━ 逆流性食道炎・胃酸過多・喘息 ━
消化液である胃酸や十二指腸液が、食道の方へ逆流し、食道の粘膜に炎症や
糜爛(びらん=ただれ)おこすのが「逆流性食道炎」です。
胃の内容物は、食道と胃の間にある“噴門部(下部食道括約部)”で逆流を
防いでいますが、この部分がゆるみ逆流するために起こる食道の炎症です。
胸焼け、おくび(ゲップ)、口の中への酸っぱい物が込み上げる、鳩尾から
喉への痛み・不快感などの症状が1ヶ月以上続く場合は、「逆流性食道炎」に
なっているのかもしれませんので医師への相談も必要です。
ツボ療法では、下部食道括約筋の働きを高め、胃の内容物を消化吸収し、
スムーズに腸に送るために役立つツボがあります。
そこで効果的なのが【中庭 ちゅうてい】のツボです。
左右の人差し指の爪を合わせえるように重ね、【中庭】穴を3秒圧しては
離すの動作を10回ほど繰り返し行います。
また、温灸などによる熱刺激も効果的です。
【中庭】穴は、胃酸過多、喘息、心疾患などに効果を発揮します。
ツボ療法・・・胸骨下端より1センチほど上部に
向かったところが【中庭】のツボです。
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