北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

機械、修理しようよ・・・

2012-04-18 18:02:04 | 北京暮らし いろいろ

ちょっと前の話。『前門』という所へ行った時のこと。  

 

押しボタン式信号があるにも関わらず、完璧無視して横断する皆さん。

 

 

以前の日記で「押しボタン式の使い方がわからないのかと勘違いしたほど、押す人が少ない」と書いたのだけど、この信号でも状況は同じ。

ボタンを押したらすぐに信号が変わるんだから、みんな、押そうよ・・・と、ワタクシ、すぐにボタンを押しました。

 

 

 

信号、変わらず。

 

 

 

・・・ん? 押しが弱かったか?

もう一度、ブチっとね。

 

 

 

 

信号、真っ赤っ赤のまま。

 

 

 

 

・・・押しボタン、壊れとりました。

 

 

 

こういうこと、日常茶飯事です。

オリンピックに向けて色々機械を設置したものの、その後のメンテナンスが追い付いていないんやろな・・・。

そういえば、以前も。

 

 

 

数台ある地下鉄の券売機がすべて使いもんにならへんかったし。

(その日の残念な日記は → コチラ )

 

 

更にさらに思い起こせば、九寨溝へ旅行に行った時も、ずらっと並んだ10数台の公衆電話が全部壊れとったし。

(そんな残念な旅のおはなしは → コチラ )

 

 

 

 

で、先日の日本一時帰国であります。

今回利用する航空会社はANA。

北京空港には自動チェックインの機械が4台ありまして。

 

 

こんなの。

で、さっそく手続きをしようとしたんだけど、ん・・・? 画面が動かない。

仕方ないので隣の機械を見てみたら。

 

 

既にフリーズ状態。

 

 

その時、後ろにいたおっちゃんが一言。

 

 

 

「壊れてるで」

 

 

 

4台中、3台壊れとった。 またこのパターン・・・。

ANAだからと安心していたけど、そう、ここは北京。 油断は禁物でした。

結局、唯一稼働している機械を使ってスタッフがサクサクっと処理してくれて、良かったよかった、あとは荷物を預けるだけやね・・・と、そのスタッフとカウンターへ向かおうとした次の瞬間。

 

 

 

「ちょっとまったらんか~い!!!」

 

 

 

振り向くと、後ろにいた中国人にーちゃんが、めっちゃ怒っている。

やり方がわからないから自分の分も手伝えと言うのである。

でも私の荷物預けが先だからとスタッフが(軽く)彼を無視して行こうとすると、どうやら彼の中で何かがブちぎれたようで、もう怒鳴る怒鳴る! 

挙句、

 

 

「おまえ、日本人だけ手伝って、中国人は手伝えへんっちゅーんかいっ」

 

 

 

そう来るか。

中国で暮らしているとこういうのに遭遇するのは仕方のないことだけど、きっとこのに~ちゃんも日本が嫌いなんだね。

 

 

 

 

・・・と思ったら、「どうしたの~?」とやって来たのは、まさかの日本人女性。

なんやねん! あんたの連れ、日本人かいっ。

 

 

 

いや~な空気が流れ、さてどうなるかと見ていたら、ANAのスタッフ、私の荷物をほっぽり出して中国人に~ちゃんのもとへと近づいて行った。

 

 

 

おいっ!!!

私の荷物が先やろっ!

 

 

 

・・・と言おうとした次の瞬間。

 

 

 

「ええかっ!? 最初はここを押す! 次にここっ!! それからパスポート!!!」

 

 

 

ANAスタッフのね~さん、めっちゃ怖い。 (怒鳴りつけなくてヨカッタ・・・)

 

 

例の中国人に~ちゃんを睨みつけ、ババ怒り状態でチェックインの機械で処理していく。

力任せに画面をタッチするもんだから、唯一残ったこの機械までも壊れそうなイキオイである。

すごまれた中国人に~ちゃん、すっかりビビってもはや一言も発せず。

 

 

 

で、私はというと。

 

 

 

荷物と一緒に、ただぼ~っとその一部始終を見てるだけでした。

 

機械はあるけど、メンテなどなどソフト面が追い付いていない北京。 これから改善されていく・・・かどうかは甚だ疑問。