仕事帰り、紫の上と「はなまるうどん」で、
遅めの夕ご飯を食らっていた時のこと。
突然、隣のテーブルに座っていた初老の男性が、
私たちのテーブルにこの2つの折り紙を置き、
語り始めた。
「この2つの折り紙はね、こうやって重ねたりしたりね、
ほら、今度はこうやって、この上にこんな思いもの乗せても、
ね、つぶれたりしないだろ?」
唐突に話だした男性に紫の上は、少し愛想笑いを浮かべ、
そして私はニコリともしないで聞いていた。
1~2分、この折り紙について語り、
初老の男性はその折り紙を置いてった。
なんだ、それだけなのか、、、
てっきり、スゴイですね!
ってな、反応でも示そうものなら、
だったら、○○円で買え!
的な話かなと、警戒したんだよ。
席に着いたときに
隣の席で、何か大量の色とりどりの折り紙を
眺めている初老の男性の存在を
なんとなくは視界にとらえていた。
初老の男性は、私たちの黙殺ともいえる態度を
予想してたのかのごとく、
無言で食事の終わったトレーを返し、店内を後にしていった。
無心で折り紙に興味を示せない。
見知らぬ人の話に警戒心抱く。
だって、それは仕方ない。
世の中に色んな悪い人が一杯いるんだから。
赤と青の残された二つの折り紙に
つぶやく。
遅めの夕ご飯を食らっていた時のこと。
突然、隣のテーブルに座っていた初老の男性が、
私たちのテーブルにこの2つの折り紙を置き、
語り始めた。
「この2つの折り紙はね、こうやって重ねたりしたりね、
ほら、今度はこうやって、この上にこんな思いもの乗せても、
ね、つぶれたりしないだろ?」
唐突に話だした男性に紫の上は、少し愛想笑いを浮かべ、
そして私はニコリともしないで聞いていた。
1~2分、この折り紙について語り、
初老の男性はその折り紙を置いてった。
なんだ、それだけなのか、、、
てっきり、スゴイですね!
ってな、反応でも示そうものなら、
だったら、○○円で買え!
的な話かなと、警戒したんだよ。
席に着いたときに
隣の席で、何か大量の色とりどりの折り紙を
眺めている初老の男性の存在を
なんとなくは視界にとらえていた。
初老の男性は、私たちの黙殺ともいえる態度を
予想してたのかのごとく、
無言で食事の終わったトレーを返し、店内を後にしていった。
無心で折り紙に興味を示せない。
見知らぬ人の話に警戒心抱く。
だって、それは仕方ない。
世の中に色んな悪い人が一杯いるんだから。
赤と青の残された二つの折り紙に
つぶやく。