私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

晩秋

2016-11-02 17:09:16 | 日記

November 2, 2016

大きなコルセットを背負い杖をつきながら、骨折して以来初めて自分の足で駅前まで出かけた。これから週1で病院に皮下注射のために通わなければならない。いつまでもタクシーというわけにもいかない。寒空の下だったが、日差しが出た頃を見計らって家を出た。銀行や郵便局に立ち寄る用事もだいぶたまっている。骨折してからまだ半月しか経っていないのにずいぶん時が過ぎて行ったように感じられる。久しぶりで外を歩くと、季節が晩秋へと移り変わったためか、すべてが寒々しく目に映る。早く何かおいしいものを料理して食べたいが、小刻みに包丁を使うようなことができない。すき焼きの材料を買って、いつものバスで帰宅した。

ベッドに横になってラジオに耳を傾ける時間が多い。時報ごとに流れるNHKのニュースを聞いていると、4年先のオリンピックの話題ばかり続いている。その間に大切な法案が国会を通過していくようで怖い。大正デモクラシーと言って浮かれている間に徐々に右傾化していった日本の歴史を振り返るとき、この頃の社会情勢が気になる。支持政党の人ではないが、小池都知事にはエールを送っている。しかし日本は東京だけではない。もっときめの細かい報道姿勢が必要ではないか。メディアよ、しっかりしてくれ。

夕方友人が、京都旅行のお土産だと言って、「くらま辻井」の山椒じゃこを届けてくださった。暖かいご飯に添えれば食欲も増すだろう。感謝していただこう。画像は、「はぎ」。しばらく前に、団地の庭で撮った。晩秋にふさわしいとは言い難いが。


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