July 25, 2017
国民はバカではないと、最近の政治の姿を見ていると感じる。また、少しほっとする。私のように、直接世間と深くかかわっていない高齢者にとって、新聞とテレビぐらいしか情報は入ってこない。独り、政治の劣化を嘆いているばかりだったが、そうばかりではないようだ。まず「損托」という言葉から明らかになるいろいろな事実は、利益に群がる醜い人の姿と、眼をつぶることができない良心を持つ人の姿をあぶり出している。抱える問題は複雑で、単純には割り切れないとしても、あの平家物語の最初の一節、「驕れるもの久しからず」が頭に浮かぶ。ついぞ見たこともなかったテレビの国会中継が面白い。
夏のベランダの花は「ベコニア」ぐらいで淋しい。手入れをする体力がなくなってきているので、駅前まで出かけ、切り花の黄色い薔薇を買ってきた。花は小さくても薔薇は薔薇。殺風景な部屋が少し変化してみえる。帰宅して少しすると、昨日アマゾンで注文した体重計が届いた。壊れたまま久しい体重計だったが、体重は健康のバロメータである。特に最近のように水分をやたらとっていると、これが体重に何か影響があるのか調べてみたい気もしてきた。さて、体裁がピンクでかわいかったから決めた体重計は中国製らしく、説明書の日本語がまったく理解しがたい。いろいろいじっているうちに疲れてきたので、体脂肪や筋肉の指数などどうでもいい、体重だけはかれればということにして、あちこちいじるのはやめた。値段も体重測定だけで十分なものだ。若ければ手で下げて持って帰れるような重量のものでも、最近のわが身には無理だ。したがってアマゾンショップを利用するのだが、少々の不満は残るが仕方がないだろう。
画像は、買ってきた薔薇。