Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

逆流性食道炎・胃酸過多・喘息

2010-12-01 15:35:37 | かんたん・ツボ療法
━ 逆流性食道炎・胃酸過多・喘息 ━

消化液である胃酸や十二指腸液が、食道の方へ逆流し、食道の粘膜に炎症や
糜爛(びらん=ただれ)おこすのが「逆流性食道炎」です。

胃の内容物は、食道と胃の間にある“噴門部(下部食道括約部)”で逆流を
防いでいますが、この部分がゆるみ逆流するために起こる食道の炎症です。

胸焼け、おくび(ゲップ)、口の中への酸っぱい物が込み上げる、鳩尾から
喉への痛み・不快感などの症状が1ヶ月以上続く場合は、「逆流性食道炎」に
なっているのかもしれませんので医師への相談も必要です。

ツボ療法では、下部食道括約筋の働きを高め、胃の内容物を消化吸収し、
スムーズに腸に送るために役立つツボがあります。

そこで効果的なのが【中庭 ちゅうてい】のツボです。

左右の人差し指の爪を合わせえるように重ね、【中庭】穴を3秒圧しては
離すの動作を10回ほど繰り返し行います。

また、温灸などによる熱刺激も効果的です。

【中庭】穴は、胃酸過多、喘息、心疾患などに効果を発揮します。

ツボ療法・・・胸骨下端より1センチほど上部に
向かったところが【中庭】のツボです。
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