私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

図書館で

2013-12-06 16:40:29 | 日記
December 6. 2013

12月4日(水)
理数点訳の会の忘年会が、原宿の「南国酒家」という中華料理店であった。私たちは1000円だけ出して、あとは会が持ってくださったようだ。お料理はおいしかった。久しぶりで大勢の人の中、しかも点訳について日ごろ実行していることを話すという順番のマイクが回ってきて、よけい疲れた。私は新人なので何も話すことはないが、校正に出す段階で完璧な形で出すようにという指摘を受けたことがあったので、そのことが心に響いたということを話した。しかし現実にはそんなことはあり得ない、だから校正というシステムがあるのだと思っている。こういったところが、いかにもボランティアのいやらしさだ。技術を習得した人が校正の中で人を育てていくのではなくて、自分たちが習得した力を固持して理想論を口にする、これでは人は育っていかないですよね。

12月5日(木)
点訳したデータを点字印刷機で打ちだすために、午後から代々木八幡経由で理数点訳の会の事務所(実際はこの会を主宰されている方のご自宅の一部)に出かける。友人のご主人様が書かれた本をいただいたので、出版のお祝いに、駅前の花屋で紅白のシャコサボテンの鉢を届けてもらうことにした。ご夫妻とも音楽家なので何事にも派手で、私とは生活のレベルが違う。気持ちだけということにしていただいた。点字印刷に時間がかかり、帰宅したのは5時を過ぎてしまった。

12月6日(金)
点訳したデータが刷り出されて送られてきて、それを原稿とすり合わせて校正するのが一番面倒だ。特に英語の場合は略語が入るので1ページ校正するのにも時間がかかる。 ちょうど図書館に届いている本もあったので、図書館に出かけ、社会人枠の勉強室で3時間ほど机に向かった。先日借りてきた小川洋子さんの小説はあまり面白くなく、やっと手元に届いた薬丸岳『有罪』は、何となく読後に気が重くなる本だった。いま車中では河合速雄『心の最終講義』(新潮文庫) を読んでいるが、いかにも車中で読む本だ。今日図書館で借りてきた本、 平田敏子『スバらしきバス』(幻戯書房)は、このところの本への物足りない気持ちを取り去ってくれそうだ。図書館でだいぶ勉強(?)したので、今夜はこの本を読もう。

ブログに書いた3日間の出来事は、あまりにも面白みがなく、書いていて読んでくださる方に申し訳ないと思う。今年最後の月を、何かわくわくするようなことをして過ごしたいが。

画像は、妹のメールから、「ヤマハッカ」。シソ科の花だそうだ。

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