YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

鳥の巣の話

2014-12-27 07:28:18 | お出かけ情報


すっかり葉が落ち、淋しくなった冬の森。でも、そんな森で観察しやすいのが野鳥たちの姿。なかなか写真は撮れないけれど…。

鳥は鳥でも、鳥の巣なんかも見つけやすくなります。



メジロの巣です。今は使っていません。「鳥の巣」=「鳥の家」ではないってご存知でしたか?

鳥は卵を産み育てる場所として巣を作ります。普段眠る場所(ねぐら)には使いません。ねぐらには巣のような特別なものはつくらないのです。



それにしても器用に作るものです。

メジロの場合は、ゆりかご型の巣で、木の枝にかけるようにして作ります。これをクチバシで作るんですからたいしたものです。

いろいろな形の巣がありますが、どれも基本的には丸い形です。これは鳥たちがお尻を起点にして回るようにして巣を作っていくためなんだそうです。

巣を観察するときには、巣材に何が使われているかということもよく見るとおもしろいです。自然度が高い地域であれば、自然素材がほとんどですが、街の中ではカラスが針金ハンガーを使ったりツバメの巣にすすらんテープが混じっていたり…

写真のメジロの巣は先日出かけた津久井湖城山公園のものですが、自然度が高いにもかかわらず、すすらんテープが混じっていました。長く、からりまりやすいすすらんテープは、ときには鳥の命を脅かします。釣り糸問題同様、普段の生活の中で配慮が必要だなと思います。

ちなみに大概の鳥は巣を使い回さず、産卵の度に新しい巣を用意し、雛を育てるんだそうです。

巣について詳しく知りたい方はこの本がオススメです。



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