天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ふたご座流星群

2007-12-15 02:38:05 | 流星
 ふたご座流星群ピークの夜、予報に反して晴れてすばらしい星空が
広がりました。眼視ではかなり沢山流れ、しかも明るいものが多かったです。
しかし写真となるとなかなか写ってくれませんで、20数枚の内辛うじて1枚に
写ってくれました。思えば私が流星を写そうとして写せたのは、これまでに
しし座流星群の時くらいです。
流星が一個も入らなかったときの保険に、ふたご座から少し離れましたが
火星とオリオンを入れました。
右側はドームのスリットに少し掛かってしまいました。

2007.12.15 01h05m~01h07m 露出2分
EOS KissD + Nikon24mmF2.8 開放 ISO800




火星12/09 Registaxと自作ソフト処理の比較

2007-12-09 19:12:16 | 惑星
 昨夜は夜半前は晴れていましたが徐々に雲が出で来て、火星が高度を
上げるにつれて雲が増え、とうとう雲ってしまいましたが、雲の切れ目を
ぬってトータルで何とか5分程撮影できました。
後半の同一AVIをRegistaxと自作ソフトで処理し比較してみました。
通常は自作コンポジットソフトで処理した画像にRegistaxのウェーブレット
変換を施し、更にステライメージ、Photoshopで仕上げていますが、今回
はコンポジット枚数が少なく、効果がありませんでしたのでウェーブレット
変換は無しです。1500フレーム以上はコンポジットしたいところです。
一見、Registax処理がシャープに見えますが粗い像で、自作ソフトによる
画像の方が滑らかです。
 今回使用のアイピースは火星用に中古で入手のPentax XP-8mmです。
土星、木星には同XP-14mmを使用していますが、火星にはDVカメラの
デジタル・ズームを用いても拡大率が小いさく、ズームしすぎると像が粗く
なってしまいます。
XP-8mmは初めて撮影に使いましたが、丁度良い拡大率で露出も1/60秒
が適正でした。ただし、薄雲の影響で掲載画像は露出1/30秒で撮影しました。
24.5mmサイズですが撮影用には全く問題なく、重いDVカメラを装着している
ので幾らかでも軽いアイピースの方が接眼部への負荷が小さく好都合です。
眼視ではナグラーズームを常用していますが、やはりペンタックス・アイピース
は眼視、撮影ともにクリアで良いですね。


1.自作惑星用コンポジットソフト処理


2.Registax3処理 ウェーブレット変換は無し

【共通データ】
2007/12/09 00h42m00s~00h43m21s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Pentax XP-8mm
Sony TRV900 露出1/30秒  732Frams Composite
ステライメージでウィナーフィルター処理後、トーンカーブ、レベル調整
1の画像のみアンシャープマスク処理
2は粗くなるのでアンシャープマスク処理は適用せず。


一転して雪景色

2007-12-04 22:59:14 | インポート
 先日、雪はすっかり消えたと書きました、昨夜の雪でまた雪景色に
戻ってしまいました。多分直ぐに消えると思いますが・・・。
ご覧のようにドーム下の観測室は四角形で、四隅に雪が積もります。
降ったばかりでやわらかいうちは良いのですが、少し融けてその後凍ると、
ドーム回転に支障が出てきます。積雪地では丸型観測室が良いですね。


久しぶりにホームズ彗星 12/3

2007-12-03 01:45:37 | インポート
 久しぶりにホームズ彗星を撮影しました。
Pentax67 165mm+EOS KissDですがトリミングしてあります。
例によって輝星には盛大に色が着きました。
大きく淡くなりましたが未だに肉眼でも確認できます。
しかし眼視では7cm16倍双眼鏡でも視野からはみ出してつまらなく、
5cmファインダーの方が良く見えます。

2007.12.3 0h09m58s
Pentax67 165mm+EOS KissD ISO800 露出5分

もう冬ですね。

2007-12-01 20:21:59 | インポート
 今日は日中は良い天気でしたのでドームのスリットを空けて日光を
入れました。現在、タカハシJP赤道儀に鏡筒は載っておらずドーム内は
ちょっと寂しい状態です。
何方か保管にお困りの鏡筒が御座いましたらドーム内にお預かりしまして、
時々メンテナンス致します。

西                          北              東

 上の写真の様に、先日積もった雪はすっかり融けてしまいましたが、
視線を西に向けますとすっかり冠雪した八甲田山を望む事が出来ます。

南                西                        北