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茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

ブルーインパルス in 東松島

2018-08-27 23:23:20 | Weblog
今年、行ける所は全部行こう!
と心に決めていたが、、、
やや出遅れてしまい今年初ブルーインパルス!

今回はブルーインパルスの本拠地、東松島。
普段、飛び慣れているお膝元のブルーインパルスを見に行ったのだ。
お膝元だけあって、展示飛行は午前一回、午後一回の2回!!!
一粒で二度美味しいってヤツね。

今回もバスツアーで現地へ向かう。
青春18切符も残っているのでこれを使って行けないか画策したが、
鈍行電車の乗り継ぎで朝イチに東松島に到着は不可能。
よって近隣の宿で前泊が必要になり、帰りについても
16時に終わる航空祭から茨城までは、やはり鈍行列車では
その日中に帰れない。
よってここでも宿で一泊が必要。
二泊の宿代と現地の食事代のコストを考えると、
バスだな。
とチョイスしての夜行日帰りバスツアー。

地方の航空祭は入間の都心部と異なり、
それなりに混んではいるが激混みではないので、
余裕を持ってブルーインパルスの真ん前の好ポジションの
前から二列目を楽々ゲット。

そして午前の部スタート!
私らの前を手を振りながらブルーインパルス達が離陸場所へ向け通過。
天気が悪いから飛ぶか心配してたが、会場のアナウンスでも、
これからのプログラムを説明してるし大丈夫かとホッと胸をなでおろす。

そして離陸。
1、2、3、4号機が飛び立った後、
5、6号機が飛び立ち一つ目の演目、
垂直に飛び立った5号機と6号機の絡みの演目が始まったが、
薄曇りの中であんまり見えないね、残念。
と傍のブル友に話していたら、
突然、「悪天候の為、今回の展示飛行は中止します!」
とのアナウンスが流れる。。

えー!今回は飛び立ったから大丈夫と喜んでいたら
飛び立っても中止はアリかよ、、
うなだれるワタシ。。

飛び立ったブルーインパルスのパイロット達が上空の視界の悪さに
無理だ!って判断したんだろうねぇ、、

東松島基地からすぐの所に住んでいるという地元のおじさんが、
普段はこれぐらいの天気でもブルーインパルスは練習で飛んでますよ、
と語っていた。
ま、でも航空祭だから何かあったら、という安全策なんだろうねぇ。
アナウンスでも安全の為に中止するって言ってたからねぇ。
確かにブルーインパルスが墜落する瞬間なんて絶対見たくないから仕方ないか。

ま、今回は2回あるから1回目が中止でもいいか。
と気楽に構えていたら、その近隣に住んでいるおじさんと子供の会話、
「午後の方が天気荒れるぞ」
え?え!?
午後の方が可能性低いってコト!?
まさかの本日、2回中止の可能性高いってことかい!?

イヤだーい!!
ここまで¥13000かけて来たんだい!
無駄にしたくなーい!!

しかし、こればっかりは自然現象、
自分の力ではどうにもならぬ。。
空を見上げて祈るばかり。
しかしブルーインパルス飛行直前から降り出した雨は
非情にもどんどん雨足は強くなりいよいよ本降りの雨に。。

天気予報アプリで天気予報をチェック。
この日は日本列島は基本的には晴れ。
しかし何故かこの松島近辺の緯度にのみ細長く雨雲がかかっている。
何でよりによってここだけ雨雲がかかっているのだ!?
と吠えても無駄。
恨めしく厚い雨雲を見上げるのみ。。

すると隣のブル友が
「あれ、13時には雨雲切れそうだよ!」
と嬉しい天気予報の雨雲レーダーを見守っていた彼女の嬉しい言葉。

とはいえ、灰色のこの分厚い雨雲が切れるとはとても思えぬ、、
暗澹たる気持ちで格納庫で雨宿りしていると
本当に13時になったら雨雲が流れてゆき青空が見え出した。

よし!
でもまだ雨雲もやってきそう。
どうかブルーインパルスが飛ぶ13:30までは持ってくれ!
祈る気持ちは通じたのか青空が一部に広がる空でブルインパルスは飛び立った。

流石に二度目の観賞となると去年ほどの感動はないが、
やっぱりスゴイなぁ。
轟音と共に軽やかに空に軌跡を残してグングン突き進む
ブルーインパルスが舞う空を見上げていると、
生きる気力が湧いてくる、
元気が湧いてくる、
そんな希望の力を自分に与えてくれるのだ。

今、正に死にたいと思っている人の心まで変えてくれるほどの力が
あるのかはわからないが、
是非、この青空に軌跡を描くブルインパルスを一度見に来て欲しいと思う。

さて、今回のブルインパルスツアーはお一人様での参加だったのだが、
バスで近くに座った私と同年代のオバさん。
何か目が合った瞬間から、
あら、この人、馬が合いそうと、ビビっときた。
そして自然にそれこそ中学時代の友達作りのように
インスピレーションに導かれ、
バスを降りて会場に向かう時には自然と友達となっていた。
バスの車内では一言、二言しか話さなかったのに、
もう長年の友達のようにざっくばらんに会話が続き、
今後もブル友として行動を共にする事が決まった。

バスツアーには私の他にお一人様の女子が三人いた。
一人は若い女子、後一人も気が合いそうなオバさんだったが
ブル友になるまでには至らなかった。

さぁ、次はどこの展示飛行見に行こうかな♪



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何度観ても号泣「今度は愛妻家」

2018-08-27 12:43:34 | Weblog
昨日、旅先からの帰宅時の帰りのバス車内でiPadにて観賞した
「今度は愛妻家」
家でテレビで観賞。

二度目の観賞と1度目との違いは結末がわかっているから
最初から号泣。

後半に驚きの事実が二つ登場するのだ。
最初からその事実を知りながら観賞するのは又違うのだ。

凡そどこにでもいる亭主だ。
40代夫婦。
水入らずの旅行で、いつもの喧嘩なしね!
と妻から釘をまず刺し、
ここへ行こう!
と言っても面倒くさがり、
星がキレイ!と一緒に夜空を見上げようとしても
ぐうぐう寝てる亭主。

又、ある時は、妻の旅行中に女を連れ込み浮気。

あるある夫婦という展開なんだが、、
でも、ラストの亭主の言葉には泣かせられる。
世の亭主族に観てもらいたい。
きっと皆、本心はこうなんだろう。。

映画、前半はあれ?
と、ちょっとした疑問がいくつか登場する。

何で部屋がこんなに散らかっているんだ?
何で部屋にピザの空箱がうず高く積まれれているんだ?
何で奥さんを写した写真が写ってなかったんだ?

これらは後半で理由がわかる。

あばずれギャル、ラン子の何気ない言葉に
オッサンが何故そんなに反応したか、
それも後半でわかる。

最後にオッサンと亭主が飲み屋に一緒に出かけるシーン。
あれ、何で一緒に出かけないんだろう?
ここも謎が湧く。
それは亭主の妻への大切な儀式の為だったのか、
ケジメの儀式だったんだね。

「前を向けって何だよ!?」
と亭主がオッサンに怒鳴った数日前。
前を向けという安っぽい言葉に嫌悪して反抗する亭主。

このラストが正に亭主が前を向いて足を踏み出した瞬間で
映画は終わった。

全てのキャストの渾身の演技に拍手。
行定勲監督の映画の造り方にも大拍手。

ただこの映画のタイトルは、もっと他になかったのか?
このタイトルから、こんな秀作映画であるとは想像できない。

そして映画の解説に「ハートフル映画」と記述あったが
ハートフルと言やあ、そうかもしれんが、
いや、ハートフルって言うのは結論としては、そうかもしれんが、
ちょっと違うよな。

ただこんなタイトル、解説から、ひと時の
エンタテインメント映画として楽しもうと観賞したら
いい意味で予想を裏切られた秀作映画であった。

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