寝違い・腰痛

━　寝違い・腰痛　━

　熱帯夜の毎日で、扇風機やエアコンがないと眠れない夜が続いていますが、
この時期増える症状に「寝違い」があります。

　暑く寝苦しいために無意識に掛け布団を跳ね除け、扇風機やエアコンの風が
首の部分を冷やし、寝返りを繰り返しているうちに無理な体勢で寝ている事で、
首の筋肉に負担がかかり、急性の炎症を起こすのが寝違いです。

　痛みのために、うがいをしたり、後ろを向いたりする動作などが制限され、
日常生活に支障を来しますが、２,３日ほどで症状は和らいできます。

　そこでお勧めなのが【後谿　ごけい】のツボです。

　【後谿】のツボを親指の爪の先か、爪楊枝の先で５,６回ほど刺激した後、
痛くない方向にゆっくり首を５,６回ほど動かし、筋肉の緊張を緩めます。

　また、ぎっくり腰などの症状にも【後谿】穴は効果を発揮します。

　　ツボ療法・・・拳（こぶし）をにぎると、小指の付け根にできる
　　　　　　　　　皺（しわ）の先端のところが【後谿】のツボです。