2025.3.12
本日早朝、父が旅立ちました。
早朝5時15分ごろ、実家に泊まった妹が父の部屋を覗くと、父は息をしていなかったそうです。連絡を受けた私と、私の家に泊まった弟がかけつけた時、父の手足、背中はまだポカポカしていたので、妹が発見するほんの数分前、あるいは数秒前ぐらいにひとり息を引き取ったのだろうという状況でした。眠っているような穏やかな表情でした。
その後、主治医をお呼びし、死亡診断書を書いて頂きました。死亡の原因のところは、『老衰』
一週間ぐらい前、父がボソッと言いました。
「老衰、したいねぇ。」
お父さんの望み、叶ったよ。良かったね。
それと、もう一点。これも数日前の話ですが、父が突然言いました。
「今日は何日だ?起こったことをちゃんと記録しておいてよ。」
私「ちゃんと書いているよ。」
父「どこに書いているんだ?」
私「パソコンの中だよ。」
このような父の遺言によって、身内の死に騒ぎを逐一報告するという、大ばかものの私でしたが、94歳という父の年齢に免じて、どうか皆様、お許しくださいますようお願い申し上げます。