2017.4.8@建長寺(鎌倉)
本日は花まつり。
お釈迦様の誕生日。
仏教では灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれる行事。
降誕会、仏生会、花会式など呼び名は多数。
花で飾られた花御堂に安置された誕生仏像。
釈迦は生まれ出たその時右手で天を指し、左手では大地を指し、「天上天下唯我独尊」と言ったとか言わないとか…。そんな姿を現したのが誕生仏像。
これに甘茶をかけるのが花まつりの習わし。
甘茶は参拝客にも振る舞われます。
子どもの頃、お寺系の幼稚園に通っていたため、子どもの頃にそんな話を聞き、甘茶を飲んだ記憶があるものの、その後花祭りに行ったのは2017年1回きり。
ちゃんと振る舞い用の甘茶も用意されてました↑
Wikipediaによると、この風習は、釈迦誕生の産湯に甘露が使用されたことに由来しているんだとか。甘茶には虫除けの効能があるらしく、甘茶で墨をすり、四角の白紙に「千早振る卯月八日は吉日よ 神下げ虫を成敗ぞする」と書いて室内の柱にさかさまに貼ると虫除けになるという風習が全国に広まっていたとのこと。
生薬としては、抗アレルギー作用、歯周病に効果があるとされています。
なお、毒性はないものの、濃すぎる甘茶を飲んだ児童が集団中毒を起こした事例があるらしく、濃い甘茶は避ける方が良いとのことです。
というわけで、本日はお釈迦様の誕生日。
子どもの頃の記憶というのはすごいもので、ぼんやりとですが、釈迦が誕生してから入滅するまでの物語が頭の中に入っています。子ども向けのやつですが、育った環境ってけっこう後に影響するのかも…
全然行っていない「花まつり」てますが、この言葉を聞くとどこか心に引っかかるものがあったりします。
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賛成!
お花で飾るとか、イベント向きですし…