エジプトで木製の棺100基がカイロ近郊のサッカラ
階段ピラミッド近くで見つかったそうだ。
棺の状態もよく金の装飾や表面に描かれた模様も
色鮮やかに残っていて、中にはミイラが納められて
いたという。2500年以上前のものとみられる。
先月も59基が見つかっていたらしい。
今年最大の考古学上の発見。
ツタンカーメンが日本に来たとき家族で京都まで観に
いった。
それを後にカイロの博物館でもう1度見ることができ
た。
やはり砂漠の中では保存状態がよいらしい。
あの広大な砂漠の中にはまだ何があるか分からない。
新疆ウイグル自治区の首都ウルムチ市の博物館で
「楼蘭の美女」に会ったことがある。
タクラマカン砂漠の東楼蘭で発掘されたミイラである。
アスターナ古墳群からはミイラが沢山出たようで
千仏洞、古城などでもミイラの話はあったけれど
凡庸な見物人にとってはあまり楽しくなかった。
それにしても地球は広い。
まだ知らないものがいっぱい埋まっているのだろう。
日本でもいろいろ発掘されている。
土の下深く眠る昔の人の暮らし。
思いを馳せると結構楽しい。
気候上の問題が大きいと思われますが砂漠地帯では昔のままの状態で掘り出され、博物館に移されてもそのままの姿で観ることができます。
装飾品は美しく2500年以上も前にこんな技術があったのだと感心させられます。
このサッカラの木棺の上をラクダで歩いたのかもしれないと感慨無量です。