北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

チューリップ畑の向こうはお見合い会場だったの巻

2012-04-27 17:14:34 | 北京暮らし 中国のひとびと

昨日の続き。 チューリップ展が開催中の中山公園レポであります。

 

 

南門から入って、北へ北へと歩きますと。

 

 

 

至る所でチューリップをはじめ色々な花が咲き乱れ、そんな美しい花に囲まれて

 

 

 

 

 

公園内のベンチでまったり過ごす人々が羨ましい!

 

 

 

そんな人々を横目にさらに北へ進むと、故宮を囲む濠に到着。

 

 

 

故宮を眺めながらのボート遊びとは・・・。

 

 

 

これまた、なんちゅう優雅な・・・。

 

 

私も濠の前でしばしぼんやりしようかな・・・と思ったら、むむっ!?

 

 

 

なんじゃ? あの人だかりは?

 

 

公園ではよく合唱団とか太極拳とかダンスとかの団体を目にするので、そのひとつかなと近寄ってみたら。

 

 

 

地面に置かれた紙、紙、紙・・・。

 

 

 

そして、それを真剣に読む人々。

 

こっ、これはもしやっ!!!

 

 

 

日本のニュースで見た、『公園お見合い』ではないですかっ!!!

 

 

 

・・・って何のこと?

という方のために簡単に説明しますと、自分の子供のいわゆる『釣書』を持った親、あるいは登録者の『経歴書』なるものを持った結婚相談所のスタッフが集まり、本人不在のままお見合い相手を探すという集まりなのです。

 

 

生年月日、学歴、出身地、なぜか身長体重、そして勤め先や職業、給料や現在所有している物(家とか車とか)など細かく書かれているのもあり、更には「〇才から〇才まで」「身長〇〇以上」「学歴〇〇以上」という要求つきのものまで。

(それにしても身長へのこだわりが強いのにはびっくり)

 

 

ほとんどが1980年生まれ以降なんだけど、60歳以上の紙もちらほら目にして、とにかくここは老若男女のお見合い会場と化していたのでした。 

 

 

 

気になる相手がいたら、親同士(もしくは紹介所の人と)情報交換。

それからお見合いに発展するのかどうかは本人次第なんやろか・・・?

 

 

これまでに色んなびっくりシーンを目撃してるけど、なんだか今日は改めて、「私、中国にいるんや・・・」と感じたのでした。

 

 

  

にゃおなら、こんな感じか・・・?