Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

事件簿 2-3

2007年03月17日 21時13分41秒 | Weblog
パウロ・ジョビン氏の奥様を目の前にして私は思った。覚えたてホヤホヤフレーズを使うのは今しかない!と。

"Muito prazer. Meu nome e Haruka okubo."(はじめまして、大久保はるかと申します)

「まあ!ポルトガル語をしゃべってくれてるの?きゃーすてき!でもね、後は英語でOKよ」と夫人。

きゃーって・・・、しかし、こんなあいさつひとつで喜こんでいただけるとは・・・まあやっとやっとしゃべってる感じが伝わったのでしょうけど・・

と言っている間にパウロ・ジョビン氏が登場。うん、やはりお父さんに似ていらっしゃいます。

どうぞ、2階へ、と案内された部屋は彼の書斎でした。学校の教室1つ分くらいの広さの壁一面が全部本棚になっていて、上から下まで洋書がびっちり。音楽家の部屋というより作家の部屋といった印象。

ソファーがあるテーブルの上には、私が質問したいと事前に申し出た楽譜「カンシオネイロ」が積まれていた。

日本から気の利いた土産でももってくりゃよかった・・、なーんにもないので、数日前サンパウロで買ったオレンジピール入りのチョコレートを差し出してみる。

これ、とってもおいしいんだけど、個装がさあー、大きさといい形といい、コ○ドームそっくりなのよー、いや、ギャグチョコじゃないよ、言っとくけど。で、おいしいんだよ。何度も言っとくけどー。

でも日本でライブのお客さんに配ったら、一瞬ギクっとした風な人が多かった(笑)からもう買うもんかっ

  -つづくー