━ 腱鞘炎(けんしょうえん)・ばね指 ━
初孫の子守で抱いてばかりいたら、親指の付け根付近が痛くなり、
家事仕事に支障をきたすようになったという中高年女性がいる。
腕や手を動かす筋肉は、細くなって丈夫な腱となって骨に付着していますが、
その腱は、刀の鞘(さや)のようなトンネル状の「腱鞘」の中を滑走して
います。
しかし、過度に使いすぎたり、中高年になったりすると滑りが悪くなり、
腱の鞘が腫れ痛んで、さまざまなトラブルが起こります。
そこで、腫れ、痛みを感じたら【偏歴 へんれき】へのツボ刺激です。
痛みが増悪して夜も眠れない、激痛のために持ったものを落としてしまう
などの症状が起こる前に【偏歴】穴への早めの施術がポイントです。
【偏歴】のツボに温灸を施した後、アルミ箔をゴマ粒ほどの大きさに丸め、
そのツボに置き、絆創膏で固定して気血の流れを整えると効果的です。
ツボ療法・・・親指側の手首にできるクボミから肘に向かって
3横指(指幅3本分)のところが【偏歴】のツボです。
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