━ 消化不良・胃痛・整腸 ━
「早飯、早具足、武士のたしなみ」「早飯、早糞、百姓のたしなみ」など
という言葉がありましたが、昔から日本人は食事をせっかちに摂ることを
ふだんの心がけとしていたようで、消化不良などの胃腸障害で悩む人たちが
諸外国に比べ非常に多いようです。
“餌”ではないのですから、人間が生きていく上で大切な「食事」は
ゆっくり時間をかけてしたいものです。
そして、少食でよく噛んで食べ物を咀嚼(そしゃく)することは、
胃腸にとって最良の方法です。
しかし、それでも鳩尾(みぞおち)あたりに不快感や痛みを感じる
ようでしたらツボ療法が効果を発揮します。
そこでお勧めなのが【下かん げかん】のツボです。
お腹の正中線上には、【上かん】【中かん】【下かん】の3つのツボが
並んでいますが、中でも【下かん】穴は胃から十二指腸への働きを高めます。
【下かん】穴へは、タバコ灸などの温灸刺激が効果的です。
ツボ療法・・・臍から上方に向かって指幅2本分のところが
【下かん】のツボです。
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