北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

雅びやねぇ 京都『修学院離宮』

2012-04-19 17:52:46 | 2012.4 日本一時帰国

ここ数日の日記は自由すぎる人々の連続だったので、今日は気を取り直して一時帰国の時の話をちょこっと。

私の帰国に合わせて父親があらかじめ申し込んでおいてくれた『修学院離宮』の参観へ行ってきました。

 

 

皇居警察の方が警備する門から入ると、ひろ~い敷地内に上、中、下3つの離宮がありまして、説明を聞きながらテクテク歩いて参観する1時間15分のコースです。

 

 

 

三つの離宮はそれぞれ松並木で結ばれていて、ここを馬車が通ったとか。 ぱからんぱからん。

 

 

 

 

階段下りてったら途中で切れてましたわ、みたいな棚・・・でありますが、実はこちら、『天下の三棚』と言われる違い棚のひとつです。

ちなみにこの前の日、これまた三棚のひとつである醍醐寺三宝院の棚を見てきたばかり。 

たった2日で天下の三棚のうち二つを制覇してしまうとは・・・。 自分でも気づかなかったけど、実は私、棚マニアだったのかもしれない。 

 

 

それにしても手入れの行き届きっぷりが半端ないお庭に、思わずため息をもらし。

 

 

 

龍の姿に見立てて作られたという中の島がぽっかり浮いてる池を眺め。

 

 

 

『一二三石(ひふみいし)』をおもむろに数えてみたりなんかすると、もれなく麻呂気分が味わえます。 

 

 

 

和歌でも詠んだろかいな。

 

 

 

・・・いい句がうかばなかった上に、小雨まで降ってきたので、唐突ですが修学院離宮レポはこれにておしまいとさせていただきます。

 

 

 

さて、私が修学院離宮で麻呂気分に浸っている間、家では麻呂風のにゃおがお留守番中。

 

 

 

麻呂風??」

 

 

 

目の上の黒っぽいのが、なんとなく麻呂っぽいにゃおはん。

 

 

   

麻呂にゃおは、どこかアンニュイ。