Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

痔疾、婦人科疾患、冷え性

2011-06-22 22:35:44 | かんたん・ツボ療法

━ 痔疾、婦人科疾患、冷え性 ━


 「痔」は、「やまいだれ」に「寺」と書くように、寒い場所で長時間
座り続けて、お経を読んでいるために起こることが由来したかのようですが、
「峙」=そばだつ(じっと立ち続ける)ために生じた病が正しそうです。

 同じように、しゃがむ、かがむ、中腰などの姿勢をとる機会の多い職業の
人は、腹圧が高くなるので、肛門周辺の血液が心臓に戻り難くなって、
うっ血しやすく、痔になりやすいのです。

 そこで、痔をもつ人は排便の後、意識的にキュッと肛門をすぼめることは
有効な方法です。

 また軽い体操をしたり、姿勢の転換をはかったりして、肛門への負担を軽く
するように工夫し、“よい排便”をこころがけることも大切です。
 
 そして効果的なのが【下リョウ げりょう】のツボです。

 温灸などで【下リョウ】穴の皮膚がほのかに赤くなる程度に熱刺激を
くり返し行います。

  ツボ療法・・・腰椎と尾骨の間にある平らな骨(仙骨)には左右対称に
         2列4個ずつの孔(あな=くぼみ)がありますが、
         その一番下のくぼみのところが【下リョウ】のツボです。


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