総合病院(眼科)付添に行って参りました。
次回は8月末に受診予約をしたのですが・・・
父「もう、この病院には行かないよ」
はぁ?
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この話、話し出すと長くなります。おそらく3日ぐらいかかるかと(苦笑)
先に、現在の病状ですが、父は、白内障、緑内障の2つを持っています。
白内障(老人性)はともかく、緑内障というのは、ともすると失明に至るこわい病気といわれています。
緑内障には種類があり、父の場合は、老人性白内障からくる緑内障、というタイプの緑内障だそうです。
私が理解した範囲でざっくり言うと、加齢によって目の玉のガラスが濁るのと同時に、目の玉が前に出っ張ってきて、出目金状態(笑、言い過ぎかも)になるのが白内障。で、目の玉が前に圧迫されることによって、黒目と白目の間が狭くなって、間に流れている水(房水と言ったかな)の流れが悪くなり、ドライアイになったり、また川幅そのものも狭くなりすぎて水流が非常に悪くなっている状態のことを緑内障、というそうです。
父の場合は、白内障の手術(ガラス玉、というか、カメラでいうところのレンズ部分を取り換える手術)をすれば、緑内障はなくなる、と言われました。
ただし、それはあくまでも、予防(緑内障発作の予防、つまり突然目の奥が爆発?して失明とか?のリスクを下げる)のための手術。
病院としては、本人が希望すれば手術します、ということだそう。
父は、数年、もしくは数十年前から、どこの眼科にかかっても白内障手術を勧められてきたのを、全部断わりに断り続けて、93歳になってしまったという経緯があります。
医師「もう少し若い頃、70代ごろに手術しておけば良かったですね。今93歳ですからね。(年齢的に)ちょっと大変かな。視力は裸眼で0.3あるし、日常生活には支障ないレベルで物は見えています。手術したくない人を無理強いすることはできません。このまま経過観察のみでも良いかと思います。」
ただし、今後も定期的な検診をし続ける方が良い、とのことで、次回2か月後に検査と受診の予約を取りました。
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以上、医師からの説明は、私が受けたもの。隣にいる本人(残念ながら耳も遠く、理解力の衰えがみられる93歳)には、肝心なところが何一つ伝わっていないところが大、大、大問題。
ただ、よく考えれば、診察室に付添人がついて入ってきた時点で、医師は、「この人は一人じゃダメな人なんだ」と判断し、本人じゃなく付添人に説明するのが普通でしょうね。
それで、「あとで、娘さんからお父様によく説明をしておいてくださいね」で終わる。
そして、診察室を出た後に、父のナンクセが始まるんです・・・