Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

ニューボー

2010年03月31日 13時52分30秒 | アレクサンダーテクニーク
「包括的注意力」の養い方、についてのお話もあった。

アレクサンダーテクニークでは、いくつかの独特な言葉の言い回しがあるが、この「包括的注意力」もそのひとつである。

「音楽をやる際、集中、という言葉は、その辞書から外すべし」というのを「ピアニストならだれでも知っておきたいからだのこと」という本(著者はピアニスト兼アレクの講師)で読んだが、????状態だった。

昨日のレッスンでの私は、「あんなことがあった」「こんなことがあった」と先生に向かって話しをするとき、その内容に集中することによって、からだの不必要な緊張を作り出しているみたい。ということに気づいた。

で、そういうクセ、は、意外にも楽器を演奏するときにも反映してしまうものなのだ、ということもよくわかった。

で、先生に施術していただきながら、今、どうですか?など言われると・・・

「えっとーーーー・・・・とてもからだも心もラクなんですけど・・・・、なんか、ボーッとしているような気がします、こんなボーっとしてたらいけないぞ、とどこか思っちゃう自分がいます」

先生「その、ボーッと、の種類を増やす、ボーッと、のグラデーションを増やす、というアイデアを今後のテーマにしたら、いかがですか」

私「えっ!!私、こんなボーッとした状態・・・、んん?でも、普通のボー、じゃない、自分にとって新しいボーですけど、、、(笑)あまりにも新しい感覚なので、この「new ボー」、を表現できるボキャブラリーがありません。正直。」

先生「はたから見ると、今(施術後)の方が、良いかんじですよ。決してボーッとしているようには見えません。ちゃんと私と受け応えしていますし」

私「はい。実際、今の方が、自分でしゃべっている時の自分の声がきこえやすい、ですし、先生のお言葉もすっと、耳にはいってくるかんじで、、、よく聞こえるようになった、かんじです・・・あ、これが、「包括的注意力」ということですか?」

先生「そうです」

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あらためて書いてみて思うけど、やっぱ、なにかと禅問答ぽいな、アレクのレッスンは!!

アレクサンダーテクニーク個人10回目

2010年03月30日 21時08分02秒 | アレクサンダーテクニーク
先生「今日はなにかテーマはありますか?」

私「今日は楽器を演奏します。昨日までのグループレッスンでは試さなかったですし、ちょっと気になることが出てきましたので。」

私「えっと、前回の個人レッスンのときに先生がおっしゃったこと、「自分のからだについてボディ・マッピングをするときのように、フルートという楽器に対して、構造等をマッピングしてみたらどうか」というコメントが印象に強く残っています。」

「で、全くその通りだと思いまして、あらためてよく楽器を観察した所、発見がありました。」

「右手、について、親指は楽器を支えるためにあります。ですので残り4本の指をキーの上に持っていって動かす、のがフルートなのですが・・・・」

「ほんとに、バカなんですけど、私!、よーく楽器を見てみたら、人差し指、中指、薬指、の3本を置く所はまっすぐ横一列に配列されています。で、小指、を置くところだけは、斜め45度手前に傾いた位置にある(セッティングする)んでした!!!」

「人間だれでも、小指は極端に短いですよね。そのことを考慮してのキーの位置、の設定、なんですよね、楽器って、「人間」が演奏する、ということを目的に歴史的にも改良されながら発展してきて、今の形、になってるわけでーー。」

「なーので、指をまるく、とか、手首の位置がどう、とか、そんなに気にしなくて、大丈夫かも、と、思ったんです」

「そうしたら、今まで長時間音を出していると、右手小指からひじにかけての筋が疲れてきて痛くなったりしてたのが、、、ぷっつり、なくなりました」

先生「わあ~!(目がキラキラっ)すごい!!」

私「でもお!!それで、右腕全体もすごくラクになったんですが、じゃ、右腕はOKとして、左腕はどうなんだ?と考えだしたら、、、、大変で、なんか左腕から背中にかけてのどっかの筋がキーンって痛くなったりして困ってます」

先生「それでは、楽器を吹くときのように口にあてて構えてください。でも音は出しません。」

そして背後から軽いボディタッチをする。キーンと痛くなる、と私が指差した場所も、サッとひとなで?する。

その瞬間、ある種の筋肉のハリ(緊張)がとれて、もうすでに痛くもかゆくもない状態になる。

先生「今、どんな感じですか」

私「ええっと、今は、構えただけで、音は出さない、とわかっているからかもしれませんが、特に変な緊張感はない、ラクな気持ちです」

先生「そのまま、演奏できそうですか」

私「えっと、今はかろうじて唇のところに楽器を持っていっているだけで、唇と楽器が平行になっていませんので、これでは音は出ません。」

先生「それでは音を出せる所まで動かすとどうなりますか」

私「えっと、このようにすこし右側に首をかしげないと・・・(といいつつ移動)」

先生「それでは、音を出してみてください」

ヒョロロローーーン

え?なんか調子いいんですけど?

ちなみに、この間、先生は私のからだの、主に首のあたりから、肩、背中、にかけて、ボディタッチをし続けている。

ボディタッチといっても、ほんの少し触れるか、触れないか、ぐらいのこと。

こんなことで、自分のからだが宙に浮いたみたいに軽くなり、スムーズに「演奏をする」という動作に移行できるのだ。

なんでだろう・・・

と、考えすぎはよくないみたい。

先生「演奏をする、という以前に、少し考えすぎてしまっていますね」

私「はっ、、、はい。(そういえば最近)そうです。結論もでないことをあれこれ思っていあす」

先生「あれこれ考えるのはいいのですが、その考えている時、の自分、をもっと上の方、高い所、中立的なところ、から、観察する、ようにしたら、どうですか」

私「はっ、、、、そうですね、そうします。私考え込んでるときっって、気が付くと呼吸を止めている?もしくは呼吸が浅くなってしまっているときがあるみたいです。大きいため息をついて、戻したりしてますので・・・そうか、呼吸の循環が崩れるんですね、きっと」

今日も世紀の大発見でした


アレクサンダーテクニーク グループ9回目

2010年03月29日 22時30分12秒 | アレクサンダーテクニーク
きょうで一応のところシメ(3回コースの3回目)となるグループレッスン。次回は6月開催だが、そちらには日程的に参加が難しいので、今後はしばらく個人レッスンに集中しようと思い、今日は私にとってもシメの日だった。

当分グループの受講はできないな、と思ったら、いいや、なんでもいっぱい思いつくことしゃべっちゃえ、と思い切り、

・・・気が付けばどの人よりも一番発言してしまっていた(笑)

先生に施術されている人の体、に起こる変化、これがまた、けっこー微妙な変化、が、今日の私はなぜか、くっきり、はっきり、認識できた、事も事実。

帰りがけに「ダンサーの方ですか?」と声をかけてくださった受講者の方がいらっしゃいました。えっ、わたし、そんな風に映るのか・・・びっくり!!




終わんない、終わんない

2010年03月28日 10時21分46秒 | Weblog
6月の大阪&名古屋公演のフライヤーは、なんと4000枚製作しました。

そのうち2900枚は、日本フルート協会会報の折込チラシとして各家庭に配布されます。

で、会報のサイズがB5なので、A4チラシは、一枚づつ半分に折って、提出ください、とのこと。2つ折加工費用、数千円、をケチり、手前どもでやっちゃおー、とがんばったら、、、

終わんない、終わんない・・・・いやあーーー大変っす

内心ヒヤヒヤ

2010年03月27日 10時21分00秒 | Weblog
昨日TV放送された「タモリ倶楽部」パンデイロの神様に習おう!ってヤツ、内心ヒヤヒヤしながら放送を見守りました。

「神様」は、加々美淳氏のリズム面の師匠、ジョルジーニョ・ド・パンデイロさん。

彼や、彼の息子さんであるセルシーニョ(やはりパンデリスタ)、加々美氏、など、「明日収録に行ってきまーす」っというのを聞いた時から、「おい、それ、ヤバイやつちゃう?」とヒヤヒヤしていたのだ。

TV番組というのはたとえトーク番組でも、シナリオがはっきりしていて、こうもっていく、という事が、ドラマの台本ぐらいに細かく決められている。

タモさん倶楽部か~まさか冒頭の「おしり軍団」と一緒に踊るとかなんとかさ・・と心配をしていたのだった。

番組の構成がきちんとしていて良かった・・・・ボサノヴァやサンバのルーツにあたる音楽、ショーロの紹介もきちんとされていたし。

ぞんざいに扱われたりしなくて、本当によかった、と心よりホッとした。

完全ノーカット版

2010年03月26日 11時29分29秒 | Weblog
昨日はあいにくの天候の悪さと、真冬並みの寒さにもかかわらず、多くのお客様にお越し頂きまして、本当にありがとうございました。

ヴォーカルのソニアは、あまりにも温かいお客様の声援に涙が出そうになった、と言っていました。

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2月14日発表会にもお越しいただいたSさんより、なーんと発表会動画のDVDをプレゼントしていただきましたよ!!完全ノーカット版だそうです!!

これを見て反省、または自己陶酔(笑)、したい生徒さん!いらっしゃいましたら、お申し出ください。お貸しいたします~

わすれちゃいけないぞ~

2010年03月25日 09時32分27秒 | Weblog
今日は六本木ノチェーロにてライヴです

ソニア(Vo)のヴォーカル曲を中心にお楽しみください。

約1ヶ月ぶりの本番です。私はなにかと自分の出来のあんばい、にこだわってしまうのですが、前回あまりにも良すぎた!ため!今日、じつはコワい(苦笑)アレ以上は、もう一生ないんじゃないか、とか。ほんと、よけいな雑念じゃっ

けど、ひとりきりでライヴをやるわけではありません。歌があって、ギターがあって、そこに溶け込むサウンドを出す、というのが私の仕事です。

わすれちゃいけないぞ~っと

いって参ります

ベージュの麻のような素材です

2010年03月24日 09時36分48秒 | Weblog
気が早いが、夏用のサンダルを購入。ステージ用として、足入れが良くて、デザインも気に入るもの、を、ほぼ1年中!探し回っているのだ。

1年かけて1足買う、ぐらいの気合と根性がないと、なかなかフィットするものは見つからない。

あ、まだ時期が早いので明日のライヴでは履きませんが。

こんな小さなことでも、今年の夏が少し楽しみになってくる。やっぱおしゃれは大事ね~

アレクサンダーテクニーク・グループレッスン8回目

2010年03月23日 19時52分27秒 | アレクサンダーテクニーク
昨年よりハマり続けているアレクサンダーテクニーク。主に自分の将来のため!レッスン記録を当ブログにアップしているのだが・・・・

レッスンの回数を重ねるにつけ、その内容をどんどん言葉で表現しにくく感じる自分がいる。

実際、先生に具体的な施術(といっても軽いボディ・タッチのみ)をしてもらった後は、体がふわふわと軽くなり、天国にいるような気持ちになる。でも、このかんじは、今までの人生で感じたことのない「なにか新しい感覚」であって、これを言葉で言い表すこと自体に抵抗を感じ始めている。

というのは、それを実体験したものにしか分からない感覚なのでは、と躊躇してしまうのだ。

しいて言うなら、人間にはいわゆる五感の他、筋感覚(きんかんかく、筋肉の感覚)というものがあり、それが今まで以上に敏感になり、磨かれていく、という、感覚、なのかな。

誰にでもわかりやすい言葉でいうと、アレクサンダーテクニークの優れた先生に施術してもらった後は、「からだが軽くなる」「からだが楽になる」「今まで痛いと思ったところが痛くなくなる」など、具体的変化がある。

けれど、先生曰く、「アレクサンダーテクニークは医療ではありません。」などと、生徒側がある種期待している安心感、のようなものを裏切るようなことを、平気でおっしゃったり・・・・

うーーーむ、ってなるわけですよ。

昨日はグループレッスンで、いろいろな生徒さんが次々質問をしていったが、、、なんかさー、禅問答みたいだったし~(笑)やっぱり、さあ、、、、うーむ。ちょっとこの件については保留、として、引き出しに入れてあたためておくことにします。


想定外!

2010年03月22日 09時06分46秒 | Weblog
千葉に住む妹&甥っ子と姪っ子(小学生)が実家(おとなり)に帰ってきた。

想定外!!アイツラが来ると、なーんにも仕事ができなくなる~!!

なついてくれてるのはいいんだけどさあ~

めいっこ(小6)の方は幼稚園時の頃からなぜか私のフルートを欲しがり、「一生分のお年玉」としてビギナー用フルートをプレゼントしている。ビギナー用ったってさ、新品で10万もするヤツです!!おばバカですな。現在器楽クラブで演奏中。

でもレッスンには通わず、そのかわりに学習塾!に通っているそう。その選択も自分でしている、というのだから、、、

楽器なんか上手くなっても将来的になんの生産性もないからなあ・・・ある意味エライね。