天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

トップリング改造の効果は・・・・

2008-05-04 21:02:31 | NGT12.5  317mm反射
 昨夜から今朝に掛けて、トップリングを作り替えたNGT-12.5で
初の撮影を行いました。一見良さそうなシーイングなのですが、
細かな揺らぎが継続し細部が写りません。
特に低空の木星はメラメラと全体が揺れていました。しかし不思議
と大きな模様や大赤斑は濃く見えていました。ただ処理しても細部は
出て来ません。星仲間の15cmによる木星の方が良く写っていました。

今のところ改造の効果は画像には現れていませんが接眼部の剛性は
確実にアップし、これまでは重いDVカメラをつけると対象が写野から
逃げてしまい導入が大変でしたが、少しの修正で捕らえる事が出来、
撮影後カメラを外しても対象はちゃんと写野に収まっていました。


土星
2008/5/03 20h50m00s~20h52m00s 
Registaxで約1200フレームコンポジット



木星
2008/5/03 03h45m40s~03h47m00s  
Registaxで約2290フレームコンポジット

共通データ
NGT-12.5 D317mm FL1420mm
Pentax XP-14mm 、Sony TRV900 露出1/60秒