本には書いてあったのだ・・・忘れてたよ・・・・