Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

理解に苦しむこと

2014年04月30日 12時09分47秒 | Weblog
約2か月遅れのダーリン大久保からの誕生日プレゼント、ポルトガル語電子辞書が届く。
 
私の誕生日は3月初旬。あまりにも遅く、その間に税率8%になっちゃうし、なんなのよ?と思っていたら、色々調べて吟味していたらしい。
 
吟味ったって、ポルトガル語電子辞書なんぞ、カシオから出てる1種類しかないので、それを買うだけなのにねえ。
 
どこで買うのが一番得か、を考え抜いての2か月の月日だったらしい。
 
ステップ1
ポルトガル語電子辞書は、欲しがる人が少ないので、店頭にはほとんど置かれていない。取り寄せになることが多く、値引きが期待できない。
 
ステップ2
値段としてはアマゾンで買うのが一番得と判明。けれど出店元がよくわからないショップからの購入だと、電化製品は故障した際大変。
 
ステップ3
最近は大型家電量販店がアマゾンに出店していることがあるので、そこを狙うことに決定。
 
ステップ4
結局ノジ●電気が出店元のアマゾンで、定価より大幅に安く購入した。
 
「おっ!ちゃんとノジ●の保証書がついてるぞ!」と喜んでました。
 
まあ、私、頂けるものを頂いたんで、良いといえば良いのですが・・・・・ステップ1~4まで、約2か月、あーだ、こーだと調べる時間がとっても楽しい、という感覚だけはどうしても理解に苦しむ。
 
 
 

目指せ腸内美人!

2014年04月29日 12時34分01秒 | Weblog
写真上:新品のこんにゃく4個
下:1年間使ったこんにゃく4個 
 
新旧入れ替えの前に記念撮影。1年間大変お世話になり、ありがとうございました!と言いながらゴミ箱に捨てた。
 
こんにゃくをお湯で15分くらい煮て、タオルに包み、丹田、肝臓、腎臓2つ、にあてるという、こんにゃく温湿布。お手軽デトックスでエステ要らず、やれば全身ポカポカ、お金をかけずに美容効果抜群です~詳しく知りたい方は、「実年齢を信じてもらえないほどきれいな人になる方法」長田一美著 をご覧ください。
 
しかし、なんともインパクトのある本のタイトル・・・・・こんぐらい言っとかないと、いや、言ったとしても今は本がなかなか売れない時代だからなぁ。
 
長田氏は私のヨガのお師匠様。先生は「健康が第一で、美はオマケなの」というお考えのお方。「あの本は、なんだかすごいタイトルがついちゃってるのよね」と半ば他人事のようにおっしゃっておられました。ははは、私も色々本出しているので、そのあたりのこと、よーく分かります~

かつて私は

2014年04月28日 14時51分52秒 | 必殺練習方法
かつての私は、筋感覚に敏感になり過ぎ、頼り過ぎ、による失敗を繰り返していました。
 
筋感覚は、練習中、本番時、もちろん異なりますし、その日その時の体調によっても違いますし、毎回、毎時、大げさに言うと毎瞬、違うんですよね。例えば練習中「あ、成功した!じゃあもう一回この感じで!」とチャレンジする時には、先回とはもう違う自分なんです。だから、先回と全く同じ感覚を再現しよう、とするのは全くの無駄。
 
かつて私は、「さっきの感じ、はどこ行った?出てこい~!」みたいな思考に走った練習を繰り返していて、、、ほんとヤバかった。
 
ベストパフォーマンスのためには、筋感覚を含めた自身の五感(筋感覚を入れたら六感になりますが)を、心身の折り合いをつけるように、自分が心地良いな、と思われる方向へと変容させてゆく所にあると思う。
 

検討中

2014年04月27日 22時07分45秒 | Weblog

日本フルート協会会報の挟み込みチラシに入っていた本の紹介「美しい響きの飛翔 フルートと声のためのメソード実践本」に興味津々。どなたか完読された方いらっしゃるかな?

このゴールデンウィークの読書にしてみるかな。

ちなみに関連DVD「息から声へ~マリアの呼吸法~」は、現在重版中で、出版元の音楽之友社で在庫切れみたいです。多分、こちらを先に見てからの方が理解しやすくなる気もしたのですが。

しかし、私って、こんなのばっかりに興味あるんだよなあ。私さあ、昔っからなんだけど、演奏中の自分の身体感覚、特に筋肉の感覚である「筋感覚」(こんな言葉が世の中にあるということを知った時には、とても驚いたものです)について、ものすごく気になるし、ものすごく頼って演奏しているんですよ。

「そうそう!上手くいったテイク時の、ここの筋肉の感覚はこんな感じ~!」など、やたら頼っている割には、心のどこかでは「・・・こんな感覚、あてにならないな」とも思っていて。このような葛藤にずっと苦しんできている。

「どのように感じるか、ではなくて、どのように聞こえるか、というところで判断しなさい」と、フルート奏者故ジェフリー・ギルバート氏はレッスンでおっしゃったそうですが(「フルート奏法 成功への鍵 ジェフリー・ギルバートのレッスン・システム」より)

このお言葉の実践は本当に難しいんです。

 

 


久しぶりのソロライヴ

2014年04月26日 21時06分51秒 | Weblog
今年の抱負として、どこかで1度ソロライヴを行いたい、と、年明けの記事に書いた記憶がある。秋口から年内ぐらいでどこか小さい会場を借りてやろうかな、とぼんやり思っていた所、ご縁があって銀座カンタータよりお話を頂き、5月18日(日)サロンコンサートをさせていただく運びとなりました。
 
今年の目標が早い段階で達成できてうれしい。
 
詳細は下記大久保はるか公式web、live performanceページにてご案内しています。

 

 

昨日は

2014年04月25日 10時28分43秒 | Weblog
昨日は、みなとみらいホールへ。
 
六本木ノチェーロ等で共演している福田氏が所属するグループ「コンセール・ルミエール」の演奏会を聴きに行く。
 
最近、どんどんBossa Novaってきている彼女なので、勘違いされそうな機会も増えましたが、メイン活動はあくまでもクラシックのようです。
 

アレクサンダーテクニーク 個人96回目

2014年04月24日 13時09分23秒 | アレクサンダーテクニーク

一か月程前から、携帯アプリのゲームにハマってしまっていた。「キラクル」という名前の、テトリスに似たパズルゲーム。私が行うのは体験版の無料アプリ。体験版とはいえ、結構難しく、最初全くできななかったのだが、何度もチャレンジしている中でコツを覚えて、点数が取れるようになってきたら、面白くなってきてしまい、、、、

 
夜寝る前に、ちょっとメールチェック、ぐらいの感覚でやり始めると、止められず、気が付くと明け方になってたり、という日が増え、当然日常生活に支障が出始め、でも止められない、止まらない、どうしよう、と困っていた。
 
アレクサンダーテクニークのレッスンは2週間に1度の間隔なので、自分がいつごろからどうだったか、ということが思い起こしやすくて便利。思えば、2週間前の先回、先生に言われましたよ、「脇のところから(の身体のバランス)大きく崩れてますね。実は先回のレッスンの時も感じていたのですが、その時は今日ほどではありませんでした。」
 
ギクッ!!さすがプロの目は違う!と妙に感心しつつも、、
 
その時は、「うーん、なんででしょうね。昨日寝不足だからですかねえ・・・」とか言って、原因についてはごまかしていた・・・
 
先生「ゲームに夢中になっている時は、『フロー』の状態らしいですよ。」
 
例えば、大きな怪我をしているのに試合に参加したアスリートが、その試合中には全く痛みを感じずプレーし、終了した途端にバッタリ倒れてタンカで運ばれたり、とかいう時に、『あの試合中はフロー(ゾーンともいうらしい)に入った』という。
 
たしかに、ゲームに夢中になっている時って、ドーパミンだか、なんだか知らんが、ある種の快楽脳内物質が、ジワジワと出始め、プチ・フロー状態に入っているのかもしれない。
 
ただし、アスリートたちの立派な試合などと大きく違うのは、ぼんくら一般人がヒマつぶしに行う娯楽ゲームは、何も残らない、んです。残るのは「なんという時間の無駄使いをしてしまったのだろうか」という後悔と自責の念のみ。
 
・・・・・・ああああ、これ書いてて、だんだん私、ゲームセンターで補導されて反省文とか書く小中学生みたいな気持ちになってきちゃったよ。。。
 
先生「大久保さんがゲームって、すごく意外です。逆によくそんな時間があるな、と感心してしまいました。僕自身はゲーム類にハマったことはないんですよ。他にやりたいことが沢山ありますので。」
 
・・・・・意外、とおっしゃるのは、多分私、大久保さんという人物像のイメージにない、という意味なんでしょうね。いやあ、本当に情けないないし、恥ずかしいです。
 
実際のところ、キラクルには少し飽きてきてきたところ。今が潮時と思い、足を洗いたいと思います。

また明日

2014年04月23日 23時32分17秒 | Weblog
今日のアレクサンダーテクニークのレッスンでは、最近の私の、とても恥ずかしい生活習慣について自ら露呈することになった。
 
あまりにも恥ずかしい話なので、一旦仕切りなおして明日、書ける範囲で(多少体裁よく・・・苦笑・・・・)書きます・・・・
 

フルートの練習は

2014年04月22日 21時34分43秒 | 必殺練習方法
フルートの練習は、「息」(アンブシュアを含む)、「指」「舌」の3つに集約することが出来る。(チャップマン「フルートのテクニック」より要約)
 
このカテゴライズ、とてもわかりやすくて好き。練習を行う際の脳ミソの使い方のヒントになる。
 
例えば、昨日の記事に書いたような練習方法は、100%「指だけ」のための練習。これを試して、まだ上手くいかない、その日の進歩をまるで感じられないような時は、他とのバランス、つまり「舌」「息」との関連性の悪さを疑ってみる必要性アリ、という話になる。
 
フルート演奏(多分他の管楽器も同じ)は、「息」「指」「舌」。
 
これら三者のバランスの上で成り立っている、と考えると、見えてくるものが多い。
 
 
 

指の練習、裏ワザ

2014年04月21日 11時37分59秒 | 必殺練習方法
フルートの指のテクニック練習、裏ワザ発見。
 
いくら練習しても一向に指が回らない速いパッセージ。いやですねえ。
 
まず、分割して考える。1フレーズ丸々できない、なんてことは、ほとんどないんです。どれかひとつの音符から次の音符への連結が上手くいかない、っていうだけのことが多々ある。その見極めのため、せいぜい4,5個の音符を一つの塊とする。
 
楽器はキーの上に指を置いて持つが、吹かずして、頭部管を左肩の上に軽く乗せる。軽く肩に背負うような姿勢。こうすることによって、自分の指の動きを、目で確認することができる。
 
そして問題パッセージ切り取り部分を、インテンポで、ドレミで口で言いながら、指を動かす。
 
あ、この時音程をとって歌おうとしなくて良いです。早口でお経をとなえるように?(笑)ドレミの独り言を言う。
 
口と指が完全に一致しているかどうか、目で見て確かめることができますね。
 
バラけてるところを発見したら、(大抵はどこかの指が遅い)今度は、右手のみ、左手のみ、で行う。
 
片手づつって、結構な頭の体操だったりする。特に左手のみの動きは難しい。例えば「中音域A音」、と、「高音域E音」、左手の指使い、、、、、あれれ、同じじゃん!!「ラ」の指使いしながら「ミ」って口で言うのって、結構混乱するのよ。思うに、高音域の指回しの中で、なーんか頭の中がこんがらがって訳わかんなくなるな、と思う時は、この左手の指の動きとの関連性、あるかも、です。
 
1部分につき10回ぐらい、この練習を繰り返してから、次の11回目のみ、普通に演奏してみる。
 
あれれ、急に吹きやすくなった?ってことが多いです。
 
速いパッセージの練習は、ヤミクモ練習、言ってみれば「ヘタなところ」を「ヘタの上塗り」をするような悪循環の輪に陥りがち。
 
そんな時は、身体もガチガチに固まり始めてる。
 
そんな自分に気づいたら、思い切って、吹くのを止めて、肩の上に乗せて「指&早口お経練習」に切り替える。
 
これ、いいですよ~、余計な力も抜けるし。お試しください。