私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

ラジオ・深夜便

2021-06-15 18:26:28 | 日記

June 15, 2021

眠れぬままに、ラジオ深夜便を聞き、いつのまにか寝るというというのが、私の1日の終わりだ。昨夜は、今朝になるかもしれないが、カズオ・イシグロの作品の訳者である、土屋正雄氏が登場していた。途中で眠ってしまったようで、記憶があいまいで申し訳ないが、お話は興味深かった。私たちは、土屋氏の訳でカズオ・イシグロの作品を読んでいるのだから、当然、そこには土屋氏が存在している。しかしあまりそういうことは考えたことがなかった。改めて土屋氏の語ることばを聞くと、翻訳者の姿が見えてきた。海外の作品を読むことが多いので、これからは、翻訳者を頭に入れておきたいと思った。

私が年をとれば、友人も年を取る。「人の振り見て我が振り直せ」ではないが、いろいろと考えさせられることの多い日常だ。私の当面の問題は、記憶力の劣化だ。それもそのスピードの速さには、我ながら恐怖さえ感じる。特に一人暮らしで、近くに親族がいないので、なかなか緊張を強いられる日々だ。最近は目に見えるところに、忘れてはいけないことを書いて張り付けている。小さな黒板もあるのだが、どうもそれでは足りないようになってきている。困ったものだ。

ブログを再開しての発見は、記憶が持続しないので、何か書きたいことが思い浮かんだら、すぐにパソコンに書き込むという早業だ。まあ見直したり、書き直したりできる範囲の中でのことだが、どこまで続けられるだろうかと、足を踏み入れたばかりで、心細いことばかりが頭をよぎる。月並みな言葉だが、まあ頑張ろう。


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