Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

大感謝

2024年03月03日 15時56分30秒 | 介護

年明けのケアマネさん訪問日。

 

足のむくみの他、手や顔もむくれあがった父を見たケアマネさんは、

 

「お父様、もしかしたら肺に水がたまっているかもしれないですよ。循環器科を受診されることをお勧めします。」

 

「何故か(ご高齢の)男性に多いのです。不思議と女性ではあまりないのですが。」

 

「お父様のように高血圧症の方は、皆さん、血圧の事ばかりを気にされることが多いですが(循環器については盲点になりがちです)。」

 

ケアマネさんのアドバイスには、大感謝です。

 

今だから言いますが、もし年始のあのタイミングで循環器を受診してなかったら、救急車で運ばれてしまうことになっていただろう、と、医師に言われました。

 

 


今日は

2024年03月02日 16時42分17秒 | 介護

実は、年明けに「肺に水がたまっている」と診断を受けた父。足のむくみが酷く、一時は膝が曲がらなくなり、歩くこともままならぬ状態で、大変でした。

 

肺にたまった水を追い出す方法としては、おしっことして排出するしかないそうで、利尿剤を処方され、今日まで服用を続けています。

 

昨日、父の肺の音を聞いた医師曰く、「きれいな音です。もう肺に水は残っていないと思います。」と。

 

良かった。

 

父から私へ誕生日プレゼントを頂いた気分です。

 

 

 


思い出しました

2024年02月27日 08時50分26秒 | 介護

今から5,6年前のある日、私が実家に行くと、父は一人、寂しそうに酒を飲んでいました。

 

父「お母さんと会話が成り立たなくなってしまったんだよ。」

 

父「あの人と話が出来なくなってしまったことは、実に残念なことなんだよ。」

 

**

 

2024年2月27日現在の父は、年相応の物忘れについて大きく段階が進みました。

 

元々耳が遠いこともあり、会話が成り立たない場面が増えました。

 

なので、あの時の父の気持ちが大変よく分かるようになりました。

 


最近

2024年02月17日 17時50分37秒 | 介護

最近、ブログやSNSが思うように更新出来ません。

 

隣に住む父の介護と、コロナ明けから少し増えた教える方の仕事との両立にてんてこ舞いしています。

 

今は、父の体調が上向きなのでギリギリ回転している状態ですが、今後は分かりません。

 

まあ、普通の会社勤めの方であれば、とっくのとうに介護離職しているでしょうから、そう思えば、仕事を続けられるだけありがたいです。

 

生徒さんとレッスンをしている間は、とても良い息抜きの時間となっていて、レッスン終了後は、「さあ、また、介護がんばるぞ」という新たな気持ちになります。

 

「仕事が息抜き」、だなんて、ある意味、贅沢なことなのかも、と思ったりもしています。


先日

2024年02月08日 10時34分21秒 | 介護

先日、「出来ない事リスト」を書いてはみたものの、ほとんど実現出来ていない自分に憤りを感じてます。

 

この憤りの感情が生まれる大元の要因は何なんだ?と、掘り下げて考えてみて、ハッと気が付きました。

 

私は、亡き母の看取りに関しては、100点満点中、120点ぐらいの大成功だった、と自負しています。

 

そのため、父についても同様に100点、出来ればその上の120点を目指したい、という思いが根底にある。

 

その思いが自分で自分の首を絞めているのだった!

 

だいたい、母と父の介護を同じ座標で考え、点数化すること自体が大間違い。人が違うのだから、同じ解答用紙であるわけがない。

 

ああ、少し自分の頭の中の整理が出来ました。

 


昨日

2024年02月08日 08時09分09秒 | 介護

以下、昨日投稿し忘れた文章です。

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今日は、父の入浴の見守りを行いました。

 

無事に入浴終了し、ホッとしています。

 

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昨年末には、「もう、お父さんのこと、施設に入れて欲しいね」と、言っていた父ですが、どうやら本音ではない、ということに気が付くまでに1か月以上かかりました。

 

今は、「施設に入るためには、まずお金をためなきゃね。」と、言ったり、「親の面倒を見るのは、子の努め。育ててもらったんだから。」と言う日もあります。

 

この1か月間、親族でよく話し合った結果、父も、亡き母同様、自宅で看取りをする方向で話がまとまったところです。

 

先日から、在宅医療を始めまして、定期的に医師(母の時と同じ先生)に来て頂いています。

 

それと、訪問看護も行うことになりました。こちらの看護師さんも、母の時と同じ方がついてくれることになり、心強い限りです。

 

隣に住む私がメインで介護することになりますが、「決してひとりだけで抱え込まないこと」と、色々な方々にアドバイス頂いており、感謝しています。

 

本当にその通りです。つい、自分ひとりだけでがんばろうとし過ぎて、空回りして疲れてしまいがちなんです。気を付けます。

 

 


旧正月間近

2024年02月06日 17時58分38秒 | 介護

今年になってから初投稿です。

 

実は、昨年末からずっと、主に父の体調のことでバタバタが続いてしまい、年始のご挨拶も出来ず今日まで来てしまいました。

 

気付けば旧正月間近、ということで、

 

皆様、本年もよろしくお願いいたします。

 

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独居老人の父(93歳)は、自身が建てた今の自宅で死にたい、という強い意志があります。

 

父の希望に沿えるよう、私や妹もがんばりますが、サポートするにあたり、出来る事、出来ない事、の線引きをはっきりさせておこうと思っています。

 

私が出来ない事。

 

1.

住み込みはしない。

理由:

いくら隣に住んでいて、住み込み可能とはいえ、私と父は世帯が別だから。

 

2.

朝は、9時前には実家を訪れない。

理由:

朝のささやかな自分の時間を大切にしたいから。

 

3.

夜は、添い寝等せず、父ひとりで就寝してもらい、私は自分の家に帰宅する。

理由:私の家、私の布団で就寝したいから。

 

この先、どのくらいの長距離走になるのか、あるいは思いのほか短距離走で終結するのか、計り知れませんが、自分の体力、気力キープは必須ですからね。


大感謝

2023年12月28日 15時46分20秒 | 介護

火事未遂事件を起こしてからの父は、よほどのショックからか、言動がおかしくなった。

 

ショックによる一時的なものであれば良いのだが・・

 

昨日は、いきなり電話があり、「ちょっと、お父さん、頭がおかしくなったから来てくれ」というようなニュアンスだが、呂律が回ってないので、はっきりとは分からない。

 

結果的に、ダーリン大久保が、サシで父の話し相手になってくれて助かった。

 

内容は以下。

 

**

 

父は、白昼夢、もしくは、幻聴、幻影を見たらしい。

 

それは、5人の登場人物が現れ、その内の一人は、長女である私、もう一人は次女である妹。あとの3人はだれか分からない。

 

その5人が、父を取り囲み、「この家は、○○(父の名前)のものではないから、出て行くべきだ。」と言ったそう。

 

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ここから現実。

 

父がダーリン大久保に言った、「この家は俺のものだということを証明してもらいたいから、警察を呼んで欲しい」

 

このような父をなだめるのに、小一時間。

 

最後には、落ち着いた笑みを取り戻した父。

 

ダーリン大久保に大感謝です。


やっと暖房

2023年11月13日 17時28分51秒 | 介護

実家のエアコンのリモコンは、父(93歳、認知症の疑いアリ、でもまだ病院行きは決断つかず)が操作しやすいように、ボタンの上に『つける』『けす』の2つの文字を書いたものを貼り付けている。

 

ここにきて、やっと、『暖房』ボタンの上に『つける』の文字を張り付けた。

 

少し前までは、昼夜の気温差が異常だったので、『つける』は貼り付けずにいたところ、案の定の出来事が派生。

 

父は「寒いから暖房つけたよ」と言ったが、『除湿』ボタンを押していたのだった。しかも、温度調節のボタンもデタラメにいじったらしく、設定温度16度除湿、とかで、ガンガン作動してるし・・・

 

文字通り寒~い話です。

 


つづき

2023年10月03日 17時40分17秒 | 介護

この度ご受賞された父の生徒さん曰く、私小説を書くことを最初に勧めたのが、うちの父だったそう。

 

「先生のゼミは大人気だったんですよ」という話を初めて聞きました。

 

へー、そうなんだ・・・

 

日に日に大変になっていく父の介護ですが、彼女のお言葉を胸に刻めば頑張れるかも、という気持ちになりました。