私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

新型コロナウイルス

2020-02-25 10:32:29 | 日記

February 27, 2020

2月25日(火)
前のブログでも書いたが、何となく落ち着かない。新型コロナにかかった人を、犯人捜しのように追いかけるメディアにも腹が立つが、そんなニュースに振り回されがちな自分にもうんざりする。ここ数日春の陽気が続き、駅前あたりに出かけたいところだが、急行の止まる駅で、最近は、新宿以西の拠点のようになりつつある街に、とても出かける気にはなれない。 そんなわけで、点訳のためにパソコンに向かう時間が増えた。ここは腹を据えて、点訳三昧の日々を送ろうと思いつつ、何となくむずむずしてくる。
 
2月27日(木)
入院している友人を、当人の妹さんと見舞う予定だったが、病院が見舞い人を自粛しているという連絡が入った。新型コロナの影響で、いろいろなイベントも中止になっている。こういう事態には、何か声高に言うことはない。何よりも、この風邪の当事者になっている人たちのことを考えると、心が痛む。それは明日自分の身にかかることかもしれない。家にこもって静かにしているにかぎるだろう。
画像は、妹のメールから。
 
 

 

 
 
 
 

ざわつく世の中

2020-02-21 10:12:14 | 日記
February 21, 2020
 
新聞もテレビも、新型コロナウイルスのことでいっぱいだ。友人が入院して病院に見舞いに行ったりしていることもあって、なんか気持ちが落ち着かず、ブログのことは忘れていた。こういう時こそ、世の中の動きを気をつけて観察しなければならない、と思う。国会で変な法案が通ってしまわないよう願いたい。
 
とはいっても、まずわが身が大切だ。住まいがあるのは川崎市だが、急行で最寄りの隣の駅がある都市は、東京都だ。そこで、ウイルスの新しい患者が出たというようなニュースが報道されていた。冷静にと思いながら、何か身構えてしまう。2月の末に予定されていた、点訳の勉強会が延期という連絡が入いり、ひとまずほっとした。
 
世の中の騒ぎを別にして、私の日常は穏やかに過ぎていく。料理について書こう。このところ、白和えに凝っている。最初は、新聞に出ていた「セリの白和え」だったが、この料理は、栄養の点でも素晴らしいと思う。和える材料をいろいろ変えて、しばらく楽しみたい。一人暮らしだと、料理もたんぱくになってくる。新聞に載る料理の情報は、貴重だ。

ラジオ深夜便

2020-02-03 09:30:39 | 日記
February 3, 2020
いつの間にか2月に入っていた。行動のうえでは何も忙しいことはないのだが、心が忙しい。先日病に倒れた同年の友人のことや、抱えている点訳についてなど、自分の頭の中で整理して済むことが、なかなかスムーズにいかない。昨日は、いつも利用している小田急線の急行の止まる駅近辺を案内してという友人と彼女のお嬢さんを案内して、商店街を少し散策し、ランチを食べて別れた。私がこの地に越してきたときは、周辺は森ばかりだったところだ。
 
振り返ってみると、何の縁もない土地に越してきて、いつの間にか、私の人生で一番長く住んでいる場所になった。今病床にある友人や、その御家族との交流で、ささやかな人脈もできた。冬の日差しが差し込む部屋で、パソコンに向かいながら、たぶんこの地で最後の日を迎えるのだろうと思ったりもしている。
何となく感傷的な気分になるのは、今深夜のラジオで朗読されている、林芙美子作『浮雲』が耳に残っているからかもしれない。私の中では、たくさん読んできた海外のものを含む小説の中で、5本の指の中に入る名作だ。もちろん読書会でも取り上げ、私はレポーターをさせてもらった。久しぶりに手に取り、心に残る最後の場面を、声を出して読んでみる。このごろ目も悪くなっているので、俳優の朗読で名作を味わうのもいいなと思う。
 
ここまで書いて、入院している友人の妹さんから電話があり、午後から一緒に見舞うことにした、毎日でも出かけたいが、土、日は、ご親族や学生時代のお友達などがみえていると思い、遠慮した。病床が空き次第、リハビリ専門の病院に転院されるとのことだ。住まいからはさらに近くなるので、もっと行きやすくなる。何しろ頑張ってと心の中で声をかける。画像は、ベランダのパンジー。