私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

熱海へ

2013-11-10 12:38:39 | 日記
November 9, 2013

11月8,9日(金、土)  
8日は忙しい1日だった。午前中は飯田橋、午後は小田急線線参宮橋駅近くの会場でそれぞれ別の点訳の会の例会があり、終わってから点訳でご一緒しているKさんの熱海のお宅に、同じグループの方2人と出かけた。若い方ばかりだったので私は遠慮したのだが、結局出かけることにした。何かいやいや参加したみたいな言い方だが、そんなわけではない。いろいろなことをひとりでは出来ない点訳の世界、人との交流も大切だ。私は点訳を始めたのが70歳になってからで、 どうしても若い人と一緒に組まなければならないことが多くなる。点訳することに関しては別に問題ではないが、点訳を離れたお付き合いとなると少しわだかまりがあるのは事実だ。でもそんなことはどうでもいい。久しく旅行など出かけたことがない私が、一泊とはいえ観光地へ小旅行できるのは、こんな機会を与えてくださったグループの方々のご配慮によるものだ。

例会を終えてKさん宅についたのは6時過ぎ、あらかじめ頼んでくださっていた熱海ならではのお刺身をいただき、私は足湯だけにしてもらったが、建物についている温泉に入り身体をほぐした。Kさんは、ご主人様が亡くなられ、お1人になってこの熱海のマンションを買われて住まわれたのは今年の7月とのこと、何もかもがゴージャスで驚きの連続だった。こういった施設にはゲストルームが用意されていて、私たちは安い価格で泊まることが出来た。丁度例会で出された宿題を抱えていたので、それを、パソコンをお借りして3人で交互に点訳したり、使っている点訳ソフトの、私が知らなかった使い方などを、点訳では先輩のお二人に教えてもらった。点訳の会で知り合った仲間同志ということもあって、点訳の話で夜が更けるまで盛り上がってしまった。翌日はのんびりとお宅を出発し、熱海駅近くでちょっと豪華な昼食を済ませ、熱海の街をそぞろ歩いて帰宅した。坂が多い街なので少し疲れた。

画像は、Kさん宅のベランダの前に広がる熱海の海、晴天ならば左の方に房総半島が望めるとのことだが、この雲が低く垂れこめた静かな海の風情は、いつまでも眺めていたいほど美しかった。