━ 心因性イライラ・胃痙攣 ━
あせりや不安、欲求不満といった精神的なストレスのために、イライラ、
ソワソワしてじっとしていられない状態を「焦燥感(しょうそうかん)」と
いいます。
これらの感情は、大脳皮質が抑圧されたりすることで起きると
されていますが、鍼灸・東洋医学では、それらの感情は大脳ではなく、
五臓六腑が関係していると説いています。
それを「五情」といい、肝(魂)・心(神)・脾(意智)・肺(魄)
・腎(精志)をつかさどります。
イライラ、ソワソワといった“意”智の感情は、“脾”に属します。
そこで、ツボ療法で効果を発揮するのが【意舎 いしゃ】のツボです。
「意」という漢字は「音」が「心」の上に圧しかかって抑えつけた状態で、
うるさい音、ガミガミ言われる声に反発できないで耐えているわけです。
その「意」を癒すための「舎(宿舎)」である【意舎】穴は、
心因性の症状に効果を発揮します。
また【意舎】のつぼは、胃痙攣(けいれん)に著効する穴でもあります。
ツボ療法・・・第11胸椎棘突起の下の外方4横指(指幅4本分)
のところが【意舎】のツボです。
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