エジプトで2500年前の木棺100基発見

2020-11-18 14:22:30 | 日々思うこと
エジプトで木製の棺100基がカイロ近郊のサッカラ
階段ピラミッド近くで見つかったそうだ。
棺の状態もよく金の装飾や表面に描かれた模様も
色鮮やかに残っていて、中にはミイラが納められて
いたという。2500年以上前のものとみられる。
先月も59基が見つかっていたらしい。
今年最大の考古学上の発見。

ツタンカーメンが日本に来たとき家族で京都まで観に
いった。
それを後にカイロの博物館でもう1度見ることができ
た。
やはり砂漠の中では保存状態がよいらしい。
あの広大な砂漠の中にはまだ何があるか分からない。

新疆ウイグル自治区の首都ウルムチ市の博物館で
「楼蘭の美女」に会ったことがある。
タクラマカン砂漠の東楼蘭で発掘されたミイラである。
アスターナ古墳群からはミイラが沢山出たようで
千仏洞、古城などでもミイラの話はあったけれど
凡庸な見物人にとってはあまり楽しくなかった。

それにしても地球は広い。
まだ知らないものがいっぱい埋まっているのだろう。
日本でもいろいろ発掘されている。
土の下深く眠る昔の人の暮らし。
思いを馳せると結構楽しい。

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灯台の光

2020-11-16 13:57:59 | 日々思うこと
2,3日前の夕刊に「志摩・安乗埼灯台に壁画」
という記事が載った。
近くに住む高校生が小学4年生の時夏休みの
宿題として描いた絵が高く評価され、
「灯台絵画コンテスト」で金賞に輝いた。
入場者が少ないのが悩みだった鳥羽海保が
白亜の美しい灯台を広くアピールしようと
地元の少女が描いた美しい絵を飾ることに
した。
今垂れ幕で飾られているそうだ。

わたくしは灯台が好きだ。
ただ灯台は当然だがどこも遠い。
昔近くまで行った下田・石廊崎灯台は
2年前に行ったときは近づけなかった。
足摺岬灯台も遠く、バスにずいぶん長く乗った。
能登半島最先端の禄剛埼灯台は迷った末、日程
をやりくりして訪れた。
昨年行った山口の角島灯台も元乃隅稲成神社と
共に1日がかりだった。
観音崎、御前崎、伊良湖、出雲日御碕・・などなど。
でも4度は訪れた和歌山串本の潮岬灯台が
一番お気に入りかなぁ。

犬吠埼灯台は佐藤春夫の「犬吠埼旅情のうた」
を読んでわざわざ出かけて行った。
”ここに来て をみなにならひ 名も知らぬ
草花をつむ みづからの影踏むわれは
仰がねば 灯台の高さを知らず~~”
わたくしも若かった。

今灯台は道しるべの役割をしていない。
船乗りはGPSで位置を知ることができる。
でも、遠く、長く航海をしてきた船乗りに
とって灯台の光は我が家に帰ってきたとの思い、
やすらぎがあることだろう。
外国旅行から帰ってきて飛行機の窓から富士山を
眺めた時の気持ちと同じに違いない。
「やっと無事に帰ってきた!」
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新型コロナがひたひたと~

2020-11-14 15:21:29 | 日々思うこと
新型コロナがひたひたと近づいてくるような
気がする。
感染者が急増して都会だけでなく当市でも
焼き鳥屋でクラスターが出たり、隣の市にある
芸能事務所のタレントがいたり、それを見に行
った40歳も過ぎた男性の家族が感染したりと
どんどん増えている。

木曜日、予約したあった整形外科に行こうと
タクシーの配車を頼んだら「混んでるので少し
お待ちいただけますか」ということだった。
余裕をもって頼んでいるので何とかなるだろうと
思っていたらわりに早く来てくれた。
ところが行ってみいたら医院はガラ空き。
すぐに呼ばれて終わり。
「お変わりないですか?」「はい」「いつものように
お薬だしておきます」たったこれだけ。
もらったお薬はビタミンDとシップ剤。
往復タクシーに乗って来るまでもないのだが
医者は次3週間後と留めおきたがる。

歯医者も歯の掃除に隔月に来るようにと言われて
いるけれど痛くもないのに濃厚接触の極みなので
もう半年余り行っていない。

帰りのタクシーで「今日は忙しかったの?」って
聞いたら車の台数を減らしているのだそうだ。
夜のお客がまったくなくなって夜担当の運転手は
辞めているらしい。

昨日近所の友人が「○○○接骨院がしばらく休業する
と張り紙がしてあるけれどまさかコロナじゃないよね」
と電話してきた。その接骨院は我が家の3軒向うの
ご近所さんだ。
まさかとは思うけれど接骨院も濃厚接触になる。
患者が減ってきているのかもしれない。

近くのかかりつけクリニックには1か月以上前から
PCR検査ができる車とそれにくっつけてテントが
張ってある。
ここは病棟がないので陽性者は近くの総合病院に
送るのだろう。

何処へも行かず、人にも会わず自粛生活をしている
のに感染者の棒グラフの山はどんどん高くなって
いく。
この山はどこまで伸びるのだろう?
天辺はどのあたりで留まるのか。
経済も大切だけれど「人の命」はもっと大切だ。



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話す力

2020-11-10 13:52:52 | 日々思うこと
作家の平野啓一郎氏が「菅首相の答弁能力の悪さ
を懸念」と述べている文章を読んだ。

[学術会議の6人を任命しなかったことについての
蓮舫氏の質問に対して首相がしどろもどろで的確
に答えられず代わって加藤官房長官が整然と答える
姿に首相の即応能力のなさを危ぶんだ]という記事
である。
もっと踏み込んでこれでアメリカ、拉致被害者
交渉の北朝鮮、ロシアのプーチンなどと渡り合えるか
とも言及したとのこと。

外国との交渉は優秀な通訳もいることだし首相の
意をくんでうまく話してくれるとも思われるけれど
確かに菅氏の所信表明演説の読み間違いの多さも
含めて「話す力」が弱いという印象を受ける。

首相に限らず「話す力」「訴える能力」は大切である。
多くの人がケネディやオバマの言葉に魅了された。

同僚だった後輩が何かの会で発表することになった時
内容はとても素晴らしいのだけれど、いつもぐちゃぐちゃ
話すので「ゆっくり、きっぱり話すのよ」と忠告した
ことがった。
何時もの会議でも彼が話し出すと皆うんざりしていたのだ。
これは多分活舌の問題で今も電話の向うで何を言ってい
のか分かりにくい。

「話す」ということは聞き手に「分かって」もらうことで
ある。「おしゃべり」とは違う。
文章でも同じことだと言える。「書く」ことは「分かって」
もらうように書かねばならない。
これがなかなか難しい。
でもブログの良さは「独り言」でも「つぶやき」でも書ける
ことである。
そこに救われてこうして駄文を綴っている。


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明日は夫の祥月命日

2020-11-08 13:20:44 | 日々思うこと
明日は夫の祥月命日。
彼が逝ってからの月日は長かったような
あっという間だったような。。
毎日「あなた」と心の中で、時には声に出して
呼びかけている。
何を語りかけたいわけでもないのだけれど・・。

相談する相手がいなくなってすべてを1人で
決断せねばならなくなった。
友人たちやご近所さんたちには「しっかり者」
と思われているらしいけれど、それは1人で
行動したり1人で旅行したりするからで実は
そんなに強いわけではない。(背も低く
両親の遺伝で色は白く、顔がちっちゃいので
大人しく、可愛く見えるはずなんだけれど(笑))
実家の弟夫婦や皆さんに助けられて過ごして
きたけれど基本的には自分のことは自分で
決めねばならない。
長く働いてきて自分で考えて行動しなければ
ならなかったから自然と身についたものだとも
思う。

また、物覚えの悪さと記憶力の乏しさは先天的な
ものらしく克服しようもないけれど、そこそこの
自立心と思い切りの良さ(決断力)はあるようで
それで何とかこの世をしのいで生きてきたような
気もする。

年が明けて少し新型コロナが落ち着いてきたら
何度誘われても行く気持ちになれなかった
あの夫が倒れてそして逝ってしまった温泉の街
へ思い切って行ってみようかな。


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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・