私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

粗大ごみ

2019-03-27 13:37:07 | 日記

March 27, 2019

いつの間にか3月も残り少なくなった。わくわくした気分で4月を迎えたころが懐かしい。いっぺんにできないので、少しずついらないものを整理している。今日は、いらなくなって置いたままになっていた古いプリンター、ラジカセ、掃除機などをまとめて、粗大ゴミに出すことにした。処分代金のシールを用意したりすることはできても、この大きな器具類を、住まいの決められた粗大ごみ置き場まで持っていくことは、とても私の力ではできない。手助けのない老人への支援はあるが、何とか自力でできないかと模索している。なにはともあれ、暖かい陽気に誘われて、部屋の中を片付けることは楽しい。不要になった大きなプリンターにビニールをかけて、ベランダ用の椅子にしたのには、我ながら上出来だと思っている。ずっと一人で暮らして、もちろんいろいろな方々にお世話になってはきたが、何とか乗り越えてきた。しかしこれからは、そうもいかないだろう。老人天国といった言葉があるが、これからの日本、何でもお金で解決するような世の中にならないような行政をお願いしたい。

桜の季節だ。今週末はたぶん満開になるだろう。近くの公園に散歩がてらでかけてみよう。この頃目が悪いこともあって、夜の外出は避けているが、夜桜もちょっと覗いてみたい。たまたま点訳に携わっていることもあり、生まれたときから目の見えない方たちは、桜をどんな風にイメージしているのだろうかと思ったりする。また、こういった私の表現も適切ではないかも知れない。今回住まいの改装の際、ベランダの荷物、特に植木鉢類の片づけが大変だった。ベランダ園芸はきっぱりやめようと思いもしたが、花屋の店先に並ぶ春の花の鉢を目にすると、誘惑にかられる。買い物ついでに、切り花の花束を買って帰ろう。

画像は、妹のメールから。桜の画像を入れたかったのだが、パソコンの調子が悪く、うまく写真が入らなかった。少し疲れてきたので、今回はここまでで。3月28日、さくらの写真が撮れたので、画像を差し替えます。

 


拾得物受理通知書

2019-03-16 09:43:30 | 日記

March 16, 2019

新宿警察署から届いた封書を開けると、2月27日に新宿で紛失したシルバーパスの入った定期入れが届いているとのことだった。毎日使うものなので再発行してあったが、なくなったと思っていたものが見つかるのはうれしい。週明けに新宿署に顔を出すつもりだ。

今年は花粉が例年よりもたくさん飛んでいて、花粉症にかかる人が増えているという報道がある。私は大丈夫だと何の根拠もないままに思ってたが、大きな誤算だった。何事も自分の身に降りかかって初めて痛みがわかる。うっとうしい日々を過ごしている。毎日駅前まで出かけていた散策をやめて、身辺の整理を始めた。いつでもできると思っていたことの一つだ。ものをため込むことはしないとはいえ、まず衣類の片づけから始めると、不要なものが次から次へと出てくる。それを袋に詰めてごみ置き場に持っていく。公団なので、一般家庭よりは捨てやすい。

物のない時代を生きてきた身にとって、捨てるということに勇気がいる。それでもだいぶすっくりしたので、からになった引き出しを一つベランダに置いた。幸いこの住まいは、ベランダが通常の高層住宅のベランダよりは広い。終の棲家となるであろう場所に、余分なものは置かずに、しかし快適に暮らすことを心がけたい。老いの身で、何事にもさっさと運ばない苛立ちはあるが、時間はいくらでもある。少しずつやればいい。点訳はわきにおいて、読書会の本『宝島』の続きを読む。あまり知らなかった沖縄の現実が目の前に現れる。考えてみると、東京の近郊の都市に住んで、戦後の日本の事情に疎いままに年を重ねた。米軍基地も他人ごとのようだった。なんか悲しい。でも読み続けなければ。読書会での皆さんの意見も聞いてみたい。

画像は、妹のメールから「クリスマスローズ」。


春ですね

2019-03-12 15:21:56 | 日記

March 12, 2019

3月11日(月)
年ごとに全身におそってくる衰えを感じながらも、春の暖かい日差しが部屋に差し込むと、生きていることを実感する。昨年パソコンを買い替えたが、点訳は古いパソコンを使っていた。点字はインターネットは関係ないので、ワープロのように使ってなかなか調子が良かったものの、さすがにメモリー不足の警告が出始めて、点訳も新しいパソコンに移行することにした。しかし、これが難しい。何しろ機械のことは全く無知である。使っている点訳ソフトの会社に電話して教えてもらおうとするのだが、こちらも、もちろん私よりは精通しているとはいえ、パソコンの専門家ではない。そうこうするうちに2,3時間は過ぎていく。結局、点訳ソフトがバージョンアップしていて、古いのはもう使えないとか言ってくる。なんか時間と頭脳の浪費だと思いつつ、粘って粘ってやっと解決する。

今日はもうパソコンには触れまいと思い、夜テレビをつけると、日本で一番IQ が高いという若者が登場している番組だった。こんなに四苦八苦しているのは自分の頭脳にも関係があるなと少しがっかりしつつ、同時に、IQが普通でも、こうして点字を打ち、少しでも目の見えない方の役に立てば、それもありかなと、投げ出したくなっていた気持ちに気合をいれた。

3月12日(火)
ベランダから見えるコブシの木のつぼみが膨らんで、今にも花びらが開きそうだ。今年は1,2,3月と住まいの公団の住宅の改装が続き、工事用の鉄枠が張り巡らされていて、花どころではなかった。それもやっと完了し、うっとうしかった囲いも取り外された。すべてが新しくなり、新装開店といった感じだ。賃貸なので負担はゼロで、前にも触れたような気がするが、住まいに恵まれたことに感謝したい。

午後から駅前まで出かけ、火曜セールとか言って割引されている店で、「ストック」の花束を買った。そういえば去年も同じようなブログを書いたなと、薄れかけた記憶を頼っている。花束を抱えてバスに乗ると気持ちが晴れ晴れとし、ここ2,3日欝々していた気持ちが消えていく。妹からも写メールが届いているので一緒に載せよう。画像は、「あせび」、「クリスマス・ローズ」、「ストック」。

          


映画「ボへミアン・ラプソディ」

2019-03-02 10:58:44 | 日記

March 1, 2019

何とか今年も冬を乗り越えることができた。妹や英語を習いに来ている高校生に勧められて、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てきた。ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレデリック・マーキュリーの伝記映画だ。ゴールデングローブ賞やアカデミー賞に数々の部門で受賞している。話題の映画なので、もうずいぶん前から上映しているのに、満席に近かった。ストーリーはよくわからなかったが、音楽を楽しむことができた。映画は、駅の南口にある芸術作品を上映する映画館で見ることにしているが、最近あまり見たいと思うものがない。今回は、北口の商業施設の上階にある「イオン・シネマ」に行ってきた。ヘッドフォンに入っているこの映画のサウンドトラックを聞かせてくれた高校生と、来週は話題ができた。スマホのいろいろな使い方も、この青年に教えてもらっている。

映画を見る前に、図書館に寄り、予約してあった本・彩瀬まる『やがて海へ届く』(講談社)を取りに行き、映画の開場までの時間を読んでつぶした。同じ著者の『不在』を読んだばかりで、新聞の広告にこの本をみつけて、図書館で借りてきた。私にはまったくなじみのない作家の作品を少し読んでみたいと思い、この作家もその一人だ。しかし、昨夜眠れぬままに聞いた川端康成の短編の朗読と比べると、このこと自体が間違っているとは思うが、すべてにおいて物足りない。急に川端康成の全作品は読破したいという思いに駆られた。

画像は、妹のメールから「アネモネ」。母が好きだった花だ。手ごろな鉢があったら買い求めたい。