ハンセン病への差別には、、、

全く理解できない。
だって、病気でしょう？
昔は伝染病ということから恐れられていたのかもしれないけど、
治る病気とわかり、誤解も解けているのに、、
なぜ？

13歳で病気で隔離された姉が何故死ぬ80歳まで、
療養所に一人、ひっそり生きなければならなかったのだろう？

何故、家族の中で、唯一父親だけしか会いに来なかったのだろう？
母親は手紙だけで会いに来なかった？
父親の死後は七人の兄弟の中のたった一人の弟しか会いにいかなかったのか？
というより、そこから出してあげなかったのか？

姉が家族たちへ感じていた思いが、
「迷惑かけて申し訳ない」だって？
こんな所にいつまでも隔離しやがって、バカヤロー!!!!
と恨むべきところではないのか？

「申し訳ない」と謝るのは、逆だろ、
家族の方だろう？
家族が肉親を一生こんな所に閉じ込めて胸を痛めるべきでないのか？
姉が詫びる言葉を持ち続けていた事を
知ったときの弟の満足そうな？顔、
すごい上から目線なのね、
(会いにいったり納骨したり)家族への無償の行為であるはずのことが、
偽善の匂いがして、吐き気すら感じた。

未だにハンセン病もその療養所には数千人が暮らしていて、
納骨もその土地で眠るというが、、、
到底私には理解できない。

ハンセン病の妹の遺骨を願っていた、
故郷の地に埋葬することさえ弟は、
躊躇し、やっとの事で決断してた。

死んでから故郷に帰すのでなく、
生きているうちに故郷に帰りたい。
姉は本当はそう言いたかったはずだ。