明日は父の代役で、父の教え子の息子さんの結婚披露宴に参列します。
私のお役目は、父の手紙を読み上げ(原稿用紙3枚)、プラス、フルート演奏。結構な大役です。
帝国ホテル・・・・・、ふぅーーーっ、今日一日、主に手紙朗読の猛特訓をせねば・・・・
父はその昔、高校教員をしていまして(国語科)、その時の教え子さんの同級生同士でご結婚なさった。特に奥様の方は、卒業後も時々父の元に遊びにいらっしゃっていたのですが、ある時、息子さん(この度の新郎様)を連れてお見えになった。
大学は卒業したが就職が決まらない。希望の就職先の試験で、志望動機というものを作文にして提出しなければならないが、その作文の書き方を教えて欲しい、とのことだったそうです。
父の質問「学生時代、どんなアルバイトをしましたか?」
この度の新郎さん「郵便局の配達係。」
父「バイトでうれしかったこと、辛かったことは?」
新郎さん「辛かったことは特になかった。うれしかったことは、配達先の家の人から、『ありがとう』とか『ごくろうさん』とか、声をかけられた時。」
父「これだ!」
父「どんな質問、設問が出ても、最後は必ずこの文章に持っていく事。自分が幸せになり、相手が幸せになり、世の中が幸せになり・・・、というように。」
この父のアドバイスが功を奏したようで、新郎さんは見事希望の会社の試験に合格なさったそうです。
このような話が原稿用紙3枚分。かまずに読めるだろうか・・・・・オマケにフルート演奏。我ながら健闘を祈る・・・・