昨日予告しました惑星撮影用「大気差による色ズレ補正プリズム」です。
これは名古屋の池村氏が提案されたもので、惑星撮影のベテランの方々の
殆どが使用されていると思います。中には高価な光学ガラス製のプリズムを
使用されている方もいらっしゃいますが、私は近所の眼鏡店さんから無料で
頂いた【写真1】の眼鏡検査用プリズムを改造デジカメPICONAでの撮影で
使っていました。赤の数字は視線方向のずれ(偏角)で、対象の高度に応じ
1~4度を使います。しかし、DVカメラになり、カメラアダプターを代えてから
取り付けが困難になり、しばらく仕舞い込んでいました。
【写真1】 Nikonの1、2度プリズムは対物面がメニスカスでコーティング有り。
ここにきて、木星の高度が低く色ずれも大きいので再度取り付け方法を考え、
【写真2】のような方法でアイピースの前に置いてみました。アイピースの前後
や距離により効果が変化するとの事で、まだ何度のプリズムが良いか不明で
すのでプロトタイプです。アイピースアダプターごと回転させて適当な位置を
探しますが、高度と共に変化しますので本来は外部から回転させる事が可能
な仕組みが理想です。
【写真2】 2度プリズムが青いテープで固定したフィルターリング内に
入っています。左のアイピースホルダーに装着しホルダーごと
回転させて色ズレの最も小さい位置を探します。
※この方法ではまだ実際の惑星で試していませんので、効果は不明です。
【写真3】 プリズム越しでは背景の「星」の字がずれて見えます。
これは名古屋の池村氏が提案されたもので、惑星撮影のベテランの方々の
殆どが使用されていると思います。中には高価な光学ガラス製のプリズムを
使用されている方もいらっしゃいますが、私は近所の眼鏡店さんから無料で
頂いた【写真1】の眼鏡検査用プリズムを改造デジカメPICONAでの撮影で
使っていました。赤の数字は視線方向のずれ(偏角)で、対象の高度に応じ
1~4度を使います。しかし、DVカメラになり、カメラアダプターを代えてから
取り付けが困難になり、しばらく仕舞い込んでいました。
【写真1】 Nikonの1、2度プリズムは対物面がメニスカスでコーティング有り。
ここにきて、木星の高度が低く色ずれも大きいので再度取り付け方法を考え、
【写真2】のような方法でアイピースの前に置いてみました。アイピースの前後
や距離により効果が変化するとの事で、まだ何度のプリズムが良いか不明で
すのでプロトタイプです。アイピースアダプターごと回転させて適当な位置を
探しますが、高度と共に変化しますので本来は外部から回転させる事が可能
な仕組みが理想です。
【写真2】 2度プリズムが青いテープで固定したフィルターリング内に
入っています。左のアイピースホルダーに装着しホルダーごと
回転させて色ズレの最も小さい位置を探します。
※この方法ではまだ実際の惑星で試していませんので、効果は不明です。
【写真3】 プリズム越しでは背景の「星」の字がずれて見えます。
デスラーさんと同じく、DVカメラの場合は
アイピース後方への取り付けは困難なので、
しばらく使っていませんでしたが、前に
入れるのなら可能と考え試作してみました。
本来は外部から自由に回転できれば良い
のですが・・
残念ながら今夜は曇りでテスト出来ません。