YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

森と海をつなぐ

2011-05-12 22:51:22 | 日々のお話
東京にシンポジウムを聞きに行ってきました。
「森と海をつなぐ日本の再出発」

写真右側に写っているのはCWニコルさんです。



ほかにもNPO「ドングリの会」の稲本さん(写真は稲本さんの会が育てた雑木たち)、
NPO「森は海の恋人」の畠山さんなどの話を聞きました。

この畠山さんという方は、小5社会の教科書にもコラムで紹介されている三陸の漁師さんです。海をきれいにするにはと、森に木を植える活動を20年以上続けていらっしゃいます。

今回の震災で船や養殖場など失った損害は2億以上と新聞にありました。そんな中、今年も6月に植樹を行うそうです。



今日の話は、震災を機に日本のこれからの姿を考えると言うもの。

印象に残ったのは、すべての原発をストップした場合、生産できる電気の総量は1989年の使用量と同等というデータ。89年て大学生でしたよ。それほど不便だった記憶はないなあ…。



価値観の転換って言葉がよくでてきたけれど、いろいろ考えさせられました。

写真は一晩で会場に建てた家。ユニットになっていて、釘を使わず建てられるとか。実際に震災の仮設住宅に提供しているそうです。

プレハブは最終的な処分に困り、阪神のときは地面に埋めたものも多かったらしいです。知らなかった~。

木は土に返すこともできるし、薪にして燃料にもできるし、何より足しましすればずっと住める耐久力があるそうです。



このパンは木を粉にして焼いたもので、会場でふるまわれました。おいしかったです。木はすごいなあと改めて感じました。

たまにはこういう刺激もいいですね。

2 コメント

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Unknown (ぴよよん)
2011-05-13 13:13:42
木って食べられたんですね…

私は顎と首が繋がりそうな勢いです
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びっくりですよね ()
2011-05-13 18:05:32
なんの木かは分かりませんが、とにかく木を粉にしているんだそうです。

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