北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

私、道に迷うの巻

2012-04-23 17:28:21 | 北京暮らし いろいろ

3月末。 かる~く道に迷ってしまったというおはなしです。

 

その日は午前中で学校が終わったので午後はどうしようかと考えながらバス停に立っていたら、あるバス路線が目に入りました。

そのバスは、日本人学校などがある地域を通るもので、そこは以前はDVDなどを買いに時々出かけていた懐かしい場所。

今回北京に引っ越してからまだ行ってなかったので、ちょっくら様子を見といたろか、と出かけてみました。

 

 

3月の終わり。

北京の街は。

 

 

 

地面になんか、わらわら落ちてます。

 

これ、何かと言いますと。

 

 

 

なんか、木からぶら下がってる毛虫みたいなやつ。

それはもうすごい量がぶら下がってるので、掃除の人が掃いても掃いてもなくならない。

どうか頭に降ってきませんように~と念じながら歩いております。

 

 

さて、この辺のごくごく簡単な地図は持っていたのでそれを見ながらぶらぶらしていたんだけど、以前あったDVD屋は長期休業中らしく、特に目新しいものも面白そうなものも見つからない。

そんな中で唯一私のハートをわしづかみにしたのがコチラ。

 

 

 

うほっ! ビアガーデン!?

 

夏になったらオープンするんかな?

 

 

 

今はなんだかボロッチイしとてもオープンしそうな気配はないけど、夏になったらにぎわうのだと信じて、暑くなるのを待ちたいと思います。

 

 

さて、特に見るものもないので帰ろうと思うのだけど、この辺りからは家の近くへ行くバスがない。

その時ふと、「以前乗ったバスがこの近くを通ったな・・・」と思い出したので、そのバスが走る幹線道路を目指して歩くことにしました。

ま、これがそもそも迷子の原因。

そして更に。

 

 

 

目の前の公園をぐる~っと周るのが面倒くさかったので、斜めにショートカットしてしまえ!とせこい考えを起こしたのがもう一つの迷子原因。

 

 

さて、この公園。

 

 

一見、街のみんなの健康づくりにも一役買ってます風の、憩いの場のようなのだけど。

 

 

 

走ってる人、一人もおらんぞ。

 

 

・・ていうか。

 

 

誰もおらんぞ。

 

 

なので当然。

 

 

公園の一角にある遊園地コーナーは、寂しさ爆発。

 

 

 

象さんも、はじけてるだけに物悲しい。

 

 

 

アヒルさんに至っては、涙を誘う。

 

 

 

なんやねんっ! この公園には鳥しかおらんのかっ!?

 

 

と思ったけど、かろうじて数人、韓国人親子、そして中国人の老夫婦が公園でまったり過ごしていました。

 

 

それにしてもこの公園。 出口がなかなか見つからない。

勝手に「こんな広い公園なら数か所出口があるやろ」と考えて歩いていた私があほでした。

ようやく出口にたどり着いた頃にはすっかり方向感覚が狂ってしまい、唯一の命綱といっても過言ではない例の簡単な地図からはもはや外れた場所に来てしまったようで。

 

 

 

 

 

ココ、ドコデスカ???

 

 

目的とする幹線道路の標示は目にするものの、歩いても歩いてもたどり着かない。(っていうか、中国、広すぎるぞっ!)

 

 

こっちの方向だというのは間違っていないのだけど、一体道路がどんなふうにつながっているのか見当もつかず、ただひたすら歩くのみ。

前方に人影が見えるけど、あれは単なる散歩なのか、それとも私と同じく幹線道路を目指して歩いてるのか・・・。

 

 

車だけは頻繁に通るので、最悪どうしようもなくなったらタクシー拾えばいいか・・・と歩き続けること1時間以上。

ようやく見えてきました。

 

 

 

この広い道!

 

 

そして。

 

 

 

バスの窓からよく目にしたメルセデス・ベンツ!!!

(この日ほどメルセデス・ベンツを身近に感じたことはない)

 

 

 

というわけで何とかバス停に到着し、午後のながいなが~いお散歩(+迷子)は無事終了。

ちなみに前方を歩いていた2人も目的地は同じバス停だったようで、まさか普段もあれだけの距離を歩いてバス停に向かってるんやろか? (それとも私と一緒の迷子さんか?)

 

教訓。

 

お出かけ時は“ちゃんとした”地図とコンパス、必需品。

 

 

・・・それ以前に、最初っからタクシー乗って帰れって?