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ぽかぽか春庭「納涼食事会」

2018-08-04 00:00:01 | エッセイ、コラム
20180804
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記燃える夏(2)納涼食事会

 7月27日、家を2時間早く出て、出勤前に夫実家の片付けにいきました。台風が来るというので、ごみ片付けに行ったのです。玄関前においといたゴミの袋が強風によって破れたりゴミが吹き飛んだりしたら大問題。

 夫が定期的に実家に泊まりに行って、郵便受けの片付けなどしてきたのですが、入院中はそれもままならず。私と娘が不定期に実家のようすを見にいっていたのですが、27日金曜日は、ごみ片付けがおもな仕事。

 プラスチックゴミの日だったので、たまっていたプラスチック類を出し、植木屋さんが玄関まわりを刈り込んで枝や葉っぱをビニール袋に詰めておいてくれたのを、雨の前に玄関先においたままにしておくとまずいと夫が言うので、家の中に入れておくことにしたのです。おいたままにして、葉っぱの一枚でもご近所にとんでったら、迷惑となります。住宅街ってたいへんだな。

 燃えるゴミは水曜日なのですが、8時までに集積所に出さなければならないので、早起きがたいへん。その点、団地のごみ出しは、毎日ダスターシュートに入れればいいし、缶や瓶も毎日ゴミ置き場に出せるから、ゴミを自宅にためておく必要はなし。

 病室へは娘が顔出ししていますが、娘の話によると、夫は、「かーちゃんは急に怒り出して訳わかんない」と言ったそうで、こちらのストレスはまったくわかっていないようす。
 往復3時間かかる通勤、仕事を終えてから病院へ行くだけでも疲れは溜まるのに、夫は気軽く「事務所の着信記録メモして。メダカに餌やれ。事務所のゴミ出ししろ」と、言ってくる。

 夫にとっては何でもない日常作業なのでしょう。メダカの餌やりは私でもできます。でも、私には、事務所の留守電に記録された電話番号を書いてこいという指示が、ほんとうにストレス溜まる作業でした。でも、こちらの気持ちはとんと伝わっていませんでした。夫にとって、電話番号書くことがストレスになるとは思っていませんから。
 
 今年の夏、夫事務所の古いエアコン、パワーがなくて、あまり役に立たなかったかもしれません。病院で快適な温度の中にいることができた夫、いちばんの避暑三昧です。

 そんな「夫原病(夫源病)」ストレスも解消しようと、女子会、毎年恒例のジャズダンスサークルの納涼食事会に参加しました。9月発表会の準備の話し合いを兼ねての食事会を、例年通りスパゲティ屋さんで。

 ピザやスパゲティをワイワイととりわけ、おしゃべり。
 6ヶ月ほど「他の習い事をしてみたいから」と、金曜日夜にボクササイズに通っていたコズさんも復帰し、他サークルから臨時参加のアキちゃんも納涼会にきてくれて、7人での食事。
になりました。

 コズさんは、ジャズダンスじゃないものも習ってみたいと一念発起し、エアロビやボクササイズをやってみたのですが、すぐに飽きてしまったそうです。ダンスは、先生の振り付けが難しすぎて、ついていくのがたいへん、と私も思っているのですが、昔一度だけやってみたエアロビは、動きが単純ですぐに飽きたことを思い出しました。むろん、世界チャンピオン大会などで見るのは、ステップもとても工夫されていましたが、初心者用のエアロビステップは、単純です。

 ダンスが楽しい、ということのほかに、私にとっても、今のジャズダンスサークルは、とても居心地のよい仲間たちなのです。気兼ねなくしゃべれて、互いを気遣いながらも遠慮ないことばを言っても受け入れられる仲間。貴重です。

 サラダのほか、ピザとスパゲッティを人数分とって、みなで小皿にシェア。
 みやちゃんの初孫さんの写真をケータイ回して「かわいい!」と言ったり、ミサイルママの「熟年恋愛」の進展をきいたり。

 これまでのカレシとのお付き合いでは、ミサイルママが相手に尽くしすぎて疲れてしまうというパターンが多かったのですが、今度のカレシは相手の家を訪問したとき「晩御飯、僕が作るから、座ってゆっくりしていて」という人なので、いっしょにいてとても居心地いいし癒される、とのろけていました。お姫様のように大事にしてくれるのだそうです。

 「彼が仕事から完全にリタイアしたら彼の故郷でふたりして暮らすかも」というミサイルママに、とも子さんは「前のカレのときも、3年付き合ったら彼の住まいに引っ越すから、ダンスは続けられないって言っていたよね」とつっこむ。元カレとは2年半すぎたあたりからぎくしゃくして、3年目に別れました。別れのいざこざはつらかったけれど、それも今カレにであうために必要なことだった、とミサイルママは笑っていました。人生、無駄はない。
 
 ミサイルママは、今年の発表会で、ジャズダンス歴32年の中で、はじめてソロ曲を踊ることにしました。彼の田舎に引っ越したら、ジャズダンスもやめてしまうかもしれないから、その前に、記念にソロ曲を踊ることにしたんですって。

 ミサイルママが踊るセビジャーナス。6月の某所でミサイルママがセビジャーナスを踊ったとき、今カレ、見にきていました。9月には、私もミサイルママのうしろで振り付けまねしながら、踊ります。

 
 ミサイルママがソロ曲として選んだダンス曲は、ボサノバの名曲「おいしい水」原題は「Água de beber」。
 「生きていくためには水が必要。それと同じくらい、私には愛が必要」という内容の歌。ボサノバのリズムにのって、軽やかに踊るミサイルママ。今カレ、きっとアツい拍手をおくることでしょう。

 納涼食事会で、さらにアツい話を聞いて、スパゲッティもおいしかったけれど、ミサイルママのノロケにもご馳走様、でした。

<つづく>
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