私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

王様の耳は...

2020-05-15 15:11:09 | 日記

May 15, 2020

初夏を飛び越えて真夏がやってきたような暑い日々である。さらにコロナウイルス騒動もあり、とてもさわやかな季節を味わってとはいえない気分だ。ブログも怠けてばかりいる。ここ数日感じたことを書こう。人はだれしも秘密を抱えている。大げさな意味ではなく、まあ個人の心の中にしまっておいてもいいようなことである。しかしこういったことでも、家族という単位では、秘密ではなくなることがあるようだ。外部には言わないが、ここでは特に秘密にすることもないだろう、といった具合だ。個人の意識を尊重する国の場合はどうかわからないが、日本では日常のことだ。同居する家族を持たない私も、いつの間にか、話す相手の後ろにいるその人の家族を頭に入れて話すようになっている。私も、「王様の耳...」ほどではないにしても、小さな秘密を抱えて日々を過ごしている。

さて、今まで何のこだわりもなく過ごしてきた事柄に小さなストレスを感じるようになったのは、やはり、今世界中を覆っているコロナウイルスのせいかもしれない。自粛という言葉はひとつだが、その内容は人さまざまだ。どうやら私は、この自粛という言葉に、敏感に反応して、発散できない重苦しい気分でいるようだ。秘密と呼べないような些細なことが、心に重くのしかかる。そんなわけで、今日は駅前に買い物に行き、いつもは買わないようなケーキを、自分のために買って帰った。これでまた肥満の原因を作ってしまったが、コーヒーを入れて、ゆっくりと過ごしたひと時で、元気を回復した。買ってきたばかりのワックスを床に塗り、小さな環境ではあるが、自分を取り巻く世界を整え、未来に小さな灯をともした。今日は、自分の単純な性格を良しとしたい。

ここまで書いてベランダに出ると、小鳥が雌雄で、私のベランダのオリーブの木にとまり、さかんにさえずっている。私が近づいても逃げないのは、人なれしているのだろうか。なんだか幸せな気分になり、この2羽と戯れた。画像は、ベランダの小鳥。

 


旅への思い

2020-05-01 09:27:59 | 誕生日の翌日

May 1, 2020

5月1日(金)
昨日は誕生日だった。何人かの友人や姉妹から言葉をかけてもらったが、特になんということはない過ぎていく日常の1日だ。自粛ムードで、外出もままならないが、小さなケーキを買ってきて、1日遅れの誕生日をひとりで祝った。さて今日も五月晴れ、まあ駅前までは出かけることにした。文具で少し買いたいものもある。

5月6日(水)
ブログを書きかけたまま、忘れて数日が過ぎてしまった。いろいろなことが衰えてきていることを実感する。家に閉じこもっているのもよくないようだ。パソコンに向かいながら、亡くなったばかりの妹のことが頭をよぎる。また自分の行く末のことを案じたりする。今、日本国中を包み込んでいる沈滞ムードに、私も感染したということなのだろ。気分を変えよう。

すぐ下の妹に指摘されて思い出したことだが、昨年は、広島への旅を計画していて、背中の圧迫骨折で実現できず、姉と妹が住む中部地方で一休みして、妹の家族と奈良へ日帰り旅行をしたのだった。今年は、亡き妹が残してくれたものを使って、広島への旅を実現させたい。でもその前に妹の納骨で、姉妹が東京の寺に集まることになるだろう。妹の旅立ちは悲しいが、ゆっくりと残る姉妹で供養することで、この重苦しい空気を変えていきたい。

画像は、よく出かける駅前の歩道で撮った。今の季節、何処も花、花である。