YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

人日の節句〜七草粥〜

2021-01-07 07:05:00 | 歳時記


おはようござます。
1月7日は「人日の節句」。
七草粥(七種粥)の日です。

人日(じんじつ)というのは聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと「人を大切にする日」という意味らしいです。

古来中国では、お正月の6日間、鶏、狗(いぬ)羊、猪、牛、馬を占う習慣があり、それぞれの動物を大切に扱ったそうです。そして、お正月が明ける7日は人を大切にするという意味で「人日の節句」となったんだとか。

そもそも節句とは5つあり、どれも季節の変わり目に行います。旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的があるようです。

5つの節句は
・人日の節句(七草) 1月7日
・桃の節句(桜餅)3月3日
・端午の節句(柏餅・菖蒲湯)5月5日
・七夕の節句(素麺ー麦ー)7月7日
・重陽の節句(菊)9月9日



さて、話を戻して七草の話。
人日の節句、1月7日には七草粥を食べる習わしがあります。

これは「若菜摘み」に端を発する行事のようです。ほら、百人一首に
「君がため 春の野に出て 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」
て、あるじゃないですか。

平安の頃より、雪の間から芽を出した若菜を食べると病気にならないという言い伝えがあるようです。



セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)。

七草は水でさらしてシャッキリさせてから、さっと下ゆでして刻みます(刻むは殺生をイメージするため「七草たたき」と呼ぶ地方もあるようです)。

このとき、七草を洗った水で手に浸して、爪を切ると、1年間健康でいられるそうです。

ちなみに七草粥は家の主人が作ったり、つくるときに七草歌(七草囃子)を歌ったりと地方によって様々な慣しがあるようです。。


なお、七草粥は本来は7日の朝に行うものらしいので、これが投稿される頃にはすでに手遅れが(笑)

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