ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)
原産地:アメリカ/6〜9月頃開花
見た感じがブドウに似ているし、名前の響きも「洋酒ヤマゴボウ」って感じがして、食欲をそそりますが、毒のある植物です。
ヨウシュは洋酒でなく、洋種。外来種いう意味です。アメリカ原産。
その姿からワインを想像してしまうのはわたしだけでしょうか(^^;;
山菜にヤマゴボウっていう食べ物があるのも勘違いしやすいのかなと思います。
食用のヤマゴボウはモリアザミの根っこのこと。
モリアザミはキク科の植物。ヨウシュヤマゴボウとは、一切関係ありません!!
色水遊びなどにつかって、飲んでしまう子どもの事故が多い植物ですので注意が必要です。
ところで、ヨウシュヤマゴボウの花はご存知でしょうか?
これまた、有毒植物とは思えない可愛らしさ♪
そして、こちらが最終形?
人間には有毒な実ですが、鳥にとっては問題ないらしく、通常は瑞々しい果肉を鳥たちに食べてもらうのですが、食べられずに時間が過ぎると、こんなふうに干からびてか中の種子の並びがはっきりとみて取れます。
通常は鳥にある程度消化してもらって散布するタイプの種子でしょうから、この状態から発芽するのは難しいのではないかと思われますが、どうなんでしょうか???
さらに寒くなる頃にはこんな姿に。
ヨウシュヤマゴボウは一年草ですが、日当たりが良い場所では驚くほど背が高くなります。
それなのに寒くなると枯れてしまうのは効率が悪い気もしてしまいます。もったいない〜。
人間にとっては有毒で厄介な植物でも、子孫繁栄のために進化を遂げてきたのだろうなぁ。
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